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プリアンプでは出力インピーダンスは十分低く、パワーアンプでは入力インピーダンスは十分高くと言われますが、何故そうなのでしょうか?パワーアンプに関してはなんとなく解かる気がしますがプリアンプがどうも・・・。どなたか解かり易く御教授下さい。

A 回答 (3件)

詳しく説明するときりがないのですが。



> プリアンプでは出力インピーダンスは十分低く

一番の理由は、「プリアンプ~パワーアンプ間を接続するシールド線の静電容量によって、高域が減衰しないようにするため」です。

他にも色々理由を挙げることは出来ますが、それら「他の理由」は全てパワーアンプの設計(というより仕様変更)等でカバーできます。
しかし最初に挙げた「高域の減衰」だけは、一旦発生してしまうと後からは補いようがないため、初めからそれが生じないように「プリアンプの出力インピーダンスは低くしなければならない」のです。

> パワーアンプでは入力インピーダンスは十分高く

これは、「プリアンプの出力に負荷(負担)を掛けないようにして、プリアンプ出力の歪率や最大出力電圧が劣化・悪化するのを防ぐため」です。

例えば、100kΩの負荷(=パワーアンプの入力インピーダンス)に対して「最大出力10V、歪率0.01%」を保証しているプリアンプがあったとして、もしこれに10kΩの負荷を繋いでしまうと「最大出力2V、歪率0.1%」等と特性が劣化してしまうことがあるのです。
(プリアンプによって、許容負荷の範囲や、特性劣化の度合いは大きく異なります)

もし接続するプリの機種が限定されていれば、そのプリが許容する範囲で、パワアンプーの入力インピーダンスは下げても構いません。
(実際、600Ω入力や16Ω入力のパワーアンプも存在します)
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この回答へのお礼

御回答有難う御座いました。全く仰せの通りかと思います。CRフィルター的考えでプリの出力インピーダンスを低くしてるのですね。パワーアンプの入力インピーダンスは、電流を流す事により起こりうる特性の劣化させない為に高くするのですね。納得しました。

お礼日時:2009/01/12 05:47

受け側の入力インピーダンスは必要以上に高くしてはいけません。


10Mオームとかにすると入力のキャパシタンスが効いてきて高域が落ちてしまいます。
音響用で無い限り10kΩあたりにするのが普通です。
回路的に入力インピーダンスは100kΩ以上にはなるので、
入力側に抵抗を入れて下げます。
又、出力インピーダンスが数Ωになることはありません。
もっと低くなります。
パワーアンプの出力インピーダンスに着目するともっと解り易いです。
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この回答へのお礼

有難う御座います。なるほど、入力抵抗には総合的にインピーダンスを下げる役目も有るのですね。勉強になりました。

お礼日時:2009/01/13 22:41

> プリアンプでは出力インピーダンスは十分低く、パワーアンプでは入力インピーダンスは十分高くと言われますが、



逆なんじゃ?
プリアンプは弱い信号を受けるので入力インピーダンスが高い方がよい。
パワーアンプは大きな音を出す為に小さなインピーダンスのスピーカを
駆動する能力が要求されるので
出力インピーダンスが低いのがよい。

というか、どんなアンプに限らず
入力インピーダンスは高く
出力インピーダンスは低く
が理想的です。
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この回答へのお礼

回答有難う御座います。言葉足らずでしたでしょうか・・・。真意はNO.2の方の回答の中にあります。

お礼日時:2009/01/12 05:41

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