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分子間力と表面力の本に
Laplase圧力、Kelvin半径というものが何の定義もなしに出てくるのですが、これってどういうものなのでしょうか?
ネットで検索してもいまいちよく分からなかったので教えて下さい。

A 回答 (1件)

おそらく、Israelachviliの本を読んで、のことと思います。


まず、(綴りが違うのですが)Laplace圧力ですが、液体凝縮のときに、水滴内部に働く表面張力と比較して水滴内部に働く、非常に大きな力のことで、日本語の定性的解説は、
http://staff.aist.go.jp/yas.ando/fcomponents/lec …
やや定量的解説は、
http://www.chemeng.titech.ac.jp/~mmasuko/japanes …
にあります。
Kelvin半径は、
http://www.taiheiyo-cement.co.jp/rd/ti/pdf/7tisi …
に、「大気の相対湿度がp/poである時に円管内の水に対する相対湿度が100%となって、蒸発も凝縮もしない平衡状態となる円管の半径である」と書いてある通りで、たとえば、種々の吸着材料で相対圧力P/P0で毛細管凝縮が起きるときの細孔半径として求められています。
いずれも、Adamsonの「Physical Chemistry of Surfaces」(Wiley, 6th edition, 1997)に出ています。ご一読をおすすめします。
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