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マニュアル車に乗っている知人がこんなことを言っていました。本当でしょうか。

「走行中エンジンを切ると、ブレーキがきかないんだ。こんなことって、あっていいのか?」
もっとも、本当に走行中にエンジンキーを回してエンジンを切る人もいないと思いますが、安全な広いところで実験的にやるとそうだと言います。
また、坂道発進でエンストなどすると、ブレーキがきかなくてハンドブレーキなどで何とか止めて危なかったとか。
自動車屋に聞いても、そういう仕様だとのこと。

信じられません。本当でしょうか。

A 回答 (9件)

ブレーキ自体はエンジンオフでも効きますよ


どこかが壊れていない限り制動力がゼロになってしまう事はありません
が、エンジンオフだとアシストが効かないので馬鹿力が必要です(笑

ブレーキはエンジンが回っているとその力(=負圧。吸い込み力)をアシストとして使う仕組みになっています
解り易く書くと例えば人間が1踏めばそれにアシストが加わってブレーキには10にして伝えられるって事です
で、もしエンジンが止まればアシスト機構も停止するので1踏んだらそのまま1しか伝わらないって事になります
だからエンジンが止まったらブレーキが全く効かなくなる訳じゃ無いけど普段よりも何倍もの力で踏まないと止まれないって事です

ちなみにもし、走行中にエンジンが急に止まっても落ち着いて。。
エンジン停止=即アシスト無効にはなりませんよ
ブレーキ2~3回くらいまでならマスター内にアシスト力が残されていますので普通に止まれますよ
そしてその"溜め"を全部使ってしまってからアシスト無しの状態になります(もちろん思っクソ踏めば効きます)
この事はエンジンを切って停止している車のブレーキを踏んでみると体感できますよ
初めは普通のタッチですが数回踏むと急に硬くなると思います
この柔らかい→硬いの変わり目がアシストの無くなったところです
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この回答へのお礼

なるほど。
思いっきり踏めばきくんですね。
よくわかりました。知人に教えてやろうと思います。
ありがとうございます。

お礼日時:2003/01/05 03:02

マニュアル、AT車どちらもエンジンが止まるとブレーキブースターは効かなくなります。



さて、ハンドブレーキですが、こちらは駐車ブレーキであって制動用のブレーキとしては充分な性能は発揮しません。まあ車輪に抵抗をかける訳ですから引き続ければ緩やかには減速していきますが。
止まっている車を止め続けるのに対して走っている車を止めるには大きな力が必要になるからです。
また、道路運送車両法によって定められた基準をクリアーしていれば良いのでメーカーもその基準で設計されているようです。
フットブレーキの非常用にハンドブレーキという考えはかなり危険なものがあると思います。

ただ、古い車の中にはワイヤーの固着など作動不良を起こしてるものもあるので、あまりにも効きが悪いと思ったら修理工場で診てもらったほうがいいと思います。民間車検場ならテスターがあるはずですから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2003/01/05 03:02

謹賀新年。

今年初めての投稿です。今年も宜しくです。

ブレーキに関してですが、結構知っているつもりでもかなり誤解されて解釈
されていたりします。レース屋にとってもエンジン以上に大事なファクターで
あるブレーキですから大事ですね。

まずブレーキと呼ばれる物ですが、油圧ブレーキやエンジンブレーキ、それと
ダンプカーとかに付いてる排気ブレーキなんてのがありますね。エンジンブレ
ーキは、勿論機械的な仕組みがある分けではなくて、エンジンの圧縮比などに
よって生まれる抵抗による物で、圧縮比の高いエンジン程、ガスレリースを
オフにした時のエンブレの効きが強くなります。元々圧縮比の低めのロータリー
エンジンや、NAエンジンでもターボ車の方が圧縮比が低めなので、エンブレは
弱めになります。
バイクなどでも2ストエンジンはロータリーと同じで、構造上圧縮比を上げづら
いので、やはり効きは弱くなります。

さて通常の油圧ブレーキですが、普通の乗用車の場合、大抵エンジンのインマニ
などから負圧を取り込み、ブレーキの踏力を補助する倍加装置(サーボ)が付い
ています。ブレーキのマスターシリンダーの奥にある黒くて丸い物体で、マスタ
ーバックと言います。

エンジンを切った時、マスターバックへの負圧が無くなりますので、踏力の補助
が無い状態ですので、今までの感覚で踏むと、全く効いていない感じになります。

一般の車では、圧力がかかった時のブレーキホースの膨張度合いや、マスター
バック外壁のアコーデオンのように伸縮する度合いがブレーキ圧力が発生してか
らも”剛性遊び”となり、更にこの剛性遊びを踏み切って踏み白が無くなってか
ら効くようになります。
サーボアシストが効いているエンジンオンの状態だと、この剛性遊びの段階でも
ブレーキ効力が出始めますから、この差異が一番違和感があるでしょうね。

実際サーボ効果無しでの効きとなると、設計からサーボ付きでしか設計されて
おりませんので、相当な踏力を要しますから、エンジンが止まった状態での効きは、実用とはなりません。

大昔は、レース車両でなくて乗用車でもサーボが付いていない時期もありました。今でも小型で設計の古い外車とかにはあるかもしれませんよ。
初期のポルシェ911なんて、ブレーキ踏んだらカキンと全く踏み切った時の遊び
がなく、まるで鉄板を踏んでしまったかのようで、ペダルの裏に何か缶でも踏ん
だかと思い、何度も足元を確認したものです。

これは箱でもフォーミュラでもレース車両と同じ感覚で、踏み加減の幅がある
状態での踏力変化は、リニアではないし、熱や疲労での幅感覚の変化も大きくな
ってしまいます。剛性が上がると、全てに”曖昧”な部分が無くなって行くわけ
です。

カキンとした鉄板を踏んだ後、いくら強く踏んでも踏み白は変わらず、足は同じ
位置のままなのに、その踏み加減で効きをコントロール出来るあのブレーキに初
めて出会った時は、驚いたものでした。ブレーキホースから、何から全てに遊び
が無いパーツであった事もその理由ですし、ブレーキペダルのブラケットもまる
で鉄の塊でした。

今の国産車とかだと、あまりにブレーキやクラッチペダルのブラケットの強度
不足で、その部分がクタクタとしているので、余計にペダルの遊び感や剛性不足
を感じてしまうんですよね。

サーボのアシストシステムはブレーキだけでありません。
32GTRがリリースされる前、、初期のGTRはかなり反力のあるシングルクラッチ
カバーをプッシュ式で出すと聞いていましたので、市販車としてクラッチ踏力の
重さをどうするのかなあ、と思っていましたら、小さなマスターバックがクラッ
チのマスターシリンダーに用意されていました。マスターバック効かなくすると、慣れている自分でもめちゃ重かったですよ。
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この回答へのお礼

新年おめでとうございます。
専門家の立場からの詳しい説明、ありがとうございます。
よくわかりました。

お礼日時:2003/01/05 03:00

思い出すだけでも悲しくなるんですが、思いっきり経験があります。


緩やかな下り坂で駐車場待ちをしているとき、アイドリングストップした方が環境にも優しいし、なんて思ってエンジンを切って、惰性で動いていました。
最初の2回ぐらいは普通にブレーキが効いていたんですが、突然効かなくなりました。正確に言うと他の人の回答のようにすごくブレーキが重くなってただけなんですけど、結局前の車にオカマほりました・・・。
その後色々実験した結果、思いっきり踏み込めばブレーキは効きます。
だけど危険です。ちなみに車のエンジンを切っているときに何回かブレーキペダルを踏むと変化がわかりますよ。
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この回答へのお礼

そう。知人も、「最初の一回はブレーキがきいた。でも二回目からはきかなくなる」と言っていました。
もっと思いっきり踏めばいいんですね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2003/01/05 02:58

>走行中エンジンを切ると、ブレーキがきかない


ですが.車種に依存します。
既にあるように.
排気ガスを操作してブレーキとする車種
エンジンの回転から真空を作って.プレーキペダルの踏む力を増強している車種
の場合のほか.
操作系が油圧ポンプに連動している関係で.エンジンを切ったらば油圧ポンプが動かなくなり.プレーキ操作を含めた一切の操作ができなくなる車種(坂道ではエンジンを止められない)
があります。

なお車種によっては.ブレーキ操作がエンジンとは独立している関係で.ブレーキ性能に影響が出ない車種もあります。

>当に走行中にエンジンキーを回してエンジンを切る人
私の子供はやりました。急に車が止まった結果.頭にこぶをつくって帰ってきました。クラッチを使って惰性でとめるなんて事もできます。これは.自宅の近くに数kmにも及ぶ長い下り坂があり.学生時代懐がさびしいと.ガソリン代節約の為にエンジンを止め.クラッチを切り.フットブレーキだけで帰ってくる事がありました。
私は.走行中イグニッション系のヒューズが切れて.エンジンが止まり.同じようなこぶを作った事があります。
クラッチがつながっているので.原則として急ブレーキにになります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「車種による」ということなら、思い出したことがあります。
何年も前ですが、ある人が、長い下り坂の下に家があるので、帰宅する時は坂の途中からいつもガソリン節約のためにエンジンを切って車を転がして家まで戻るというのを聞いたことがあるのです。

お礼日時:2003/01/05 02:57

#2です。

 追加回答です。

>坂道発進でエンストなどすると、ブレーキがきかなくてハンドブレーキなどで何とか止めて危なかったとか。
自動車屋に聞いても、そういう仕様だとのこと。

この場合クラッチを踏んだままだと、そうなると思いますが。坂道発進でエンストした場合にクラッチさえ離せば(繋ぐ)通常ローギアですのでエンストしてからバックすることは無いと思いますよ。

ローギアに入れてエンジン停止させておけば、大概急な坂でもブレーキの代わりになるぐらいですからね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど。ローギアに入れればいい、と。

お礼日時:2003/01/05 02:53

エンジン停止状態だと大抵はブレーキの倍力装置が作動しなくなるので、踏力がすごく重くなります。


通常と同じようにブレーキをかけるのにすごい力で踏む必要があります。
またパワーステアリングも効かなくなるのでハンドルがすごく重たくなります。

これらは車の取説の、ロープで牽引される時の方法説明の欄に書いてあるはずです。

商用車以外の一般的な乗用車では、走行中にエンジンキーを回してエンジンを切ると、ハンドルロックが掛かって回らなくなりますので、非常に危険です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
走行中にエンジンキーを回してはいけないんですね。

お礼日時:2003/01/05 02:50

車のフットブレーキは、利きを良くするために「倍力装置」がついています。

これはエンジンの排気ガスを利用しているので、エンジンを切るとブレーキの利きが極端に悪くなります。

余談ですが、私は急な上り坂で燃料切れを起こしたとき、フットブレーキをめいいっぱい踏んでも車が後ずさりして困った経験があります。そのときはハンドブレーキをかなり力をこめて引いて、何とか止まりました。怖かったです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ブレーキはきかなくなるというより、「極端に悪くなる」んですね。

お礼日時:2003/01/05 02:51

通常のフットブレーキは油圧式です


一方ハンドブレーキはそのままの力を伝えています。
フットブレーキは油圧式で仕様によってはエンジンの力を使ってブレーキシステムを稼働していることがあります。そのためにこういったことは起こる場合があります。

ですから坂道などではサイドブレーキを必ず引いておくようにいわれているわけです。サイドブレーキはそのままの力をブレーキに伝えていますので。

それに最近の車はブレーキの前光臨の配分やABSなど電気的にも管理しているのでその辺も絡んできます。

何のためにエンジンを切ってブレーキをかけるのかがわかりませんが。通常の使い方をしなければ機能しないものは結構ありますよ。

それに文句を言っても......
もちろんエンジンがオフになってしまった状態での緊急ブレーキという場合もあるでしょうが電源までは切れていない(バッテリーによって)ことがあるのでその辺も関係しますよね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはり本当だったんですね。

お礼日時:2003/01/05 02:48

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