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二酸化炭素による地球温暖化が問題になっていますが、私は逆だと思うのですが・・・。 つまり、公転軌道か何かの影響で、地球の気温が上がって、それが原因で海水の温度が上がって、海水に溶けている二酸化炭素が揮発して大気中の二酸化炭素が増えていると考えるほうが、自然だと思うのですが間違っているのでしょうか??

A 回答 (7件)

地球温暖化の主な原因は二酸化炭素でなく、太陽活動です。


1900年代後半は現代極大期で、過去400年でもっとも太陽活動が活発でした。「現在から過去70年間の太陽活動レベルは例外的に高く、同程度の規模での活動は8000年以上前に遡るものである。」とされています。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD% …
太陽活動の気温への影響のタイムラグは15年位です。

20世紀の太陽活動の変化による光の強さの変化は0.2%ですが、0.3度前後の温度上昇をもたらします。過去100年の温度上昇は0.7度ですから、これだけでも半分近くを占めます。
http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/mat009j/p …
太陽活動の変化により、紫外線強度は8%も変化することが知られていて、成層圏上部のオゾン層の温度を上げることを通じて、対流圏に影響を与えています。

また、太陽活動が活発になると、太陽風速度が高まり、大気圏に入ってくる宇宙線が減少して、雲の核が減少し、雲による日射の遮りが減って、地表まで届く日射が多くなりますから気温が高くなります。
これがスベンスマルク説で、IPCCは検討したが十分な証拠がなかったという理由で取り入れていませんが、宇宙線強度と下層雲の量、太陽活動と9000~6000年前のオマーンのモンスーン、過去6億年の宇宙線強度と温度には明瞭な相関があり、天文学的要因が気候に大きな影響を与えています。http://www.mission-k.net/globalwarming/cosmicray …

太陽活動が不活発だった極小期はいずれも寒冷な気候となり、京都のヤマザクラの開花が遅れていることからも、太陽活動と気温の密接な関係がうかがわれます。
http://www.envi.osakafu-u.ac.jp/atmenv/aono/CliH …
また、アルプスの氷河は太陽活動が活発な時期に後退し、極小期に前進することを繰り返しています。
http://stesun5.stelab.nagoya-u.ac.jp/study/sub8. …

ダルトン極小期まで続いた小氷期は1800年代はじめに終了し、以後は太陽活動の活発化に伴い、気温が上昇傾向になっています。
太陽活動の変化による温度変化の波は数百年規模ですが、これを大波とすると、その大波の中で変動する小波に相当するものが、25~30年でプラスとマイナスを交互に繰り返す太平洋十年規模振動(PDO)指数です。
PDO指数は1915~1945年はプラス、寒冷化が心配された1945~1975年はマイナス、温暖化が心配された1975~2000年はプラス、2000年以降はマイナスの傾向となっています。世界の平均気温の変化を見ると、PDO指数がプラスの時期に温度が上昇し、マイナスの時期に下降、あるいは横ばいとなっています。
2000年以降の世界の平均気温が上昇せずに横ばいとなっているのはPDO指数がマイナスとなったためと考えられています。
http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/db/climate/p …
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/tem …
http://wattsupwiththat.com/2010/04/25/prediction …

温暖化炭酸ガス原因説は誤りです。
温暖化炭酸ガス原因説では、炭酸ガス濃度が高まると、地表から宇宙に出て行く地球放射を吸収し、宇宙に逃げていく放射が減少して、下向き大気放射が増加するから温暖化すると模式図等で説明しています。
ところが、地表から出る地球放射のうち、炭酸ガスが吸収できるのは波長15μmの赤外線で、15μmの上向き地球放射と同じ大きさの下向き大気放射が地表に戻ってきているのです。ということは現在の390ppmでも温室効果は100%発揮済みであり、15μmの地球放射で炭酸ガスが吸収しきれずに宇宙まで出て行っているものはありませんから、現在以上に炭酸ガス濃度が高くなっても、温室効果の増大はありません。
http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kisho/kish … 近藤純正先生のHPの図34.6
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1% …

地球放射の全波長域で見ると、熱収支図の地球放射390のうち、宇宙まで直接出て行く大気の窓領域の放射40以外の350は水蒸気、炭酸ガスなどの温室効果ガスや雲に吸収されて、そのうち、324が水蒸気や炭酸ガス、雲からの再放射で大気放射として地表に戻っています。
350と324の差の26は大気の窓領域の放射が曇天時などに黒体としてふるまう雲に吸収されて雲を暖め、地表に戻らずに雲の上面から宇宙に向けて黒体放射した分と考えられます。
大気の窓領域関係分の40+26は炭酸ガスが吸収できない波長ですから、炭酸ガス濃度が高くなっても数値は変化しません。熱収支図で見ても炭酸ガス濃度の上昇によって変化する箇所はありません。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/01/01080 …

炭酸ガス濃度が増すと、15μmの吸収波長域が長波長側と短波長側に広がるから、温室効果が高まるとの主張がありますが、それは水蒸気が存在しない架空の世界での話で、実際の空気には炭酸ガスの50倍近い水蒸気が含まれていて、広がるはずの波長域と吸収波長が重なっています。従って、広がるはずの波長域は水蒸気によって既に吸収されてしまっていますから、炭酸ガス濃度が増しても温室効果は高まりません。

炭酸ガスに一度吸収された地球放射は半分が上向きに再放射され、炭酸ガス濃度が増すと、吸収と再放射を繰り返して宇宙へ出て行く距離が増すから温室効果が高まるとの主張がありますが、地表では15μmについて上向き地球放射と同じ大きさの下向き大気放射が観測されています。
従って、炭酸ガスが吸収して上向きに再放射した分は吸収と再放射を繰り返し、結局、全部下向きになって地表に戻ったことになります。15μmの地球放射と大気放射の差引はゼロで、宇宙に出て行く放射はありませんから、上記の主張は誤りであることがわかります。

成層圏のような低温低圧の高空は未飽和だから、炭酸ガス濃度が増すと、温室効果が高まるという説がありますが、人工衛星からの観測では炭酸ガスが吸収可能な波長15μm(波数670/cm)について、気温-53℃(220K)の成層圏下部からの放射をとらえています。0.1気圧では、わずか1mの空気柱でみると吸収は未飽和でも、実際の成層圏下部の厚みははるかに大きく、数十m、数百mの空気柱で考えると、吸収は飽和していますから、炭酸ガス濃度が高くなっても、温室効果は高まりません。
http://www.warwickhughes.com/papers/barrett_ee05 …
http://www.sundogpublishing.com/fig9-13.pdf 1mの空気柱、0.1気圧での炭酸ガスによる赤外線の吸収スペクトル
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/taikitoumi/taiki … 太陽スペクトルと大気の吸収の図 炭酸ガスは高度11kmでも15μmの吸収率100%

1865年に炭酸ガスが温室効果ガスであることを発見したチンダルは、実験で炭酸ガス濃度を2倍にしても炭酸ガスによる吸収が増えないことを明らかにしていますので、1900年頃の科学者はアレニウスの温暖化炭酸ガス原因説は論破されたと考えていました。
後生になって、誤っている温暖化炭酸ガス原因説が主流になっていますが、上記の3つの例のように、どの主張でもチンダルの実験結果に基づいた結論をくつがえすことはできません。

1万年前後の間氷期と10万前後の氷期の交代は、公転軌道の離心率、自転軸のゆらぎ(歳差)、自転軸の傾きが北半球の夏の日射量を変動させ、氷床変動が地球全体の気候を変えるというミランコビッチ・サイクルによるものであることが定説になっています。
http://tgr.geophys.tohoku.ac.jp/JSPS/no3.html
氷期、間氷期の温度と炭酸ガス濃度には非常に高い相関があり、温度が変化した結果、炭酸ガス濃度が変化します。
氷期と間氷期の温度差を7度とすると、氷期と間氷期の炭酸ガス濃度の差は100ppmですから、0.7度温度が上昇すると、炭酸ガス濃度は10ppm高くなります。
従って、過去100年の炭酸ガス濃度の上昇100ppmのうち、10%は自然起源、90%は人為起源です。
海水のpHは少しずつ低下していますから、海は温暖化による炭酸ガスの放出源でなく、人為起源炭酸ガスの一部の吸収源です。自然起源10ppm分は温度上昇に伴って土壌や泥炭中の有機物の分解が促進されたことによるものです。
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そのものズバリなQ&Aが、国立環境研究所から出ています。


http://www-cger.nies.go.jp/qa/22/22-1/qa_22-1-j. …

この方々の紹介される内容は、世界中の何百何千人もの専門家のチェックを受けた「科学的に正しい結論」です。
そういうチェックを受けていない、「科学的に正しいかどうかわからない」ことを声高に宣伝する人がいますので、注意して下さい。いい加減な意見をたくさん垂れ流すのは、誰にでもできてしまいます。参考URLもどうぞ。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/地球温暖化に対する懐疑論
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地球温暖化の原因は温室効果ガスの大部分を占めるのが大気中の水蒸気です。

海水や樹木から蒸発してできる大気中の水蒸気の量は太陽活動と無縁ではありません。この水蒸気の増加が地球温暖化の主原因である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A9%E5%AE%A4% …
http://jp.encarta.msn.com/encyclopedia_116157667 …

大気中の水蒸気の量はコントロールできないので人間が関与している温室効果ガスのみが注目されその削減が問題化されています。
京都議定書で排出量削減対象となっている、温室効果ガスには、炭酸ガス(CO2)の他にメタン(CH4)、亜酸化窒素(NO2),フロンと代替フロンガス、一酸化炭素、炭化水素、オゾン、アンモニアなどのガスである。

メタンやアンモニアはヘドロや家畜の糞尿から発生します。
韓国は1988年以降、家畜や人の糞尿や河川や港湾から浚渫した汚泥など韓国で発生するこれらの廃棄物の70%を日本海、東シナ海(黄海)、朝鮮半島の南側海域、及び日本海の日本の経済数域内に国の政策として海洋投棄し続けています。日本の場合はこういった発生物の0.2%を海洋投棄しています。(世界で最も汚染された汚い海が韓国周辺の日本海と朝鮮半島から中国にかけての海域と英国とデンマークで挟まれた海域という事が明らかにされています。)これらの海域には、原子力発電所(火力発電所もある)が沢山設置(日本52基、韓国14基、中国?)されていてる。この海域および日本の周辺海域の海水温の上昇は、世界の海の海水温の2倍以上になっていて、海水からの炭酸ガスの放出に大きく影響している可能性があります。原発の熱エネルギー効率は32%前後で、総発電電力(原発の電力は日本の電力の42%位)の2/3が熱排水として海に1年24時間放出されています(放出基準は海水温+7℃)。最近の天候不順や漁業資源の異変や越前くらげの大量発生、鬼ヒトデの大量発生による海藻焼けなどの原因になっている可能性も否定できません。海水は大気中のほぼ50倍もの炭酸ガスを溶かす能力があります。逆に言えば海水温のわずかな上昇で大量のCO2が大気中に放出されます。クリーンな原子力エネルギーを作る過程で海水温を温めて、大量のCO2を海水中から大気中に放出させている可能性があります。

海水中に溶けた炭酸ガスは、植物プランクトンや珊瑚によって炭酸カルシウム(石灰石と同じ)として固定されますが、海水温が32℃を超える回数が増えると珊瑚が死滅して白化しますが、この現象が地球規模で起こっています。珊瑚が死滅すれば、海はCO2の吸収する機能を現状で停止してしまいます。今以上に海水温が上昇すれば海はCO2の発生源に変貌する可能性がありますね。
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#2です。


科学の問題と経済の問題を一緒にしてはいけません。経済優先の考えが化石燃料の使用を促進しているのは事実ですが、それで温暖化の原因が化石燃料ではないということにはなりません。

たとえば、太陽光パネルを作れば発電自体はクリーンだが、パネルを作るのに多量のCO2を出すので無意味だ、と主張する人がいますが、その主張には長くそれを使用した場合のトータルCO2量が考慮されていません。それを主張する人も馬鹿ではない筈なのになぜそのような主張をするのでしょう?お金が絡んでいるからですよね。

また、省エネエアコンを作るとその時はCO2排出量が増えますが、問題は「今」ではなく「トータル」の排出量ですので、そこをきっちり見ることも大切です。
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この回答へのお礼

経済が絡んでくると、矛盾を感じてしまうんですよね。
だから、完璧に完成されたものを、世に出すのは賛成なのですが、
完成品までの商品(まあまあ、環境に配慮した新製品)のようなものを
商品として世の中に出すと、それはやがて、ゴミになってしまうので
製造メーカーは、利潤追求の前に、一回立ち止まって、考えて欲しいのです。

自分自身、製造メーカーで働いており、日々、矛盾を感じて生活して
いて、質問させていただきました。
回答ありがとうございました。

太陽光パネルにしても、耐久性など、しっかりしたものを製造して欲しいですよね。

お礼日時:2008/08/25 06:12

どちらも起こっています。


二酸化炭素が増えることで気温が上昇します。二酸化炭素は連続的にゆっくりと増えているので、気温の上昇も長期的にゆっくりと上昇しています。
気温が上昇することで二酸化炭素が増えます。気温は二酸化炭素以外の原因でも変動しますので、それにやや遅れて二酸化炭素の変動が見られます。

長期的な変動を説明するのは、現在二酸化炭素の量しかありません。将来他の原因が見つかる可能性も0ではありませんが、低い確率です。現在はこの仮説に従って対策を行うのが妥当と思います。
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IPCCのもとで調査している研究者たちは馬鹿ではありませんし、多分野の専門家がいますので、当然そのような方面からも研究がなされています。

色々な方向から調査して、最終的に出された答えが、化石燃料が原因であるということです。はじめは化石燃料原因説に懐疑的であった研究者も、研究が進むにつれて化石燃料が原因であるということを認めています。

この回答への補足

なんか、エコエコ言いながら、新しい製品をどんどん作っているので、
結局、CO2が増えていくんじゃないでしょうか??
例えば、エコバックなんかは、本当におかしな話だと思います。
今まで持っていた、袋を大事に使っていくことが、エコなハズなのに、
新しいエコバックを買うことでどんどん生産して、結局CO2出ているじゃないですか・・・。

なんか、経済を循環させるために、先進国がグルになって僕らをだましているような気がしてならないんですけど・・・。

本当にCO2減らすならば、現代の大量生産大量消費を控えることが
第一にすることなのに、そこはサミットなどでも言わないのが、
なんか、げせないんですよ・・・。

IPCCの調査してる人たちが、頭いいのは分かってますけど、
CO2の温室効果がどの程度なのか、はっきり分かるような
報道がされてないのも、変だし・・・。

とはいえ、回答ありがとうございました。

補足日時:2008/08/24 20:34
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はい。


海水温が上昇すれば、海水に溶けている二酸化炭素が抜けやすくなります。

ならば、海水温を上昇させるにはどうしたらよいか?
・・・という疑問が、次に来るわけです。

さて、温室効果以外に、温室効果と同じぐらいの程度で、それを説明する効果は、果たしてあるでしょうか?
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