電子書籍の厳選無料作品が豊富!

 よくTVCMで低燃費でCO2の排出量が少ない車の宣伝をしています。
私は20年前のマニュアル車に乗っていますが、AT車に比べるとかなり燃費は良く、高速の場合は同じガソリンで2倍の距離走れます。 
 最新の車はおそらく全部AT車だと思うんですが、古いマニュアル車よりも燃費がいいんでしょうか? CO2の排出量はどうなんでしょうか?

もし新車の方が維持の面では環境負担が少なくても、新車の売れた台数で開発や販売の際にかかったエネルギーや排出されたCO2を割った場合(原料を海外から輸送したり、できた商品を工場から各地へ運んだり、工場を稼働させたり、人力のエネルギー以外全部考えて) 
 それでも新車の方が環境負荷が少ないんですか?

商品でエコ~を名乗るために、なにか基準はあるんでしょうか? 

A 回答 (2件)

おっしゃる疑問は良くわかります。


つまりCO2を出すなといっておきながら
その開発や流通にCO2が排出されるじゃないか!
ということですよね?

燃費の面で言うと確かに最近の車は向上しています。

あなたの20年前のマニュアル車も燃費はいいと思いますが
それはマニュアル車だから、ということもあり
同じ時代のオートマ車に比べれば間違いなくいいはずです。
機械的にマニュアルのほうが無駄な空回りをしませんから
当然燃費はよくなります。
しかし、昨今燃費のよさを謳っている車はAT車であっても
もっと良くなっています。

さて、CO2の問題ですが、世間、
というより世界的に環境問題が叫ばれ、「排出量取引」などという
(意味のない)システムまで考え出されています。
マスコミも環境問題、温暖化について大々的に取り上げ
人々の意識もこの問題について高くなっています。

ところで、あなたは本当にCO2排出が環境問題、特に地球温暖化の原因
になっているとお考えですか?

実はまったくCO2の「排出」は環境問題(温暖化)にかかわってはいません。CO2は犯人ではないのです。(ほとんどの科学者はこれを知っています)
もちろん排出そのものはあまり良いことではありませんが
排出したからといって自然環境への影響は皆無といって
良いくらいなのです。

地球上の気体の主成分のうちCO2の割合は0.054パーセントです、
これを100として1パーセント上がると大変だ!と騒いでいるわけです。仮に10パーセント上がったとしても
0.054×1.1=0.0594になるだけです。
割合に直せば10万分の5増えるだけです。
これが1パーセントで大騒ぎしているのですから
100万分の5増えると地球が温暖化するといっているのです。
ゴアにいたっては100年後に40度になるとか言っちゃってます。
(正確には知りませんがそんなようなことを書いてるんですよね?)
んなわきゃねーだろ!といいたいくらいです。

またCO2は温室効果ガスの一つにも入っています。

化学で勉強したかとおもいますが、分子構造はCO2ですから
Oが二つにCが一つ、Cが2本の腕を出してその先にOがくっついています。
これが振動することによって熱を出します。

つまり腕がたくさんあればあるほど熱は出やすくなります。
CO2も腕が2本ありますから酸素や水素などよりは
熱を出しやすいことになります。
余談ですが、
メタンなどはCが一つにHが4つ(CH4)ですからもっと熱がある
ということになります。ですから当然温室効果ガスにも入っています。

確かに、この20年間で地球上のCO2は増加しています。
ではその増加分を温度換算しても0.4度にしかならないのです。
そんなに何度もあがりゃしないのです。

ではその増加はどうして起こったものなんでしょう?
実は排出は排出でも海にあるCO2が出てきたものなのです。

地球の温度とCO2の濃度を一つのグラフに時系列で並べてみると
見事に1:1で符合します。
地球の温度が高いときにはCO2の濃度もあがっている
わけです。
ICPP(気候変動に関する政府間パネル・まぁ言ってみれば世界基準)では
「だからCO2が犯人だ!」ということになっているわけですが
実はこの表をよく見ると地球の温度が上がっているほうが
早くピークが来ているのです。
つまり、地球の温度が上がった後にCO2の濃度があがっている
という表なのです。

ということは、地球の温度が上がるほうが先で
CO2が増加するのはそのあとだということになります。

これは説明がつきます。
地球の温度が暖かくなれば当然のことながら海中のCO2が
外に出ます。
炭酸飲料水やビールが温かいとよく泡が出るのと同じ原理です。

ではなぜ地球の温度が上がったのでしょう。
これは太陽の黒点と相関関係にあります。
(黒点とは太陽の地面下で急激な爆発がおき天井が抜けた様子と思ってください、つまりエネルギーがそこだけ異常に強いところです)
地球の温度の上昇はこの黒点の数と見事に一致しています。

順番で行くと、
太陽の黒点の数が増える(活発化)→地球の温度が上がる→海中のCO2が外に出る。という順番なのです。

さて、ではなぜCO2の排出が犯人かのように言われているのでしょう。

まず、地球のエネルギー、特に化石燃料(いわゆるオイル)の枯渇
問題があります。
化石燃料を人類が初めて使ったのは150年前になります。
以後大量に150年間使い続けてきました。
150年前の総量が100だとすると
現在の残は50です。ちょうど半分使ったわけです。
ペットボトル1本だとすれば今日までちょうど半分飲んでしまいました。
誰が?・・・そう、先進国たちです。
2人のアメリカ人、4人のヨーロッパ人、1人の日本人、
混血が1人、この8人で150年かけて半分飲んだのと同じです。

混血を除く7人はまだ飲み続けることができる思っていたのですが、
そこに13人の中国人と11人のインド人、他アジア人、アフリカ人
など60人が押し寄せ俺にも飲ませろ!と言い出したのです。

今までほぼ7人で飲んでたものが今度は70人で飲まなければなりません。150年飲めたものが15年で終わってしまう勘定です。
2050年にはすっからかん、となることは目に見えています。

そこで、先進国は考えた!
代替エネルギーを作るまで何とか長引かせよう・・
アジア人やアフリカ人には飲ませるな!を合言葉にしたわけです。

さらに考えた!
「ではどうしたら飲まなくさせることができるだろう?」
「そうだ!地球温暖化にからめてCO2の排出規制をすれば
使わないじゃんか!」

というわけでCO2を犯人に仕立て上げたということなのです。

さらに言えば、

「でもそうすると自分達で使えなくなっちゃうよ・・」
「何言ってんだ!こっちには金があるじゃないか、これで排出量を買えばいいんだよ」
「なるほど・・」
ということで排出量取引が始まったわけです。
(本当は排出量じゃなくて今や排出権になっちゃってますが・・)

この排出権売買は今や6兆円規模になっており世界でも金融市場を動かすビジネスモデルになってますから、いまさらCO2が犯人じゃない
とは言えないのです。

というわけで!
あなたが車を新調するときにはCO2の排出量などはまったく考えずに
買ってもなんら環境には差し支えありませんので
そんなことをお考えならずに燃費だけを考慮してお求めください。

政治・経済、何事もそうですが現代社会は何事も裏の事情というのが
必ず存在しており、
表面上はヒューマニズムにあふれたシステムを装っています。

見誤らず、真実はどこにあるのか・・を常に考え
「扇動」に乗っからないことが大事です。

CO2の話から
ちょと難しいことになってしまいましてすんませんでした。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございました。
 温暖化の話ですが、太陽の黒点のことはちょうど新聞にも載っていました。 おもしろいですね。
 何事にも裏がある、とは本当にそうだと思います。 でも調べれば調べるほどよくわからないことが増えますね。 
 温暖化対策のためだけに排気量を気にしているというわけでもありません。 マニュアル車に乗っているのは、貧乏だからというだけですが、幸か不幸か田舎の空気のいい場所でそだったため、都会にひっこしてから、水道の水はドブのような腐臭が、空気はいつも砂場で春一番で臭い砂が舞いあげられたような匂いが感じられてしまうのです。
 
 本当に臭い。。。

 田舎は自然の多いところで、今でもそう変わり映えしてないのに、川に子供のころいた生物がほとんどいなくなったり、ダムができたはずなのに、昔よりも洪水がおおくなり、少しの水で河が土で真っ黒になり、増水します。 祖母や年配の方はこれらはここ2,30年のことだと言ってました。

 そういう変化を目の当たりにして、なにかがおかしいと思っています。
 どちらにしろ、アクション(行動)にはリアクション(その行動への反応)が必ずあると思いますので、自然も政治もこれだけ複雑だったら、リアクションも想像がつかないので、大きな活動をしないのが一番いいかなと思っています。 アクションが大きいほどリアクションも大きく、それが悪いことだったら取り返しがつきませんし、、、。
 
 木を切ったら海で魚が取れなくなったり、杉を植えたら洪水が増えたり、予想もつかないことだらけです。

 CO2は温暖化には結びつかないということはとても勉強になりました。 
 扇動に乗らないのが大事とは本当に思いますが、導き出された結論が、今まで通り、「だから安心して消費してもいい。」 というものだったら、少し疑いの目を持ってしまいます。

 CO2排出権を金で買うということは人道的と思われないし、やはり先進国はスローダウンしないといけないという思いがあるので、私はちゃりんこで頑張ろうと思います。 (車は主人の通勤用。)

 

 

お礼日時:2008/11/22 17:15

 自動車会社の買い替えの試算などではそこまで考慮されていないなので、「さすがにそこまで環境を重視していないのか」と思ったら、きちんと調べてはいるようです。



http://www.toyota.co.jp/jp/environmental_rep/07/ …
http://www.toyota.co.jp/jp/csr/report/08/downloa …
 上のT社の例では、国内生産約400万台でCO2排出量は160万トンですから、製造の環境負荷はガソリンで言うと200リットル程度のようです。リサイクルに要するエネルギー等を考慮する必要がありそうですが、それでも数割燃費向上するなら買い替えの価値はあるのかもしれません(最近の自動車の性能向上は、電子制御の高度化によるATの多段化や無段階変速化にあり、メンテナンスをしっかりしたエンジンで、精緻なマニュアル操作をするなら対抗できるのかもしれませんが)。

 ただ、こうやって他業界以上に環境負荷に対して努力を払ってきたという自負もあるんでしょうけど、CMなどでのエコイメージの演出はやりすぎでしょうね。どうあがいたところで自転車よりは自動車のほうが環境負荷は高いんだから、緑系の色を使いまくって、消費者に胡散臭い印象を与えてしまう広告を用いるよりも、「この製品は環境に十分に配慮して製造されていますが、過度の使用は地球環境に重大な影響を与える可能性があります」とかいう警告をつけたほうがスマートじゃないの?と思ったりもします。

 エコ~については特に基準はないと思います。勿論環境に対する認証精度であるISO14001の認証を受けた工場で製造したとか、あれこれ工夫はしているようですが、それとエコ~呼称についての関係を定める規定はなかったはずです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。 製造の環境負荷は200リットルですか。 思ったより少ないんですね。 疑い深いので、微妙に信用できないのですが、資料を隅から隅まで読んだり、時間を作ってまで詳細を調べるほどの熱意もない怠惰な自分です。 
 最近の自動車の性能向上は、電子制御の高度化によるATの多段化や無段階変速化にあり、メンテナンスをしっかりしたエンジンで、精緻なマニュアル操作をするなら対抗できるのかもしれませんが

 理系はとても苦手で自分が理解できているかはなはだ疑わしいですが、いろいろ勉強になりました。 

 

お礼日時:2008/11/24 02:18

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!