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もうじき七五三の時期で、うちの息子も初めて羽織袴をきて神社にお参りに行く予定です。
初めてのことで何もわかりませんので、ご存じの方教えてください。

息子は五歳ですが大柄で、身長120センチ近くありまして、義母の用意してくれた羽織袴も、五歳の標準サイズのものですが、肩上げをしない状態で裄丈がちょうどよいといった感じです。
それを見た実家の母から、「こどもの七五三は、必ず肩上げをしないといけないから、裄が短くなっても1・2センチでもあげて着るものだ」と言われ困惑しています。

私は丈の長さを調節するために肩上げや身上げをするのだと思っていましたが、実母の言うように長さ的に必要なくてもするものでしょうか?
必ず肩上げをしなければならないとなると、なかなか七五三用でこれより大きいサイズの羽織袴は探すのも困難ですし。

全く知識がないため困惑しております。
ご存じの方、回答宜しくお願いいたします。

A 回答 (2件)

以前、このサイトで見たことがあるのですが、



肩上げというのは「子どもの証」であり「これからまだまだ成長する」ということを意味するのだそうです。
肩上げをはずすことは、「これ以上大きくならない=死」を意味するので大変不吉なことである、とどなたか詳しい方が書いておられました。
ものすごく納得して書きとめておいたので間違いないと思います。

なので、昔はどんなに着物がつんつるてんになろうとも(バカボンのように)肩上げをして着せていたのだそうです。

そして、肩上げを全部とらないともうこれ以上はさすがに着られない、となったら、次のサイズの着物を作る時期である・・・ということ。

で、体が大人になったら、肩上げのない着物を着る=もう成長しない=結婚できます ということで、これはめでたいことになるようです。

ということで、肩上げは5ミリでも1センチでもいいから残しておくのが鉄則です。

昔は子どもの生存率が低かったので、死なないで大きくなれ!という意味が込められたのでしょう。
お母様の言うとおり、1センチでも2センチでもいいので絶対に肩上げして着せてあげてください。
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この回答へのお礼

お礼が遅れましてすみませんでした。
先日、1センチ肩揚げして無事に息子の七五三を済ませました。
最近では大柄なお子さんも結構いて、当日も肩揚げしていない羽織を着ているお子さんを見かけました。
うちもそのようにしてしまうところでした。知らないと言うことは怖いことです。大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/18 13:35

はい、ご実家のお母様のおっしゃる事が正しいです。


肩揚げは成長途中の子供の着物のサイズを調節するための便利な方法であると同時に「子供である証し」で、まさにNO.1の方のおっしゃる通りです。
昔、女の子は13歳、男の子は15歳を「成人式」と捉え、十三参りをする習慣があります。
それを済ませて初めて肩揚げをおろし、成人の仲間入りをするという意味の儀式なのです。
七五三の祝いも細かく言うと三歳は髪置、五歳は着袴、七歳は帯解きという儀式であり、服装には重要な意味があります。
もともと形が重要なのが儀式ですから、形にこだわらなければ意味がないのです。

ところで、舞妓さんの着物は必ず肩揚げをするのをご存じでしょうか?
これは昔、舞妓修行をしたのは8歳~12歳くらいの子供であった名残です。
現代では中学を卒業しなければ舞妓修行に入れませんので肩揚げの必要はないのですが、それでも形を重んじて普段着から必ず肩揚げをします。
舞妓さんは一人前の芸者さんになる前の修行中です。それを形で表しているのが「肩揚げ」で、まだ子供同様の半人前であるしるしなのです。

というわけで、少しお袖が短くなっても必ず肩揚げをしてお召しください。
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この回答へのお礼

お礼が遅れましてすみませんでした。
先日、1センチ肩揚げして無事に息子の七五三を済ませました。
最近では大柄なお子さんも結構いて、当日も肩揚げしていない羽織を着ているお子さんを見かけました。
うちもそのようにしてしまうところでした。知らないと言うことは怖いことです。大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/18 13:36

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