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私は神奈川県に住む大学生で、東京都の事情に詳しくないので質問させて頂きます。
サークルの活動でスピーチを作成しており、皆様のご回答はスピーチに反映させて頂く可能性がございます。

前置きが長くなりましたが、質問です。

まず前提として、レジ袋はポリエチレンを原料としています。

ネットで調べた限り、東京都においてはレジ袋が燃えないごみであるとのことです。
( http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%83%AC … )

その一方、東京都はポリエチレンを原料とするゴミ袋を推奨しているようです。
( http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83 … )
(もちろん東京都が炭酸カルシウム配合のゴミ袋も推奨しているという事情は存じ上げております。)

何故同じポリエチレン原料なのに、ゴミ袋は燃やせてレジ袋は燃やせないのでしょうか?

どなたか事情をご存知の方、ご回答をお願いします。

A 回答 (2件)

回答No.1の方の言われている通りです。


昔の焼却炉は炉材(耐火煉瓦等)の高温耐久性に問題が有りました。石油製品のプラスチック類を燃やすと燃焼温度が高くなり、炉の
寿命が短くなるので、プラスチックは燃やさない、またはポリ袋の場合は、それに炭酸カルシウム微粉末を練り込み発熱量を抑えました。

環境的には、愚策です。燃焼温度の低いポリ袋を作るため、炭カルを粉末にし練り込み(両行程とも余分なエネルギー必要)、
重くより高価に成ったレジ袋を運搬販売し、燃やす時には油を注ぎ、量の増えた焼却灰は埋め立て地に行くわけですから。

近年は、炉の耐熱性も向上しているので、通常ポリ袋を燃えるゴミとして扱えば良いのですが、お役所仕事と炭カルポリ袋開発と
採用の経緯で変えようとしません。都民は無駄な負担をさせられ、環境汚染に参加しているのですから、気の毒です。

これが決まった時期は、焼却炉からのダイオキシン問題も有りました。高温燃焼=ダイオキシン発生防止なのに、炉寿命を楯に取り
うやむやしたのが、東京都です。当時、塩ビの焼却はダイオキシンが発生する為に東京都では包装材に使用禁止との噂が有り、
都庁に問い合わせたことがありますが、10カ所ほどたらい回しで、誰も何も断定的な事は言いませんでした。
高温焼却では副次的なNOx発生の問題も有りますが、現在では技術的には解決されています。

環境政策を学習される場合は、行政が±の両面でキーとなることに着目してください。
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レジ袋は燃えないゴミじゃなくて、燃やさないゴミ。


炭酸カルシウムを配合すると、燃焼温度が下がるのです。だから燃焼効率がエコ。
という建前ですが、実際は燃焼効率が足りなくて重油を添加するので意味ないっす。

神奈川がうるさくないのは、全ての処理施設が高温にも耐え、排ガスの処理設備が整っているから。
東京都は施設が新旧入り交じって、建設費用がなかったので、指定ゴミ袋を採用しました。現在は神奈川レベルには全て建て変わっているので、実際は問題がないのですが、
千葉県はバブル時に幕張ベイタウンに巨額をかけてゴミ空気輸送システムというゴミ置き場がいらない未来型ダイレクト回収システムを作ったんですが、建設中に世の中が分別ゴミになって全く使われなかった経験があるので、怖くて変更できないのです。
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