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着物の喪服を仕立てることにしました。お金に余裕がある訳ではなく数回しか使わないものなので諦めようと思いましたが、今後母も数回着る機会ができるので
非常識かもしれませんが、2人で使うように誂えます。それで私はかなり肩幅が広く、母は肩幅が狭いです。手の長さは同じくらいです。こういう場合着物の兼用って難しいでしょうか?それとも着物は肩幅はあまり関係ないでしょうか?  それとやはり、夏用も誂えた方が良いでしょうか? 今は冷房がありますが、それでも夏に冬用を着るのは変でしょうか? 
低予算で抑えたいのですが、ある程度質の良いものを作りたいです。
なにか良いアドバイスがあれば教えて下さい。

A 回答 (5件)

着物の肩幅、重要です。


首のうしろのぐりぐりの所から手をななめ下45度にひろげて手首のぐりぐり辺りまでを計ってみてください。
これを裄丈といいますが、その差があまりに大きいようだと兼用は難しいです。
子供のように肩揚げをするというわけにも行きません。
娘さんがおかしくない程度で短め(手首のぐりぐりの少し上程度)、お母様の手の甲にかからないくらいの長さ、という状態で何とか着られるならいいでしょう。
数字にしてほんの数cmの差です。5cmまで違ってしまうと無理だと思います。
また、ご身長や身幅は大丈夫ですか?
似たような体型であるならいいのですが、お二人のどちらにも合わない着物を作ってしまっても意味がありません。
一度、呉服店できちんと採寸してもらって相談してみましょう。

最初はお母様の寸法で仕立てておいて、寸法をなおして娘に譲るというのは一般的なことですが、兼用するとなると、よほど体型が似ていないと無理があります。
昔はサイズの合ってない着物を着るのも当たり前でしたが、今の時代はやはり格好いいものではありません。
それに葬儀や法事に出席する時は母娘お二人で出る機会が多いのではないでしょうか?
一枚の着物でどうやって間に合わせるのでしょう。一人は貸衣装になさいますか?
それでしたら、お母様か娘さんか、どちらかにピッタリの着物にしておいたほうがいいというものでしょう。

実は数年前に義父の葬儀がありました。
袷(冬用)の喪服は用意していたのですが、義父が危篤になったのは夏でした。
夏物の用意はなかったのと、葬儀は北海道だったので、袷の喪服で失礼しようと思いました。
しかしそれを懇意にしている呉服店に相談しましたら、なんと一日仕上げで絽の黒紋付きをこしらえて持ってきました。
喪服に関しては急な用向きに備えて、特急仕上げの用意もあるのだそうです。
その時ある反物で作るので自由に選ぶという事はできませんが「幸い、一番上等のが一反だけありました!」とおっしゃって…。
見た目にはどれもただの黒い生地なんですけど、それだけに生地や染めの善し悪しがはっきり表れるとかで。
やはり夏に袷を着るのははばかられます。用意してもらえて良かったです。
葬儀が済むと単衣の喪服も新たに作りました。
これで袷、単衣、絽(盛夏)とすべて揃い、いつ何があっても安心になりました。
本来はお嫁入りの時に揃えるものです。貸衣装でかまわないと言えばそうなのですが、やはり安心感は違いますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはり最低袷と単衣か袷と絽かの組み合わせでふたつは誂えた方がよさそうですね。
夏用、冬用を誂えて帯なども含めてだいたいいくらくらい払えばある程度良いものができるのでしょうか?
呉服屋さんは素人からはぼったくるような気がして、着物のどこをみて金額を納得すればいいのかが悩ましいです。
サイズは測ってみます。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/09/17 10:49

No.2です。


No.4さんのおっしゃるようにデパート・老舗呉服店を廻ってみて下さい。

ただ、黒は洋装店でも色あせしないのと、定価で必ず売れるので、安売りしません。
次に仕入れる時に、高い商品を仕入れないといけないからです。
他の着物も一緒に誂える時には、いくらかサービスして貰える可能性はあります。
信用第一なのでぼったくりはしません。
お店により、お値段が違っても、見る人が見ればわかる違いがあるはずです。
お店で一番高いお品を意購入しても、格の高い商品を置いているお店の品と比べると、
たとえ生地・裏地が同じだとしても、出来上がりが一見して違います。
高級店は抱えている裁縫師の技量が違い、高級品はその中でも腕の良い人が仕立てます。
たとえば白無垢などは、若い人は手の脂がつくので、手の枯れた年配の人を選びますが、
手が枯れると、視力も衰え、だめになる人も多く、沢山は縫えないので高級品のみです。
腕の良い職人は手間賃が安いと他の店に取られてしまいますから、お仕立代も高くなります。

私の喪服は、母が付き合いで購入しなくてはいけなくて、他に買いたい商品がないので
仕方なく、そのお店で一番高いお品にしましたが、出来上がりを一見して母が言った一言が
「仕立が悪い」でした。
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価格について気になるのは当然ですね。


ネットで調べれば、それは様々出てきて、中には10倍も違ったりしますから、当惑するお気持ちはわかります。
しかし、いい買い物をしたければやはり自分の足と目で確かめてください。
呉服屋さんはぼったくるとおっしゃいますが、着物ブームも長い昨今、そんな悪どい商売をやってるような店は生き残れません。
もちろん、店によって流通経路等の違いから同じ品であっても多少の金額の違いは出ます。
少しでも安くというなら問屋を覗いてみる手もあるでしょう。

とりあえずデパートの呉服売り場に行って相場を確かめてみましょう。
どの程度の品がいくらするのか。店員さんに説明を受けて手触りなども確かめつつ。
生地の善し悪し、染めの善し悪し、比べれて見ればだいたい見当がつきます。
ただしデパートの商品は正規価格よりお安く出ることはありません。
とりあえずはそれが相場と思っていいでしょう。
着物の色で「黒」を出すのは実は一番難しいです。下染めをしっかりと施したものは深みのあるしっとりとした黒に仕上がります。
上等のものほど2回3回と下染めをします。しっかりと品定めをしてください。

次に地元で老舗と呼べるような古くからある呉服店を訪れてみましょう。
入ったら買わなきゃいけないなんてことありません。
ちょっと見せて頂けますか?勉強させて頂いていいですか?などと言って、見るだけで帰ってきてください。
良い品がより安く見つかればお買い得ですね。
黒紋付き(正式には「喪服」というわけではありません)は流行りがあるわけでもないので、もしかしたら古い仕入れの物を安く買える事もあるかも知れません。
そのようにして2~3店舗くらいは目星をつけてまわってみると納得の行く買い物ができるでしょう。

ちなみに、ざっくりとですが私の考える相場としては、袷の着物・帯・長襦袢の一そろえで良い物を普通に買えば30万円前後するはずだと思います。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございます。
おっしゃる通り呉服は流通経路がいろいろあるようなので、同等の品物であればできるだけ安いところで買いたいと考えて相談してみました。
なんだか見せて頂くだけだと悪いような気がして直接お店に行くのはためらっていたのですが、asebi-0806様のご意見を拝見して一度数件回ってみようと思います。買わなくても今後の勉強になりますよね。 それにしても袷だけで30万前後とはちょっとムリかなという気もしてきました。ある程度良いものがほしいけどそれほど余裕がないのと、安っぽいモノを例えば15万くらいで買うのも不経済なので。
“黒紋付き”って言葉も勉強になりました。心よりお礼申し上げます。

お礼日時:2008/09/18 23:53

折角仕立てになるのでしたら家紋(女紋)を付けましょう。


ご実家の紋か嫁ぎ先の紋かは地方によって違いがあるようです。
よく万能に使える「五三の桐」を付けられている方をお見受けしますが、外見上貸衣装と間違われますから御仕立品だと強調するためにもお家の紋を付けましょう。
紋が分からなければ、ご親戚のお年寄りにお聞きになるか古い道具類にはついていますし墓標についている場合もありますから。
デジカメで写し取り呉服屋さんにお見せください。
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和服の採寸で「裄(ゆき)」がありまして、首の中心から手首の長さで〈裄=肩幅+袖幅〉です。


身丈(身長)は、背の高い方にあわせれば、おはしょりで調整可能なのですが、
和服の袖は、ブラウスのように手首でとめられまりませんので、着付けで調整不能です。
あなたの肩幅にあわせるとお母様の袖が長すぎて、お母様に合わせるとあなたには短いです。
スーツと同じで、、袖丈が長すぎたり、短すぎたりするのは、おかしいです。

真夏に和装の冬用を着るのもお勧めできません。 暑くて大変です。
冷房はあっても、斎場への移動とかで外へ出る事もあります。
着るのは我慢しても、後のメンテナンスが大変です。
プロに汗抜きに出す事になりますので、費用もかかります。
無理して喪服を誂えなくても、最悪、レンタルしても良いと思います。
喪服を揃えていても、親の危篤の報に駆けつけて、喪服を用意して行くのも縁起が悪いので、
そのまま取りに帰れず、結局、買いに走ったり、レンタルで喪主を務める人もいます。

喪服は皆が黒を着るので、和装・洋装どちらも生地の良し悪しが一見して判ります。
喪服は在庫処分の必要がないので、バーゲンは期待できませんが、良いものを誂えて下さい。
個人的体験で申しますと、通夜は洋装、葬儀は和装にすれば喪服は和洋各1枚で良いのですが、
夏の和装は大変なので、できれば洋装で済ませたいです。 そうすると、夏の洋装は2着必要です。
汗をかくので、気持ち悪くて、同じ服を2日続けて着れないのです。
昔は通夜はダークスーツが常識で、喪服は葬儀しか着なかったのですが、今は通夜でも
喪服が一般的になってしまいました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
サイズは測ってみます。
やはり夏用も必要ですね。
母が着る時は現在同居の私の祖父母の時で、私が着るのはまだ先であってほしい両親と、主人の両親のときです。隣県なので、実家に置いておいて、主人の両親のときには持ってきてもらえばよいと考えています。
田舎のレンタルだと数もサイズも少なく、いざというとき良いモノもがあるかも心配なので2人で使えるなら誂えようかということになりました。やはり実家の紋が入ってるほうがレンタルを着るより気分的に違う気がして・・・ でもやはり結構な金額がかかるのかなと思うとすっごく悩みます。

お礼日時:2008/09/17 11:00

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