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校正について質問です。

現在出版社でDTP作業をしているのですが、社内の校正者の指示が納得できない時がたまにあるので質問させていただきました。

具体的な例
                ↓半角アキ
1/ ◯◯◯◯が◯◯◯◯の →◯◯◯◯ が◯◯◯◯の

こんな指示だったのですが、(これだけでは分かりませんよね?すみません)今イチ半角や全角をあける場所や改行の意図が分かりません。

基本的にどういった時に半角、全角、改行を行うのでしょうか。
編集者の方や、校正者の方、お力添え宜しくお願いいたします。

それと、そういった校正に役立つ書籍も探しております。
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

最近はあまり見られなくなったみたいですが、編集者必携、校正者必携というマニュアルが一応、存在します。



>> 基本的にどういった時に半角、全角、改行を行うのでしょうか。

基本的には、ワードの動作を見てください。日本語化する黎明期に結構、出版社に相談して研究した成果が入っています。

半角空き
 数字-文字 、英単語-文字 の境目には半角空きを入れます。

全角空き
 「。」「.」などの文末の後に全角空きを入れる流儀はあります。
 (必ずそうするとは限りません)

整段整行
 縦書きの場合、横方向、横書きの場合、縦方向に文字を揃える組み方。
 日本語の美しさを表した組み方です。原稿用紙を思い出すと分かるかも。

行末禁則文字
 行末に来てはいけない文字。開きの約モノなどです。
 行末禁則文字が文末に来る場合、その行の文字を詰めて、1文字多く入れることで解消するか、行末禁則文字の前で強制改行をします。

行頭禁則文字
 行の頭に来てはいけない文字。閉じの約モノ、句読点などです。
 文頭禁則文字が文頭に来る場合、前の行の文字を詰めて、1文字追い込むことで解消するか、前の行の行末1文字を強制改行して次の行に追い込むことで解消します。

改行禁則文字
 途中で改行してはいけない文字の組み合わせ。…3点リーダーやダーシュなどが多いですが、自社の商品名、登録商標、昔の話なら「天皇陛下」などが、これにあたります。他に均等ルビが入る単語なども避ける場合があります。

ちょっとした作法
 目上の人の名前が、自分もしくは目下の人の名前の下に来ることを嫌い、組版で調整する、ということもあります。

この手のマニュアルは、大きな書店にはあると思うので、見られてみてはいかがでしょうか? また、ワープロや日本語組版ソフト(エディカラーなど)の設定を見るだけでもずいぶんと勉強になるかと思います。(一太郎は組版とは別の世界の産物なので、あまり参考になりませんが)
もっとも、編集者が「気分で」入れる修正もあるかとは思いますので、その手の話は、本人のみぞ知る、ということになるかと思いますが。
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この回答へのお礼

これまた勉強になります。色々とルールがあるのは知っていましたが、曖昧な部分が多く不安でした。ご丁寧な解答感謝します。書籍等も購入して勉強したいと思います。

お礼日時:2009/02/24 22:51

こんにちは。



No.2さんの書かれている通り、
納得できるできないではなしに「ルール」です。
(企業内ローカルルールのようなものもありますが)

また書籍は、amazonなどで【校正】で検索しても
ズラズラっとヒットしますのでご参考ください。
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見た目の問題。

パッと見で読みやすいか否か。その行での文末揃えの為。

今月の最終日が原稿の締め切りです。
今月の最終日 が原稿の締め切りです。
今月の最終日 が 原稿の締め切りです。
今月の最終日 が原稿の締め切りです。
「今月の最終日」が原稿の締め切りです。
「今月の最終日」 が「原稿の締め切り」です。
「今月の最終日」 が 「原稿の締め切り」 です。

'今月の最終日'を見易くしただけです(強調)
また、他でも半角空ける場合もあります。
全角まで空けると間抜けになる場合もあります。
フォントによっても違います。

今月の休刊日と来月の休刊日
今月の休刊日 と 来月の休刊日
今月の休刊日 と 来月の休刊日
----------------------------
因みに、質問者さんの今回の指摘箇所「半角アキ」の「矢印↓」
この場所は、ブラウザやパソコンによって連続全角がずれます。
私の画面では、真ん中の「の」の部分に矢印が表示されています。
これは、フォントの大きさや半角・全角スペースの表示を見る側がどうするかによって変化します。Eメールも同じなので、その場合には、お気をつけ下さいませ。
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こんばんは



基本的に、文章の場合は句読点で区切ります。入れ方は、ひらがな等が続き意味が読み取れない場所にいれたり、あまり長くて読むのに、疲れそうな場所にもいれます。半角・一字空けるというのはあまりしません。

改行は、内容が少し変化する場所にします。また、ずらずらと続き、読みずらそうに感じられる時も改行します。

また、基本的には原稿を書く人の意向を尊重して、活字を組みます。

参考書は探せばあるとおもいますが、出版されている本をたくさん見ると、上手・下手、センスの良否等が判ってきます。最後はその人の感性や芸術性の問題になり、センスの無い人は、どんなに努力しても、上達するのは難しいです。
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この回答へのお礼

勉強になります。ご丁寧な解答感謝します。書籍等も購入して勉強したいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/24 22:50

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