「お昼の放送」の思い出

奥の細道にでてくる俳句 草の戸も住み替はる代ぞ雛の家とありますが、この俳句の情景はなんですか?奥の細道結構好きなのですが、難しくてあまりよくわからないのでお願いします。

A 回答 (2件)

「旅は無常の体験」だということが、頭では分かっていたが、旅に出る前からもうこの体験が始まった、という驚きのようなものが、私たちに伝わってきます。



先日まで一人暮らしの「わび住まい」で雑草が茂っていたのに、今通ってみたら、小さな女の子がいるらしい、幸福そうな家族が住んでいる。彼らと自分とは、一見何のつながりもないけれど、「同じ家に住んだ」という「強い縁(えにし)」では、つながっている。人生とは、こういうふうに「織りなして」いるものなのだ。(彼らの幸せがいつまでも続きますように‥‥)
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中学校の教科書にも載っている冒頭部分ですね。


芭蕉が旅に出るときの情景を詠っています。

以下、言葉の注釈です。
「草の戸」は、芭蕉の家を指します。あまり手入れがされておらず草がボーボーなイメージでしょう。
「住み替はる」は、芭蕉が旅に出て家を売った等の理由により、住人が入れ替わることを指します。
「雛の家」は雛人形がある、つまり女の子がいる家ですね。

 歌そのものに書かれている内容は「自分が住んでいた草の多い家が、住人が変わって、雛人形があるワイワイとしたお家になったなぁ~。」といったものです。
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