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先週排尿時にひりっとした痛みがあり婦人科を受診しました。
尿検査の結果、膀胱炎ということで抗生物質をもらって帰り飲みました。
薬も飲み終わり、排尿時の痛みはそれほどなくなったなと思っていたのですが、性交の時にひりひりする痛みを感じました(膣)
今までひりひりした痛みは感じたことがなく、膀胱炎ではなくて膣が炎症なのかな?とか思っています。
先日の受診では尿検査のみで内診は行っていません。
内診してもらった方が良いでしょうか?
それとも膀胱炎の時には性交痛もあるのでしょうか?
教えていただけると嬉しいです。

A 回答 (1件)

 semmさん こんばんは



 薬局を経営している薬剤師です。

 まず膀胱炎ですけど、薬局に「膀胱炎だ」と勝手な判断で薬を買いに来られる患者さんの多くは「膀胱炎」じゃなくて「膀胱炎もどき」と言う事を知っていますか???膀胱炎とは、本来外部からバイ菌が入った結果として膀胱や尿道が炎症を起こして色々な症状を起こす病気なんです。しかし冷えや疲れ等で「膀胱炎」に似ている症状を起こす場合があります。この事を「膀胱炎もどき」と言います。
 膀胱や尿道の中には、常在細菌と言って常時細菌があります。たとえば腸の中にビフィズス菌等の常在細菌が有るのと同じですね。それらの細菌のおかげで膀胱や尿道に外部からバイ菌が入るのを防いでいるんです。しかし冷えや疲れ等で膀胱や尿道の機能が低下してしまうと、本来常在細菌として膀胱や尿道に存在する菌に膀胱や尿道が負けて、膀胱炎状の炎症を起こす場合があります。この場合、本来なら膀胱や尿道の機能を回復させる事で治療すべきなんだと私は考えます。この状態は膀胱や尿道が常在細菌に負けた状態なので、常在細菌の量が減れば膀胱や尿道が常在細菌に負けないで済む訳です。医師は以上の事を重々承知していますから、本来の外部からバイ菌が入って起こった膀胱炎でない状態であっても(つまり「膀胱炎もどき」)、悪さしている常在細菌量を減らすために抗生物質を投与するんです。これは本来膀胱や尿道の機能を戻す治療をすべき状態であったとしても、抗生物質を使った方が手っ取り早く症状改善を出来るからなんです。

 ところで「膀胱炎」や「膀胱炎もどき」を起こしてしまった冷えや疲れがある状態は、その冷えや疲れが悪さするのが「膀胱」や「尿道」だけだったら良いのかも知れませんけど、世の中そんなに安易ではないんです。冷えや疲れが悪さするのは体中と言えます。したがって病気と言うレベルまで悪さしないまでも、膣だって悪影響を受けています。そう言う時にパートナーの男性の方が普段と同じだけのピストン運動をしたとすれば、弱っている膣表面をペニスで擦ってしまって不快感(痛み)を起こす場合だってあり得ます。場合によってはその行為が原因で「膣炎」を起こしてしまう場合だってあり得るわけです。
 本来の「膀胱炎」とは、冒頭に記載した通りバイ菌が「膀胱」や「尿道」に入って起こす症状です。「尿道」と「膣」は近い位置にありますから、「尿道」にバイ菌が入ってしまう環境ですと「膣」にもバイ菌が入ってしまう可能性だってあり得るわけです。そう言う環境の場合、「膀胱炎」と一緒に「膣炎」を起こしてしまう可能性だってあり得ます。たとえそれが病気と言うレベルまで行ってなくても、「膣」にダメージを与える可能性はあり得ます。その時に普段と同じピストン運動をされてしまった結果として不快感を感じる場合だってあり得ます。

 以上少し難しい話をしたかと思いますが、この様な理由で「膀胱炎」を起こした時に「性交痛」を起こす可能性は考えられます。

 以上何かの参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

sionn123さん、詳しくご説明いただきありがとうございます。
確かに冷えと疲れで体がまいっていた時期でした。
今まで膀胱炎になったことがなかったので不思議だったんです。
抗生物質を飲み終わって数日経っていただけでしたのでやはりまだ無理だったんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/06 18:55

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