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think の後には、普通、節を続けると思います。しかし、あるテキストに、think what kind of *** to do のような文章がありました。そのテキストの文脈で読んでみると、確かに違和感はないのですが、普通は、thinkの後に、疑問詞が来る場合、その疑問詞は、節の構造を持つのが普通だと思います。
どういう場合に、think what kind of book to read というような言い方ができるのでしょうか?

A 回答 (4件)

まず、think what kind of *** to doのパターンは、"think what kind of*to" で検索するといくつもヒットします。



例えば、
・They don’t have to think what kind of kiosk to put up, or the design and dimensions that malls or commercial centers require for tenant applicants. We are going to lay it out all for you,” added Africa.
http://209.85.141.104/search?q=cache:7y-s41vtH9A …ページのほとんど最後)

(1)
さて、まず、動詞の後の構造の2つのパターンを整理しておきます。
1. ”wh-疑問詞節”
2. ”wh-疑問詞+to 不定詞”

このパターン2(”wh-疑問詞+to 不定詞”)の構造を後に従うことができる動詞には制限があります。
安藤貞雄著『現代英文法講義』(p.180)によれば、ask, decide, discover, forget, guess, find out, know, learn, remember, see, think, understand, wonderなどで、いずれも、「次のことは不明である」(it is unclear)という前提のある環境で用いられるそうです。

この一連の動詞中にthinkがあることにご留意ください。

(2)
それでは動詞thinkで例を見てみましょう。
1. “think+wh-疑問詞節” の例:She couldn’t think what she should try next.
2. ”think+wh-疑問詞+to 不定詞” の例:She couldn’t think what to try next.

このように、1のwh-疑問詞節の主語S’が主節の主語Sと同一の場合に限り、2が可能になります。
(このことは、上掲書と共に、小西友七編『基本動詞辞典』(p.1622)にも書かれています。)

(3)
「どういう場合に、think what kind of book to read というような言い方ができるのでしょうか?」

⇒ 
ご質問のthink what kind of book to readも上のパターン2の一種ですから、最初に挙げた例文のように、主節の動詞thinkの主語と”to read”の意味上の主語が同一である場合に「think what kind of book to read という言い方ができる」ということになります。

この回答への補足

ありがとうございます。

結局、一種の省略構文だと言うことなのでしょうか?

>主節の動詞thinkの主語と”to read”の意味上の主語が同一である場合に「think what kind of book to read という言い方ができる」

ということは、Think what kind of book (you are) to read. からのyou areの省略と考えれば、ごく普通の主語+be動詞の省略ですが、そうであれば、わざわざ、

>このパターン2(”wh-疑問詞+to 不定詞”)の構造を後に従うことができる動詞には制限があります。
>安藤貞雄著『現代英文法講義』(p.180)によれば、ask, decide, discover, forget, guess, find out, know, learn, remember, see, think, understand, wonderなどで、いずれも、「次のことは不明である」(it is unclear)という前提のある環境で用いられるそうです。

と言うような説明は必要がないように感じられてしまいます。

特に、
>いずれも、「次のことは不明である」(it is unclear)という前提のある環境で用いられる
と言う部分がよく分かりません。

少なくとも、think of what kind of book to do のような言い方はできないようですから、what kind of book to read は、節と同じと意識されているはずです。

つまり、次のような疑問が残るのです。
1.間接疑問文は、すべて、主節との主語や時制のずれがないときは、to do を使うことが出来るのか?
2.そもそも、目的語の位置に来る「節」と、「疑問詞+to do」 とは、どう異なるのか?または、主語位置に来る場合も含めて、「疑問詞+to do」は、節と同じと考えて良いのか。単なる省略表現であり、簡潔さを出す表現というだけなのか?

実を言うと、節と言う感覚そのものが、時々、???と感じてしまうのです。主語+動詞の組を持ったものと言う定義がされているように思うのですが、小節と言う文法用語では、もっと幅を持った形で使われているように思います。結局、主語と動詞と言う組は、典型的な節の構造だと言うだけであり、究極的には、時制が示されれば(つまりto不定詞であっても)、それは節だと考えるのかと、時々感じるのですが、どうなのでしょうか?

補足日時:2008/08/18 20:18
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>しかし、あるテキストに、think what kind of *** to do のような文章がありました。



その文章をすべて書いてみてくれますか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。NHKのラジオ講座にあった文章です。今手元にテキストが見当たらないので、後ほど、補足欄に書きます。

お礼日時:2008/08/18 19:43

think what kind of book to readの語順はダメです。


think about what kind of book to readならOKです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。自分もそう思っていたのですが、結構、同様な使い方がされている様子なのです。

お礼日時:2008/08/18 19:41

こんなシチュエイションはどうでしょう。


Think what kind of books to read if you want to be a scientist in the future.
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この回答へのお礼

ありがとうございます。文章としては、自然に感じますが、どういう場合に自然になるのか、そこが問題です。

お礼日時:2008/08/18 19:39

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