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中学生に英語を教えています。
appleは可算名詞だけど,chocolateは,溶けたり,板チョコなどは割ってしてしまうと数えられなくなるので,基本的には不加算名詞と教えました。
あえて数えるときは a piece of~を使うのだということも教えました。
すると,中学生から「でも,りんごもスライスすると数えられなくなるのでは?」「すりりんごもあるじゃん」という質問がきて,即座に回答できませんでした。
一般的にappleは可算名詞で,chocolateは不可算名詞なんだという他に,よい説明方法があれば教えてください。

A 回答 (5件)

「でも,りんごもスライスすると数えられなくなるのでは?」


「すりりんごもあるじゃん」

私なら生徒がこう言うのを待ちます。すり下ろして、1個2個という数え方をしないときは不可算名詞です。grated apple「すりリンゴ」は重さや量で考え、いくら多くてももともと何個だったかは考えません。複数にもなりません。

200g of grated apple「すりリンゴ200グラム」
grate two apples「リンゴ2個をすり下ろす」

切った場合は

a piece of apple / two pieces of apple

採れたままの形でなければもはや決まった形はないと考えます。

果物は自然な状態という一般的な形がありますが、チョコレートやルーの自然な形は無定形です。それゆえ不可算です。

「チョコレート食べる」は一番あり得る状態は eat a chocolate bar 、 eat chocolate は具体的というより「食物の一つとして(いろいろな形で)チョコレートを摂取する」という感じがします。

I like chocolate. は「チョコレート(という甘くて茶色の物質)が好き」で一般的な好き嫌いですが I like chocolate bars. は「板チョコじゃないとダメ」と狭い嗜好です。

eat an apple は1個、eat two apples は2個を食べるということ。別にかじりつかずに切っても構いません。合計いくつかということです。eat some pieces of apple はスライスをいくつか食べることですが、ここでは元のリンゴの個数のことは考えません。

結局「普通名詞の可算名詞は決まった形を持つもの、始まりと終わりがある物事。不可算名詞は決まった形を持たないものや物質名詞」ということです。
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この回答へのお礼

ご丁寧なご回答,ありがとうございました。
とても参考になりました。

>私なら生徒がこう言うのを待ちます。
たしかにそうですね。
自分の指導者としての未熟さを反省しました。

本日,trgovecさん中心にみなさんのご回答を参考にさせていただき,説明してみたのですが,
私の力量不足により,イマイチしっくりきていないようでした。
そのうち,クッキーやビスケットはなぜ可算名詞なのかという問題になり,また困ってしまった所存です。。。。。。
冬休みにもう一度じっくり考えなおして,説明し直そうと思っております。
(よろしければ,クッキーの謎も教えてくださると幸いです。自分でも調べてみるつもりですが・・)

お礼日時:2008/12/02 18:24

中学生に教えるんですよね。


しかも、可算名詞あたりを教えているということは、まだ1年生? そうなると、多少理屈っぽくはなっていても、小学生に毛が生えた程度の思考力ですから、あまり難しいことを言っても混乱するだけですね。
「そりゃ、人間が手を加えれば、どんなものでもいろいろな形になるよ。要するに、『もともとがどんな形をしているものか』ってことだよ。リンゴは、木になっているときは、丸い形をしているだろ? だけどチョコは、もともとが液体だろ? それを食べやすいように、楽しめるようにいろんな形に固めただけだからさ。
たとえば、水だって、型にはめて凍らせれば、形はできるけどさ。もともとは液体だから、1つ2つとは数えないんだよ」
くらいでよいのではないでしょうか?
それでもごちゃごちゃ突っこんでくるようであれば、それは思春期特有の屁理屈ですから、「君、ゴネたいの? 英語できるようになりたいの? どっち?(^◇^)」とでも切り返してやればいいのではないですか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私は中学生の「?」を大切にしたいので,彼らが納得するまでよい説明方法を見つけ続けたいと思います。

お礼日時:2008/12/02 18:36

基本的には形の有無だと思います。


例えば half appleと言った場合は、形のイメージが出来ますが、
half chocolateでは、元の大きさが分かりませんし、halfというのはカロリーや糖分が半分かもしれません。
あと、チョコレートとりんごの大きな違いは、りんごは果実をもぎ取ってそのままの状態ですが、チョコレートは原料はカカオでも豆の原形を留めていないので、板チョコが豆粒何個で出来ているのか数えられませんよね。

参考URL:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考URLも貼っていただいてので,そちらも参考にさせていただこうと思います。

お礼日時:2008/12/02 18:31

No.1でtrgovecさんが仰っているようにリンゴも既に切ったものなら不可算名詞です。

ですから、切り分けたリンゴを皿にのせて、相手の目の前に出して、「どうぞリンゴを召し上がれ」なら、Please help yourself to apple.が普通です。「すりおろしたリンゴ」なら、元のリンゴが複数であることを示してgraded apples と言う表現も出来ます。

自分が現役時代にやっていたのは、次のように紙飛行機を使った説明です。

ある程度大きい長方形の紙を用意します。その長辺をA1,A2とし、短辺をB1.B2とします。
B1をA1にあわせて折ります。同様にB2をA2にあわせて折ります。そうすると、先端が三角形になった長方形が出来上がります。(正確には、細長い5角形ですが)次に、A1とA2を重ねて、真中から折ります。そうすると先端の三角形が半分になった細長い四角形が出来上がります。(正確には細長い四辺形に直角三角形の短辺をくっつけたもの)次に、そのもっとも長い辺にA1とA2をそれぞれ重ねるようにして折り、飛行機の翼を作ります。 これで紙飛行機の形になるはずです。
生徒に説明するのは次のようにします。
「マジックを見せます。ジャンボジェットが飛んでいます。100人乗客が乗っています。ところが大きな山にぶつかって墜落しました。機体が半分に真っ二つになりました。」(ここで、紙飛行機をA1,A2を重ねた状態で、長い方向になるべく均等に二つにちぎります。機体のオシリの方からちぎるとやりやすいです。すると、真中の部分が長い一枚の紙片になり、残りが8枚でます。)「みなさん、乗客の人たちはどうなったでしょうか?」と言いながら、ちょっと間を取ります。(そう言いながら、もっとも長い紙片を取りそれをひろげます。十字架の形になります。)「彼らは天国へ行きました」と言いながら、その十字架の形になったものを生徒に示します。(なお、残りの8枚でHELLと言う文字を作ることも出来、50人が天国へ行きました、残りの50人はどこへ行ったでしょうとなぞかけにして、HELLと言う文字を作ることも出来ます)
ここから、肝心な可算・不可算の説明です。「飛行機は数えられました。一機、二機というようにです。それはこれが一つと言う単位があったからです。では、紙はどうでしょうか?」と言いながら、さっきちぎった紙片を見せながら、「これは一つの紙ですか」と聞きながらそれを更に二つにちぎります。更に「何が一つの紙なのでしょうか」と聞き紙自体には一つと言う単位がないことを確認します。結局、数えられると言うことは単位がはっきり分かるかどうかだという確認をします。pieceというのは、水をコップに入れて数えることが出来たり、何CCと言う形で数えることができたりするように、本当は数えられないものを仮に数えるための単位だと確認することも必要です。(なお、上の紙飛行機のマジックは自分が学生時代に友人から教えてもらったものです。もう30年以上前のことです)
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この回答へのお礼

ご丁寧なご回答,ありがとうございました。
ものを使うとヴィジュアル的に理解でき,わかりやすいデモだと思ったのですが,
中学生相手に,死や地獄を扱うのはあまりよくないと判断しましたので,
利用させていただくのを控えさせていただきました。
申し訳ありません。

お礼日時:2008/12/02 18:30

未熟な為、専門的な回答はできませんが、


チョコレートは元来、固形ではなく飲み物として扱われていました。
固形チョコレートの原型が出来たのは150年ほど前だったと思うので、
既に英語では、waterなどと同じように「数えられない」という認識が出来上がっていたと思われます。

なので、「板チョコを割れば数えられない」と言わずに、
「チョコレートは元が液体だから」と教えれば生徒も納得したかもしれません。

つまり、「元の形がなくなると数えられない」ではなく、
「もともと、形そのものが無いから」とお教えになればいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
中学生にとって,一番わかりやすい回答だと思います。

お礼日時:2008/12/02 18:12

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