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今日の新聞に「電気8社自己資本13%減」と書いておりましたが、経営が悪化するとなぜ自己資本が減少するのでしょうか?

A 回答 (2件)

>経営が悪化するとなぜ自己資本が減少するのでしょうか?



資本は大きく分けて
  他人資本(返済しなければならないお金。銀行借入はここです)
  自己資本(返済しなくても良いお金)
の2種類があります。

下記のURLをご覧になられますとイメージがつかみやすいと思われます。
http://www.nomura.co.jp/terms/japan/ta/taninsiho …

自己資本は大きく分けると
  資本金
  剰余金
の2種類があります。

剰余金を簡単に説明すると
 以前の期までの累計で儲かった額 - 配当(等)社外流出した額の累計
         と
       今期の儲け 
の合算です。

そこで、”経営悪化”は何に影響するか。
経営悪化は、収益が減ることです。収益の最終数字(損益計算書の一番下の
金額)である当期純利益が上記の”今期の儲け”の事です。

今期の儲けが(昨期より)減ると、
  資本金=増資しない限り変動無し
  剰余金=今期の儲けが昨年より◯億円減額。
よって、自己資本は昨年より◯%減ることになるのです。
 ※実際には配当額を減らす事によって、昨年より当期純利益が減っても剰余金
  額をあまり減らさないようにする事も可能です。
  ただし、今年のように配当した後に経営悪化した場合は、前期までの剰余金
  の”備蓄”が少なくなりますから、当期純利益の減が直接影響します。

 ※少しずつ収益が悪化している業種は、このような事は起こりません。
  昨年まで調子の良かった業種が、突然業績悪化するとこうなります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
大変わかりやすかったです。

お礼日時:2009/02/28 21:50

自己資本とは、貸借対照表上「純資産の部」(旧資本の部)に記載されている合計金額です。


赤字が出れば減ります。
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