プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

35歳女性です。先日、北海道に嫁ぐ友人を見送るために上野駅地下ホームに行きました。ちょっと一昔前のドラマみたいな雰囲気を感じました。彼女にお別れの言葉を言ってから北斗星号はゆっくりと発車して行きました。やはり通勤電車が発着するホームとは何か違うと思いませんか?妙に列車横の行き先表示や案内板の”札幌”の文字が北への旅立ちを醸し出すのですが・・・。発車時の車掌さんの無線交信の声も通勤電車では行われないですよね。彼女を乗せた列車のテールランプが見えなくなるまでずっと見続けていました。涙が溢れ出てしまいました。やはり新幹線ホームとも違う何かがあるのでしょうか?

A 回答 (7件)

私は東京生まれの東京育ちで、上野駅自体に特別な感情はありません。


ただ、スキーをやるので、長野新幹線が開業するまでは18番線を
よく使っていました。
あのホームは、言葉では言い表せない特別なものがあります。
廃止になる時は、少し寂しかったですね。

新幹線のホームには、何も感じません。
これから旅行という、ワクワクしたものも感じません。
普段利用する、山手線ホームなんか・・・

同じ駅なのに、不思議ですよね。
    • good
    • 0

新幹線がまだ開通してない頃、冬の朝、隣の鶯谷駅から屋根に雪を満載した夜行列車が次々と上野にむかってゆく風景をあたりまえのように見ていました。

北陸、信越、上越、東北、奥羽などの各地から続々と到着、冬の関東は快晴の空に列車から線路際に落ちた雪のかけらがまぶしく見えました。夕方からは未明にかけて今度は、東北、北陸、上信越の各地へと下ってゆく列車の車窓に見知らぬ土地への憧れを夢見たこともありました。それらの列車達はたいがいが上野駅地下ホームの「常連」さんでした。そんな時代の山手線で例えば鶯谷から上野へ乗ってくると両手に荷物を抱えた人々が聞きなれぬ訛りの言葉を交わしながらどっとのりこんでくるのです。質問者さまがお生まれになった頃の上野駅のスケッチです。ですから、札幌へ発つご友人を見送られた風景は大切に思います。やがて夜行列車が遠い昔話になる日もそんなに未来の話ではないことでしょうから。

この回答への補足

ありがとうございます。「冬の関東は快晴の空に列車から線路際に落ちた雪のかけらがまぶしく見えました。」この言葉が気に入り感動しました。皆さんの話では北斗星号もそんなに余命はなさそうですね。素敵なレストランカーやサロンラウンジカーが連結されており発車時にスタッフが深くお辞儀をしながら出発してゆくシーンは感動的ですね。やはり鉄道会社は新幹線に乗せて売り上げアップを図りたいところでしょうか?これも合理化ですか?致し方ないところですよね。

補足日時:2008/09/19 23:59
    • good
    • 0

 地下ホームではなくて、地上ホームでしょうか? 地下ホームは


新幹線です。
    • good
    • 0

「北への起点駅」といった上野駅の持つイメージを醸し出している筆頭が、質問者さんがご友人を見送られた行き止まり式の地平(一見地下のように見えるけど、正確には「地下」ではなく「地平」)ホームだと思います。



日本ではあまり見られない行き止まり式の多数のホームとその先の広いコンコース、照明はあるものの上に常磐線の高架が覆いかぶさっているがゆえの暗さ、「みちのく」東北へ向かうといったイメージもあって、同じ大規模ターミナルである東京駅とは違った独特の雰囲気を持っているのが上野駅です。

実はこの地平ホームからは東北線や高崎線の電車列車も発車するのですが、同じ電車でありながら、あの独特の雰囲気のせいか、山手線・京浜東北線並びのホームから発車するものとはちょっと違った感じがしてしまうのですよ。

昔は、上に書いたような情景に加え、東北線などの列車待ちの人の列やそれらの人たちのざわめき、駅コンコースに飛び交う東北弁を始めとした東京とは異なる言葉の渦、列車に連結された荷物車に荷物や郵便物を積み込むために構内を走り回る荷物台車、と今にも増して上野駅だけが持つ独特の雰囲気が漂っておりました。

かの歌人石川啄木が「故郷の 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく」と詠ったのは、この上野駅の地平ホームとそれに続く改札外コンコースのことなのですが、この歌からも判るように、東北から上京する人たちが必ず経由する上野駅は、東北地方をそのまま持ってきたような雰囲気があったのですね。

後の新幹線開業によって上野駅を発着する長距離列車は大幅に減ってしまいましたが、それでもまだ地平ホームには新幹線や他の上野駅ホームとは異なった、遥か北への旅へ誘う雰囲気が残っているのでしょう。

新幹線は確かに日本の交通体系に大変革をもたらしましたが、その速度と便利さといった得たものの代わりに、旅情や遠い地への憧れと羨望、列車の長い旅がもたらす普段の日々とはかけ離れた移動感と非日常感といった失ったものも多いと思います。
そんな失われたものの片鱗を今もなお残しているのが上野駅のホームであり、そういった普通では得がたい感覚をお友達を見送る際に感じられたのではないでしょうかね?

この回答への補足

何だか癒されるような文語的な紀行文のような回答です。感動してしまいます。背筋がゾッとします。(好きな音楽を聴いたときのような・・・) 津軽海峡冬景色の歌詞の冒頭は他の回答者さんもおっしゃるような列車のことですか?

補足日時:2008/09/19 23:47
    • good
    • 0

ああ!上野駅!・・・的な面影を残すのはあのホーム近辺だけになってしまいました。

そういえば現在この辺に石川啄木の歌碑もありますが、これは一時期新幹線のコンコースにあった気がします。そういえば「ああ上野駅」の歌碑もどこかにあったな・・・・。
老朽化した北斗星どころか製造後10年のカシオペアさえ新幹線が青森に延伸したら廃止の可能性が高いようです。今の9,10番線経由で東北・常磐線と東海道線をスルーさせる工事が完成するころにはあのホームも改装され昔~今の面影はなくなってしまうはずです。どれも後数年限定なので、一度北斗星に乗ってご友人に会いに行かれては?
    • good
    • 0

こんばんは。


まず、嫁がれるご友人様おめでとうございます。これからの更なるご健闘とご健康をお祈りいたします。
さて、北斗星号、13番線ホームから発車でしたかな?13番線ホームは地上ホームとなっております(既に指摘されておられていますが)。見た感じ、地下鉄にいる感覚で勘違いしますね。その空間(?)のせいでしょうね。
さてはて、自分は8月末に上野から寝台特急「あけぼの」に乗車しましたが、見送りした友人の後日談によれば、「今度会えるのはいつかな~?」って思ったそうです(現実、新幹線で「来い!」と言われれば「ヘイ!」という距離ですが)笑)。
やっぱり、同じ通勤ホームであっても、車両が違う(ブルートレイン)からか発車ベルが鳴った瞬間、通勤電車にない独特のリズムが感じてしまうのでしょうかね~?車両の色が青色だから?日常的にありえない光景が、ここでは日常的に行われているから?いろいろあると思います。
新幹線はサット消えてしまいます。だから、次の挑戦にトライできるのですが、寝台特急はゆっくりと消えます。その時間差が自分の心に「ゆとり」を与えてくれたのではないかと思います。従って、「ありがとうと言えなかった気持ち」が溢れてきたのではないかな?(勝手な判断でごめんなさいね)
最後の余計な一言で、更にごめんなさい。
北斗星にご乗車されたご友人様の別れの瞬間をずっと忘れないで、自分の心の財産として、しっかりとした生活が送れることを祈願いたします。
    • good
    • 0

 失礼ながら、最初にタイトルを見たとき、「上野駅の新幹線ホームで旅情??」と思ってしまいました。

広小路口や正面入口から入っていった所にある、行き止まり式のホーム(他の方のご回答にあるように、地下ではなく地上ホーム、正式には地平ホーム)の事だったんですね。

 分かります、分かります。全く同感です。

 私は信州人ですが、母が東京出身で、小さい頃から良く東京へ連れて行ってもらいました。まだ碓氷峠がアプト式だった時代です(私の年齢は詮索しないでください 笑)。列車はもちろん電車でなく機関車がひく客車、長野県内はSLが幅を利かせていた頃、高崎で機関車が電気機関車に付け変わり、次第に都会に近づいてきたと感じました。そして赤羽を過ぎて上野。何本もの焦げ茶色の電車(山手線や京浜東北線・常磐線だということはあとで知りました)が高い方の線路に上っていくのに対し、私たちの乗った汽車は薄暗いホームに滑り込んで行きました。そして、列車を降り、ホームの先頭方向へ、機関車の横をすり抜けていくと、ずらっと並んだ改札口。子供心に「ああ、これが東京なんだ」と思ったものです。

 帰りは、改札口から入っていくと、汽車の一番後ろが見えており、この汽車に乗るんだ、とも思いました。

 大人になってからも、仕事や私事で上京する事も多いのですが、特急(新幹線ではない)「あさま」は高架のホームから発車する時代が長かったので、ちょっと損をしたような、「あさま」が、地平ホームから出る東北線の「はつかり」「ひばり」より格下に扱われているようで、物足りない気がしていました(確かに発車時刻を見ても、「ひばり」全盛時は「あさま」は「ひばり」より格下扱いでした)。
 今でも、都合で高崎線や宇都宮線の電車に乗るとき、上野駅の到着ホームが地平ホームだと、何か得をしたような気がします。

 同じ行き止まり式のホームでも、大阪の天王寺駅にはない雰囲気ですね。

 回答というより感想、それも、出発ではなく到着する側からの感想になってしまいました。

この回答への補足

回答ありがとうございます。私の感覚が違ったのか地平ホームのようですね。皆さんのおっしゃるとおり一見地下に見えますね。地下ホームは新幹線用ですね。回答者さんの文面にも旅情がたっぷりと感じられます。やはりみんな在来線特急のほうがお好きなようですね。私は鉄道のことはよく分かりませんし女性同士の旅行でもエージェンシーのツアーパックを利用しますので旅情は薄いです。ただ私の亡き祖父が旧国鉄の技術専門職だったので父の話では「急行津軽号」などとよく言っていたそうです。文面の最後の方がそんなにおいがするのですが・・・いかがでしょうか?

補足日時:2008/09/19 23:13
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!