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医療現場での手袋着用率について関心があり、現在文献などを読んでいます。
その中で、MRSA患者に対するケア時の手袋着用率は高いのに対して、血液に関連するケア(採血、血管確保など)に対する手袋着用率は有意に低いとの報告が目に付きました。
血液由来の感染症は、微量な血液でも感染すると考えなければならないと思いますが、実際、HBV、HCV、HIVなどは、どの位の血液量で感染の可能性が考えられるのでしょうか?
医療現場で働く人たちが、その様な知識を持ってケアにあたっていれば、血液に関連するケアに対してもリスク意識が高まり、手袋着用率の向上につながるのでは・・と思いました。

いろいろと調べてみましたが、実際にどの位、と載っている情報に
たどり着かなかったので、こちらで質問させて頂きました。
宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

手に傷がなければ、血液に触れてもまず感染することはありません。


血に触れても簡単に感染するのではない、というのは差別予防でもとても大切な事実です。

しかし、針を直接さしてしまった場合、B型肝炎で1-60%、C型肝炎で2%、HIVで0.3%ほどとされています。

採血などでは、微妙な手触りで血管を探し当てることもあり、通常の手袋だとやりづらいのも事実です(針を刺すときは、ベテランほど目で見るより手で感じています)

いままで素手でやっていたひとが、いきなり手袋ってけっこうストレスなんです。わかってはいるけど、手袋をつけていないという方が実情です。もちろん、最初から手袋をつける訓練をしている若い人はそうでもありませんが...。私も、簡単な人ならいいのですが、厳しい人は素手でやっています。

針刺し予防には手袋よりリキャップの方が遥かに大切ですので、「てぶくろのほうがより安全だー」だのと単に叫んでも、「そんなこと言っても10年も20年もそれでやってきたのだから」という風習はなかなか変えられないのです。「やりにくい」「失敗率があがって患者から白い目で見られる」を越えるメリットを実感できるような工夫をしないと、なかなか難しいでしょうね。

もちろん、針刺しの際にも手袋をしていた方が感染率が下がるという事実はいうまでもありません。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
そうですよね。経験を積まれた方ほど、習慣を変えるというのは難しいですよね。
やはり技術的な面(手袋をしていると血管が分かりにくい、テープがくっついてやりにくいetc..)が大きな壁となっているのでしょうか。
学生の時から、手袋装着での操作という認識と技術をしっかり身に着けておかなければいけないですね。
しかし、今現在の現場での認識を変化させるためにはどうすれば良いのか・・・メリットを実感できるような工夫ですよね。
ご意見を参考にさせて頂きます(^^)
ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/17 00:05

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