プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ある漫画(バ○)に書いてあったことで科学のカテゴリーで質問するべきではないような気が
しないでもないのですが
質問タイトルに書いた事は本当なのでしょうか?

私が疑問に思ったのはもっともらしく書く(描く)くらいだから
そういう事実はあるのだろうとは思うのですが
真空に近い空気を手のひらに作ってそれをすわせたとしても
それは薄い空気で酸素濃度が下がっていない気がしたのですが
どうなんでしょうか?

馬鹿らしい質問なのは重々承知なのですが
教えてください。

A 回答 (10件)

 #7です。


> 酸素濃度の低い時はヘモグロビンから酸素が分離してしまう。
> 息のしていない時は 体内の酸素が減っていくだけということ
> なんでしょうか?
 そういうことです。 従って、酸欠空気環境下でも
 毒ガス雰囲気中でない限り、息さえしなかったら,
 動脈血中酸素濃度がある程度(40Torr程度)存在している
 状態までなら助かると言う事です。
  しかし、これは前もって酸欠状態と認識していれば・・・
 という条件に限ります。 これ以外では、大抵呼吸してしまい
 簡単に気絶します。そして直ぐ助け出さなければ、死に至ります。 

 同様に重要な条件として、呼吸時は反応性ガスを吸わない。
 ということです。 一酸化炭素は、体内のヘモグロビンと
 結合している酸素を一気に奪いとるため、NGです。
  また、潜水した場合,窒素は血液に溶け込むと窒素酔いや
 減圧症(溶在していた窒素が、減圧によって気泡として溶出する
 ことによって起こる障害)といった障害を引き起こしますので、
 反応性が無いヘリウム(ガス)が使われます。
  このヘリウム(ガス)はチョット吸った程度では、反応性が
 無い分、声が変わるだけで済みます。
  これが#8さんが発言されている”芸”の一つとして
 使われることがあります。
       
 
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この回答へのお礼

納得できました。

潜水に関する事は映画の「アビス」で急速浮上して
血が噴出して死ぬシーンがありましたね。
あとNHKでアメリカのどこかで地下道でつながっている
湖をもぐるので一度もぐってから(深く長い)
陸に上がるのに何時間も体を慣らさなければならなかったのを見たことがあります。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/02/11 00:14

No 8です。



>これは#8さんだからなのでしょうか?

そんなことはありません。私の周りで何人もやっていますが、みなピンピンしています。

ただし、繰り返しになりますが、絶対にまねしてはいけません。我々も、通常ヘリウムや窒素を扱う場合、換気に非常に気をつけています。液体窒素を扱っている時の窒息事故は結構頻繁に起こっています。
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この回答へのお礼

再び回答ありがとうございましす。

なぜなんでしょうね。

一応納得しかけていたのですが
実際はそのような事が起こらないとなると
どのように解釈していいか分らなくなりました。

それとも一呼吸というところに誤謬があるだけなのでしょうか?

お礼日時:2003/02/10 12:26

絶対に真似してはいけませんが、私の体験からは、No.6の方がおっしゃるように一瞬で死ぬ(もしくは意識を失う)ことはありません。



私は仕事の上で純粋なヘリウムガスをよくつかうのですが、へリウムを吸うと声が変わるので、時々知らない人に吸って見せたり(聞かせたり?)します。おもちゃ屋さんでダックボイスとして売られているヘリウムは安全のため酸素が混ぜてありますが、職場にあるのは純粋なヘリウムです。このヘリウムのホースをくわえて、鼻をつまんで数秒間吸い続けても、別にどうということはありません。

ただし、酸欠気体を吸い続けた場合、「なんだかおかしいな」という時間がなく、正常な状態から一瞬に気を失うそうです。つまり、吸った瞬間に死にいたることはありませんが。一旦、気を失うレベルまで吸い続けたら終わりということですね。
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この回答へのお礼

経験に基づいた回答ありがとうございます。

これは#8さんだからなのでしょうか?

お礼日時:2003/02/09 23:11

 皆さんがいろいろ書かれていますが・・・・、



◇空気が薄い(酸素が少ない)環境で呼吸したら・・・
 一瞬にして血液中のヘモグロビンの溶存酸素濃度が放出され、気絶します。
 このため、その場から逃げれず必要な酸素が得られないために死に至ります。

  酸素濃度と行動 
 18-25% 法定作業環境(火気類は 上限22%以下) 大気標準濃度;20.9%  
 14-16% 呼吸が深くなり、脈拍数が増し、労働が困難となる。
 8-12% 呼吸困難となる。
 8%以下 失神昏倒し、死に至る。 ただの一呼吸でバッタリ倒れてしまう。
     ( 酸素欠乏症の特徴 ) 
 
  実務経験豊富な父が発破(ダイナマイト)したトンネル内採掘現場で
 この事故に巻き込まれ、直感ですぐ息を止めたが間に合わずに気絶したと
 語ってます。 特に酸素欠乏症が怖いのは、助かっても 視野狭窄
(視界が狭まる)、記憶障害、言語障害等の後遺症が高い確率で残ることです。

 余談ですが、高橋尚子さんが高地トレーニングするのは、ヘモグロビンへの
 酸素摂取能力を高めることによって、運動能力を高める為です。
 (ご存知かも知れませんが・・・)

◇手の平に真空を作れたら・・・
 手のひらに真空が作れたら、周りの圧力が高いため、手を開けず押しつぶされる
 可能性があります。 それでも作れたとして、口元にそれをもっていったら、
 物理現象上、圧力の高いところから低いところへ気流が発生します。
 つまり、肺から手のひらの方に空気が流れますので、吸えずに吐くことに
 なります。

◇その他
 地球の大気は地上80km~100km(スペースシャトルが爆発した
 64kmより上空)まで存在していますが、上空ほど薄くなります。
 しかし、酸素と窒素の存在比は、地上と上空でもほぼ等しい
 結果になっています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

本来、胞肺においてヘモグロビンと酸素が結合するが
酸素濃度の低い時はヘモグロビンから酸素が分離してしまう。
息のしていない時は
体内の酸素が減っていくだけということなんでしょうか?

漫画に書いてあったのはもしかしたら
真空を作るの事により肺の中の酸素濃度を下げるという
意味だったのかもしれません。

お礼日時:2003/02/09 23:10

酸素濃度の低い気体を吸ったら、濃度によっては一瞬で死にます。



No2の方の参考URLの通りです。普通の空気(21%酸素)を吸えば、肺で酸素が血中に
取り込まれますが、酸素濃度が極端に低いと逆に酸素を放出してしまい、血中酸素
濃度が下がります。こうなるとショック状態になり、死にます。

息止めをして、限界になった時でも、肺の中の酸素濃度は15%程度にしか下がって
いません。つまり、3分間息を止められる人でも、限界時以下の気体をすったら、
少なくともそこから全然もたないのは容易に想像できるでしょう。
No5の方の回答で、溺れた人の事に触れていますが、酸素が吸えなくなっても、血中
の酸素濃度は徐々に下がっていくので、ある程度は蘇生できるのであって、低酸素気体
をすうこととは全く状態が異なります。

空気に79%含まれる窒素はそれ自体は毒性はありませんが、(窒素に限りませんが)
酸素濃度の低い気体は非常に危険なのです。

以上
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この回答へのお礼

肺胞での酸素分圧は100mmHg二酸化炭素分圧が40mmHgだそうですが
この全圧は1気圧760mmHgなのですか?
(濃度と気圧とは別物?)
ということは酸素濃度は13%くらい?

この酸素分圧が下がる事によって
血中のオキシヘモグロビンの割合が下がるから
組織で渡される酸素量が減るということなのでしょうか?

回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/02/07 23:06

酸素の濃度がどのくらい薄いかにもよると思いますが、即死させるのは無理だと思います。

確か、酸素がほとんどない状態(水中とか)で脳が完全に活動を停止するまで、5分くらいはかかったはずです。それまでに、適切な治療を受ければ、生命力が強い人は生き残れます。
でも、それは救急車を呼んで医療機関に運ぶなど、適切な措置をする、という前提で話をしているので、フィクションに登場する暗殺方法としてはまずまずじゃないですか?検死しても証拠が残らないし……
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/02/07 22:51

酸素濃度が低い空気を吸うと死にます。


極端なことを言えば、酸素濃度が0.01%であっても生きていると思いますか?

余談ですが、
もし仮に、真空に近い空気を手のひらに作れたとしても、それを「吸う」のは不可能では?
むしろ、「真空に近い空気」に、口を近づけたら、肺から空気が出ていってしまうと思います。

もし、その「真空に近い空気」を吸うのなら、肺の中は「真空に近い空気」より真空に近くないといけません。つまり、肺の中は空っぽです。とてつもない力で肺が圧迫されることが予想されます。多分、肺は元どおりにはなりません。
だから、多分、死にますね。

その漫画で、真空に近い空気を吸ったのだとしたら、真空に近い空気を吸った、という理由ではなく、真空に近い空気を吸える、という理由で死にます。(多分)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2003/02/07 22:50

真空とは空気が無いことですから吸えません。

手のひら
程度の面積に乗る気体量なら1L位ですから、肺活量に
比べて小さいので、その体積分の空気を肺からはき出して
も死にません。

しかし、酸素のない空気を吸うと一瞬にして気を失い、
自力では助かりません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2003/02/07 22:46

検索したら、参考URLが出てきました。


また、安全衛生の講習では、酸欠雰囲気では、一呼吸で全ての行動力を奪われるそうで、恐ろしい事態なんだそうです。

真空に近い空気というのは理解不可能な状態ですが、酸素濃度が低い状態を当事者の回りに作ったとしたら死にます。

参考URL:http://www.anzenkun.nishio-rent.co.jp/anzen/127. …
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この回答へのお礼

本当の事だったのですね。

漫画の方は手元にないからどういうこじつけをしていたのか
正確にわからないのです。

酸素濃度とは空気中における酸素の占める割合という意味でしょうか?

回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/02/07 22:41

真空に近い空気を手のひらに・・・ということは物理的に不可能でしょう。


また、薄い空気を吸うと死ぬのでしたらエベレストに登山した人は死ぬことになりますね。

また、酸素濃度が低い空気を吸うことについても、シンナー遊びなんかする人ははいた息をずっと吸いつづけているので、それもありえないでしょう。
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この回答へのお礼

確かに真空に近い空気って何だか変な文章ですね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/02/07 22:37

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