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 市町村合併が今やかましく言われています。国や県は、いろいろ理由をつけて合併を進めているようですが、市町村合併を、よくよく理解している方で、
  私は、○○○だから大反対だ。 私は、◇◇◇だから大賛成だ。
という方、ウーンなるほどというわかりやすい理由を教えてください。
いろいろ難しい言葉を並べられても本当のところはどうなんだろうかという疑問があります。なんだか言いくるめられているような気もします。
ですから、気持ちよく、なるほど。という説明を聞きたいのです。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

 satikoさんの納得のいく回答となるかどうかわかりませんが、私なりのコメントをさせてください。


 結論から言えば、賛成派です。
 まず、賛成派の考え方ですが、地方公共団体の多く、特に過疎の著しい僻地の町や村は莫大な借金財政という状態でして、自分の財政だけでは、とてもやっていかれない現状があります。そこで、近くの大きな都市に吸収される必要があります。これにより、市の中心部から集めた税金が吸収された外れの部分まで分配されます。一方の中心部(吸収する側)はそれだけ領域を広げるわけですから、広域的に意思の統一が図れます。市町村がバラバラだと、広域的にコンセンサスが取れませんから。
 あと、領域(境界)の形が統治しやすい形にするため、というのもあります。最近合併した東京都西東京市はいびつな形の保谷市と田無市を合併してまともな形になりましたね。今度合併するさいたま市もそうですね。こちらのほうは政令指定都市化をねらっているわけですが。逆にあきる野市は日の出町と檜原村が合併しなかったため、いびつな形になっています。詳しくは地図で確認してください。
 一方、反対派の考え方はこうでしょう。先ほどの僻地の町や村については、吸収されると、かつての中心地であった役場がなくなるから役場まで遠くなる、あるいはきめ細かい行政サービスが浸透しにくい、といったことがいえるでしょう。それに関連して、合併に意欲的な某県某市は、莫大な借金によって市役所の新庁舎を建設したことから、周辺の町や村は借金のツケを危惧して、合併には消極的です。
 私なりの考え方ですが、やはり人口の過密化と過疎化が著しい中では過疎の村は吸収されるしか生き残れない現状があると思います。
 参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
お礼が遅くなり申し訳ございません。

お礼日時:2003/07/28 09:23

私は賛成です。

私は政令指定都市の職員をしているため、直接こういうケースにぶつかったことはありませんが、一個人として意見を述べさせてもらえればと思います。

前にも、市町村合併については、No.40876の質問でも出て、お答えもさせていただいた記憶があります。
その際には、市町村合併のメリット・デメリットの対比で一般的な話をさせていたと思います。

反対の方の気持ちもわかります。
地元の文化やつながり、古くからの伝統など、行政が好んで使う用語である「コミュニティ」がまさにそこにあり、町や村が小さいが故の行政の機動力と役場との距離感の近さを持っていることは確かです。

そこで敢えて、私が賛成というのは、小さい市町村(最近の合併では小さいとも限りませんが)合併することにより、消防・病院経営・福祉(バリアフリー)・上下水道・生涯教育・治水・利水・区画整理・過疎化対策・交通・ごみ処理・環境対策・災害対策等々多くの行政が担わなければならない分野(民間に任せられない、もしくは、高コストになる分野)で、市町村の力を合わせて、お金(税金ですね)や人(職員もしくは嘱託)の力を大きくして、対策に望む方が、長い目で見るとそのまちに住んでいる人の利益になると思うからです。
小さいままでは、債券(つまり借金)を発行して(もちろん県の許しが必要です)県か国に買い取ってもらい事業を実施するか、国か県の助成金や補助金をもらうべく、県庁詣でや地元選出の国会議員詣でに時間をかなり費やさなければなりません。それが、この国の中央集権の最大の害悪だったと、私個人は思います。
地方分権といいつつ、まだまだ法律だけで、カネ・ヒト・モノ・ハコの裁量権が地方におりてこない限り、国の地方交付金頼みの財政状況が変わらない限り、合併による巨大化の道は続くと思います。

ですから、大賛成とは言いません。さっき出したような小さい町ではなかなか維持充実させることが困難な行政サービスに限って言えば、スケールメリットはきっと活かされるでしょう、と言いたいのです。

問題は、なぜ合併するのかという素朴な疑問に対して、議会でそして行政側から「こういうところが良くなります。こういうところは改善の余地があります。」という合併の事業評価をきっちり公開することが大事でしょう。特に合併コストについても。

こんな意見でよろしかったでしょうか?
少なくとも、行政同士の合併の方が、外郭団体や第三セクターをどんどん作るよりまだ「透明性」がある分いいと思います。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=40876
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この回答へのお礼

回答:問題は、なぜ合併するのかという素朴な疑問に対して、議会でそして行政側から「こういうところが良くなります。こういうところは改善の余地があります。」という合併の事業評価をきっちり公開することが大事でしょう。特に合併コストについても。

おっしゃる通りだと思います。
buranさんから回答を頂いてから月日が経過して、今では私の町でも、法定合併協議会もでき、合併期日(平成16年10月)と決まり、各地で住民説明会が実施されています。
問題は合併の具体的なメリット・デメリットです。buranさんがおっしゃる『合併の事業評価の公開』や『合併コスト』の面です。
しかし、現実は如何でしょうか。この時期になっても、住民が一番気になる受益者負担がどのようになるのかがはっきりしません。
協議会でも、『合併時までに調整』とか『新市で検討』とかと言った具合です。
私も基本的には合併賛成なのですが、あまりにも合併ありきで、ほとんどの行政事業を先送りにしてしまうやり方は納得できないのですが。

お礼日時:2003/07/28 09:40

地方過疎町村の職員です。

我が町でも合併論が持ち上がっていますが、前途多難です。
現実は他町村との腹のさぐり合いで、少しでも有利な合併を進めようと、首長、議会で損得勘定の話題ばかり。
つまり、ちっとも住民主体の論議になっていないんです。結局銭カネに縛られてます。
実際の所、地方債の貸付が莫大になり、にっちもさっちもいかない町村もあるのに。
国からも分権政策が推進されていますが、今の所、財源移譲までは雲の中です。
東京都知事の言うように、「金食い虫の地方はいらない」というような意見も多く、
結局は分権・合併と言いながらも、弱小町村の淘汰になってしまう恐れがあります。
だって大都市の方がコストのスケールメリットも高く、市民も便利ですもの。
これでは逆に強者生存による集権化が進んでしまいます。
町村がいかにオリジナリティーをもって、「おらがむら」を創るか?
とにかく市民参加型の合併論でないと、必ず失敗します。みんなで真剣に考えていきましょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
お礼が遅くなり申し訳ございません。
おっしゃる通りです。
地方切り捨てにならないようにするための、住民参加が求められます。
合併後に禍根を残さないためにも。

お礼日時:2003/07/28 09:43

市町村合併には反対です。


やはり一番大きな理由は歴史的な背景でしょうか。
どこの町や村にも歴史があり、合併でその名前が消えてしまうことはすごく残念です。
確かに、合併により、役所のサービスが行き届くようになるというような話もありますが、そんなものは制度の改革によってどのようにでも変えられます。
例えば、今でも各都道府県の下に一定の範囲で広域圏というものを設定しており、市町村が横の連携を図れるようになっています。
ところが、実際にはこの広域圏はほとんど実態がなく、文言上だけのものになっているのです。
そもそも役人は頭が固すぎます。いまある制度や枠組みでもじゅうぶん活用できるものはあるのです。
法律や制度なんて自分たちの都合のいいようには変えていますが、住民のためにはなかなか変えないのです。これは国政レベルでも全く一緒。
市町村合併を唱えたのも、一部の国会議員、現実性のわかっていない、一部の学者です。
数百年続いた生活単位というものを全く無視しています。
とりあえず、役所の都合でしかない、市町村合併には反対するほかないのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
お礼が遅くなり申し訳ございません。
おっしゃる通り、合併によって新市の名称が決まり旧市町村名が消えてしまうことは残念です。
合併には賛否両論あり、それぞれの主張があると思います。
私の町でも合併議論のなかで新市名称が決まりました。住民から名称を公募して協議会で決定されたのですが、そもそも公募する段階で、対等合併だから旧の市町村名は省くというものからのスタートでした。
恐らく、協議会事務局の下案時点でそのようになったものだと思います。
ですから、対等合併だから旧市町村名を省いて新市の名称を募集するかどうかと言ったことについては協議はされていないと思います。
住民も協議会の委員も含めて、合併に関心が薄いのではないのでしょうか。
合併に賛成であれ反対であれ、大きな関心を持って取り組まないと、後々後悔することになると思うのですが。

お礼日時:2003/07/28 09:54

合併の是非は合併協議会を設置し、協議を重ね


細部まで議論され、その内容が住民に公開され
住民アンケートを取り、議会はその民意を反映
させなければならない。 最終的には義会で、
決することになります。
10年、20年後を考えると国、地方財政事情
からすると合併はいたし方ない。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
お礼が遅くなり申し訳ございません。

お礼日時:2003/07/28 09:56

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