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弓道初心者です。弦を張ったときに矢をつがえるところを自分でつくらなければならないのですが、方法は教えてもらったのですが、道具(松ヤニ?みたいなもの)はいつも道場にあるものを借りています。これを自分で入手したいのですが、弓具店以外で自力入手できないものでしょうか?

gooドクター

A 回答 (4件)

中仕掛の作り方



1.中仕掛(なかじかけ)とは?
 弓の弦に矢を番(つが)える部分に、糸を巻いて太くしたものです。
目的は(1)矢が動いたり外れたりしないようにする為と、(2)弦の痛み
を防ぐためです。(正確には、矢の筈(はず)の部分を弦に掛けるも
のである。)
 ※筈は、弓の上下にある弭(弓弭:ゆはず)と区別する時は
「矢筈:やはず」と呼ぶ)

2.中仕掛の太さ、長さは?
太さは、矢筈の溝幅に合わせて作るべきで、好みによって太め、
細めがある。

・太め:固くはまるのでしっかり留まるが、矢によって筈の溝幅が
 異なるので、ゆるすぎたり固くてはまらない場合が出ること(固い
 のに無理して 入れると、筈が割れてしまう!)、そして当然です
 が、僅かに矢飛が遅くなる。また、弦が重くなる分だけ離れが
 「鈍く」なり、弓の「冴え」が低下する。 安全なので、初心者向き
 です。
・細め:どんな矢筈でも簡単にはまるし、矢飛も早くなるので、かな
 りのメリットがある。しかし筈がしっかり留まらないので、扱いが
 やや難しい。 初心者にはむずかしい。

 一般的には、自分の矢を番えてからぶら下げて、ゆすっても矢が
落ちない程度が適当でしょう。

 長さは、おおむね全体が8センチ~10センチ位です。筈を掛ける
位置よりも上方には1センチほど余裕を見て、下方はおおむね、7セン
チから9センチくらいにするのが普通です。上方の余裕は、筈を掛ける
位置が多少上下しても良いように取っておきます。 下方は、弽
(かけ=弓を引くときに右手にはめる皮製の手袋)の親指にある
「弦枕」(弦を引っ掛ける出っ張り)が十分に掛かるように取ります。
これで弽(かけ)と弦の痛みが防げます。
 中仕掛は、あまり長く作ると見た目が悪いし、太くて長いと弦が
重くなって、離れが鈍くなります。(とくに弱弓の場合に顕著に現れる)  

3.作るための道具、材料は?

   ・材料 =切れて不要になった弦(=上がり弦)の切れ端。
   ・接着剤=クスネ、または、木工用ボンド
   ・工具 =道宝(どうほう=小さな木片 × 2個)

 1)上がり弦の切れ端  15~20センチていど。(太さによって
   も異なる)
 ・本当は麻弦(俗に「本弦」)、無ければ、合成弦(今はケブラー
  と言う繊維)の切れ端を使う。
 ・所定の長さに切る。木片でしごいてほぐし、糸の束になってから、
  適当な量だけとる。
   (ぎゅっとつまんで、アバウトで、1mm~2mmの太さを裂き
    取る。必要な太さ長さは中仕掛けの太さ、長さによって
    イロイロですね 初めは細めに作っておいて、あとで巻き足して
    太くするのも良い方法です。

 2)接着剤は、伝統的には松脂と油で作った「クスネ」ですが、
  今は合成弦の時代なので、どこにでもある「木工用ボンド」が
  よろしい。(水溶性で簡単。乾燥後は無色透明、弾力がある)
   *クスネは弓具店で売っています。300~500円くらい?

 3)道宝。小型の拍子木のようなものです。面が平らなら、かまぼこ
  板でも結構。出来れば、硬い木が望ましい。

4.作り方
  いよいよ、作り方です。何度もやれば自然に判ってきて上手に
 なります。

 ・まず、弓を張り、しっかり立てかける。
 ・作る位置を決める。矢を番えてマジックなどで弦に印を付け
  ても良い。
 ・中仕掛け用の糸を、上を1~2センチ余らせて持ち、筈の
  掛かる位置の約1センチ上から巻き始める。最初に、糸の
  短い1~2センチ分のほうを(地面から見て、反時計回りに)
  細く薄く巻き付けることが肝心です。
 ・次に、いま巻いた短い部分にかぶせながら、長いほうを本格
  的にしっかり巻きつける。(地面から見て、時計回り)
  材料の糸が太いときは、平たくつぶしながら、中仕掛が太く
  ならないように巻く。細い時は何回も巻けば中仕掛は太くなる。 
 ※このときの巻き方向は、 弦の撚りと同じ方向になる。
   ※巻くときの太さを適切に加減しながら、均等にかつ最後
    が細くなるように巻く。表面の多少のデコボコはあとで
    補正できるので、かまわない。

 ・糸を巻き終わったらボンドが軟らかいうちに道宝で回し固める。 
  やり方は、道宝を両手でしっかり持って中仕掛を挟み、糸の
  巻き方向に中仕掛を押しつぶすよう、道宝で弦を回転させながら、
  力を入れて回しつぶす。上から下へ、順次移動しながら、しっ
  かり中仕掛を「押しつぶし、回しつぶし」ながら、しっかり押し
  固める。
  このときに中仕掛の表面のデコボコは直り、ほぼ均等な太さに
  なってくる。

 ※これで終わりですが、最後に矢をはめて、出来具合を確認する。
  もし細すぎたら、少しの糸で再度の追加作業をして、ちょうど
  良い太さに仕上げる。 

  もし、太すぎたら、、、、困りますね~~。
  この場合、仕方がないので、筈の掛かるところだけをナイフや
  ヤスリで削って細くするか、急いで(ボンドが柔らかいうちに)
  中仕掛をはずしてやり直し、、、、ですね。 (^^;

  だから、初めはやや細めに作り、徐々に太くするほうが得策です。
                       以上です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!!!!
とっても詳しくてわかりやすい説明ですね!
プリントアウトして永久保存しときます。

クスネというのですか、あのどろーとしたものは。

私の通う流派は、たぶんマイナーなほうです。
どちらかというと、自分が知りたいことは自分から見たり聞いたりして学び取っていきましょうというスタンスです。
もちろん弓道に関することは周りの方に聞けば誰でもすぐに教えてくれるのですが、みなさんが時間をやりくりしながら道場で一生懸命修練されているのを見ると、1から10まで聞いて教えてもらうのは気が引けてしまって。。。

でもyumihikiさんのような方が近くにいてくださったらとても心強いだろうな、と思います。(会うたびに質問責めにしてしまいそう^^;)

本当にありがとうございました。
さっそくクスネを購入して頑張ってみたいと思います。

お礼日時:2003/01/27 10:51

中仕掛(追加補足)



 shiroiusagi さん、こんばんは。
クスネでやろう、とのことですがチョット助言を。

 ・クスネは松脂と油を混ぜて煮たものだそうですが、なかなか
  クセモノなのです。訳は以下のとおり、、。

 1)鹿皮に挟んで使います。
  ・クスネはただの半固形物ですから、鹿皮(合成皮が今は普通?)
   にはさんで使います。
   暖めて皮を二つに折ったところに挟んだ状態で使います。
  ・弓に張った弦の中仕掛のあたりをこすって、摩擦熱で溶かして
   弦にクスネをつけます。 この状態で急いで中仕掛用の糸を
   巻きつけます。(先輩に教えてもらってください)
  ・手早くやらないと固まってしまう。 少しづつ繰り返しながら
   重ね巻きするのが、どうも、良いようです。
 
 2)冬はコチコチ、夏はドロドロ。
  ・クスネは温度変化に影響されるので、夏はドロドロの液状に
   なり、寒いとカチカチの完全固形状態になります。
  ・だから、夏は中仕掛を作るときには、接着剤として使いやすい
   のですが、手や服などに着くとベタベタしてとれない。。。。
   (でも、ベンジンで拭くと、簡単にとれるようです、、)
   結構、こまりものです。
  ・逆に、冬はカチカチ。 こんどは接着剤として使うときには
   溶かすのが大変、セッセとこすり、サッサと糸を巻かないと
   いけません。 これは技術が要ります。
   ストーブで暖めたりしながで、苦労します。
   これぞ、日本古来のワザ、、、、??
   
 3)ほとんどの場合、木工用ボンドをお勧め。
  ・だから、私はもっぱらボンド派。簡単の一語に尽きます。
   だって、今は弦だって皆、合成(繊維)弦。 麻弦を使って
   いるのは、虚栄で使うお偉い先生方か、本当の粋人。
   中仕掛だけホンモノでやるのは片手落ちみたいな気がします。
  ・弦も本当は麻弦。(^^; これは「冴え」がちがうんです。
 でも、強度が低すぎる。(弦の質もずいぶんと低下しました、
   すぐ切れる不良品が増えた。値段は高くなる一方。残念です。)

 4)ホンモノに挑戦
  ・ソウは言っても、ホンモノに挑戦!というならぜひやってみて
   ください。 要は「なれ」ですから。ホンモノを知らない人が
   増えている昨今、この挑戦は貴重です。
  ・弓も竹弓。手の内の納まりがグラスやカーボン弓とはまったく
   違います。 弦も、弱い弓(17kg以下?)なら、上手に
   引けば麻弦でもなんとか大丈夫、、、でしょう。
   この「味」も、いずれ知って欲しいと思います。
  
以上です。
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この回答へのお礼

追加説明ありがとうございます。
こんなに丁寧に教えてくださる方がネット上にいらっしゃるとは・・・。
がんばります!

お礼日時:2003/01/30 16:52

弓道経験者です。

今も練習しています。
矢を番えるために、弦に麻を巻き付け、筈が納まる程度に太くした部分を
「中仕掛け(なかじかけ)」といいます。
中仕掛けの作り方はhosaka2002さんの書かれているとおりです。

hosaka2002さんの回答の3.の「紐」ですが、私は切れた弦を20センチ位に
切って、細くなるまでほぐしたものを「紐」として使っています。
道具ですが、私も木工用ボンドを使っています。中、高、大学ともそうです。
また、私はかまぼこ板を2枚使って、木片の代わりとしています。

余談ですが、かけにつけるギリ粉は松ヤニでできているそうです。
弓道は一生続けられるので、良いですよね☆

参考URL:http://www.geocities.co.jp/Athlete/2074/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。中仕掛けというのですね。

お礼日時:2003/01/17 10:11

筈(矢の後端)でなく、弦の方の話ですよね。


木工用ボンドでOKだと思います。

もう数年も弓を握っていないので、おぼろげな記憶ですが・・・
1.裸の弦の、矢をつがえる部分に印をつける。
(実際に矢を当てて確かめないとトンチンカンなことになる)
2.その印を中心に、上下に余裕をもって木工用ボンドを
弦に添ってツーっと塗る。
3.塗ったボンドの上から下にかけて、紐(?)を巻いてゆく。
下までいったら今度は上に向けて、という具体に適当な太さに
なるまで折り返す。(細すぎると矢が落ちるのでご注意を)
4.巻き終わった上から、木片などでカン、カン、カンと
(巻きに沿って、弦をしごくように)叩いて、固める。
5.乾かして出来上がり。
・・・う~ん。あまり良い説明とは言えませんねぇ(笑
まぁ、私たちがこういう感じでやってたことは間違いないので、
一応、ご参考までに。
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この回答へのお礼

わかりやすいを説明ありがとうございました。
木工用ボンド・・・ではないと思うのです、道場で使っているのは。
焦げ茶色のどろーっとした液体なんです。

お礼日時:2003/01/17 10:13

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