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房室ブロックにより、ペースメーカーを入れて約半年ほど経過した者です。
実は、昨日かかりつけの病院にてペースメーカチェックを行なったところ、
ペースメーカから出ているリード線が断線している疑いがあると言われました。
(ペーシングモードはDDDです)

問題があるのは、心房側のリード線でしたが、ペースメーカからの
心房への電気刺激がうまく伝わっていないとの事でした。
(断線?に近いと言われました)
心房自体は、自脈で動いているとの事でペーシングモードが
DDDからVDDに変更となりました。

問題のリード線については翌週再検査する事になったのですが、
普通の生活を送っているのに、リード線が断線してしまったり、
ペースメーカーを入れて半年経たないうちにペーシングモードを
切り替えたりなんてするのでしょうか?
再検査の結果によっては、リード線を追加=再手術することに
なるそうです。

自分が想像していなかったことなので、かなり動揺しています。
みなさん、こんなケースで、何か御存知の事があったら教えて下さい。

どうぞ宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

通りすがりの者です。


一般人の自信無しの話で恐縮ですが一言だけ。
さて2002年度のメドトロニック(ペースメーカーのメーカーの一つ)のproduct performance reportによると心房リードは23種類のモデルの追跡データが載っていて植え込み後1年間のリードサバイバルレート(純粋にリードのみの原因により断線しない確率)は98.3%~100%となっています。つまり100人心房リードを植え込めば例え感染などの合併症が無くても1人や2人は1年でダメになる人もいる訳です。決して多くはありませんが当然考えられる遠隔期の問題点と言えるでしょう。
一番の原因として考えられるのは第一肋骨と鎖骨の隙間からリードを突き刺して入れる訳ですがこの隙間が人によっては非常に狭い事があって腕を動かす度にリードが挟まれて皮膜(針金を包んでいるシリコンやビニールの皮膜)が破れて針金が腐食したり酷い場合は完全に断線したりする事が考えられています(他にも異物に対する炎症反応などいろいろと原因はある)。
star_manさんの場合VDDにはできるので心房の電気刺激を感じる事はできるがペーシングは出来ない状態であり不完全断線という状態だと思われます。ただし御質問の文章の「ペーシングモードが DDDからVDDに変更となりました」という意味が機械の設定をプログラマーで変えたので無く心房ペーシングして無いので結果的にVDDとなっているという意味でありメーカーの人がきてきちんとチェックしていない(医師が心電図をみただけなどの場合)場合は閾値(ペーシングできる最小出力)が上がっているだけで断線している訳でなくペーシングの出力をあげればDDDとして使える場合もあります。
心房が規則正しく動いている場合はVDDでも何ら機能的に問題は無いと思いますしもし完全断線しても最悪VVIにはなるので急に意識が遠くなって倒れたりする事は無いと思います。
再検査でもし心房リード追加となった場合は少し思案のし所でしょう。つまり命に直接的に関係するリードは房室ブロックの方の場合心室リードの方ですがここで心房リードのために3本めを使ってしまうともし今後心室リードの方も断線した場合片側から4本目を入れないとDDDとなりません。普通片側から入れられるリードは3本位が限界で4本も入れると静脈が閉塞して手がむくんできたりする可能性が高くなります(一度入れたリードは余程運が良く無いと抜けません)。それでは反対側から2本入れてDDDとした場合右心房の中に5本のリードがうごめく形になってちょっと・・・。結局リード1本でVVIを反対側に入れようという話になるなら心房リードをわざわざ追加した意味が・・・という状況になる事も考えられるからです。
検査の結果心房リードの追加となった場合はその辺の所を主治医の先生と良く相談して御自分の希望にそった治療をなされると良いと思います。もちろん心室リードの方にも不具合が見つかった場合は再手術は避けられませんが・・・。
疑問点解消の一助になれば幸いです。
それでは。
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この回答へのお礼

futukayoiさん、回答有難うございます。
なんだか、昨日の担当医より分かりやすいお話で、とても嬉しく、
でも、担当医からこんな詳しい話が聞けなかった事が
本当に複雑な気分です。

リード追加のケースが非常に参考になりました。
ペースメーカチェックの担当医と主治医が別になっておりますので、
今後主治医とよーく相談しながら、対処(?)したいと思います。

自身の為とはいえ、もう一度『あの手術』を受けなければいけないと
思うと非常にブルーです。。。

お礼日時:2003/02/13 18:01

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