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数学の論文だと100ページとか200ページのほとんど数式の論文は珍しくありません。
たった6ページの論文でノーベル賞を受賞したというのは信じがたいのですが。

A 回答 (6件)

私は数学の論文を見て逆のことを思ったことがあります。


長いな・・・、と。

数学では完全な論理性を追求して一つ一つ証明を積み重ねると論文は長くなり、物理では発見・発明のキモを簡潔に書くだけでもよく論文は短くなる、という価値観の違いなんだろうな、と推測しました。

物理に限らず、化学でも短い論文は珍しくありません。論文誌によっては2ページと決めているところもあります。特に、実験の論文であれば、こうやったらこうなりました、だけで十分だということなのでしょう。短くともきちんと書かれた論文であれば、プロが読めば追試は可能です。そうして超重要な結果が確かめられれば、それがノーベル賞の受賞対象になることもあるでしょう。

小林・益川理論は実験ではなく理論物理ではないか、と思われるかもしれません。しかし、やはり物理であって数学ではない、ということなのだと思います。理論物理でノーベル賞を受賞したものでも論文が短いものはあります。例えば、ジョセフソン効果(1973年ノーベル物理学賞)の論文は2ページほどです。(B. D. Josephson, Phys. Lett. 1, 251 (1962).)

# ヨコですが、アインシュタインのノーベル物理学賞は光電効果の説明に対して与えられており、論文は10ページ以上あります。ブラウン運動の論文も10ページ以上あります。

また、何をもって受賞論文となすかという問題もあります。第一報の論文が短くとも、一連の仕事に関する論文を全部集めるとそれなりの長さになる、ということもあるでしょう。結局のところ、長けりゃいいってものでもなく、短ければいいというものでもないのでしょうね。
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ワトソン-クリックの「2重螺旋構造」は 1ページじゃなかったっけ?

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おおもとは6ページかもしれませんが、その後にそれを基に発表して成果が成り立っています。



逆に言えば、その200ページも書いた人の論文は(もちろんこれは博士論文で学会への投稿論文では数ページだと思いますが)他大学の人からどれだけ引用されているのでしょうか?

基本的にノーベル賞はアメリカの学会の意見が強いので、アメリカの大学で実績が認められれば受賞する確率は高くなります。

そういう観点に立つと、島津製作所の田中耕一さんのように、本人の海外での活躍が少なく、自分の作った製品が海外で活躍して認められたことは本当にすごいことだと思いますよ。

世の中に認められない中身の薄いものを何百ページも書いても本人の自己満足以上にものにはならず、結局、論文のページ数ではなく、その人が考えたものを最後までやり遂げ完成させることが大事なのだと思いますよ。論文はあなたの言いたい理論や考えを如何に伝えるかだけだと思います。

それがうまく世の中で活躍し認められれば研究者・技術者冥利に尽きるというものです。

この回答への補足

広中平祐の特異点解消の論文は400ページ。
フェルマー予想やポアンカレ予想を解決した歴史的論文は300ページでした。

補足日時:2008/10/19 21:13
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ノーべル物理学賞の対象になった、宇宙マイクロ波背景放射の発見論文(Penzias and Wilson 1965)は2頁です。

式も図表もありません。
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うまく言えないけれど、


これを解く方法を探せ → ここをこうしてうんたらかんたら…とやったら解けた。

これの答は何か → ひらめいた。答はこれだ。
の違いではないかと思います。
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確かアインシュタインの受賞論文は一ページだったはず。


三つの論文のうちどれだったかは忘れました。
ブラウン運動だったかな?
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