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問題は以下の通りです。
セルロース試料3gの還元性末端基量を定量したところ、1.0mmolだった。
このセルロースの平均重合度の計算方法を知りたいです!

A 回答 (3件)

まず、基本のおさらいから



セルロースはグルコースの第4位の炭素(C4)に結合している水酸基と第1位の炭素(C1)に結合している水酸基がβグリコシド結合し、これが繰り返されて重合しています。

そして、グルコースのC1に結合している水酸基は、開環状態ではアルデヒド基になり、還元性を示します。

よって、C1-C4βグリコシド結合をしているC1は還元性を示しませんが、グリコシド結合をしていない末端のC1は還元性を示すことになります

つまり、
>還元性末端基量を定量したところ、1.0mmol
ということは、このセルロース試料中にはセルロース1mmol存在するということです

それが3gだから…後はご自分でお考え下さい
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ちなみにグルコースの分子量は約180(C6H12O6より)です

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反応がありませんが、解決しましたでしょうか?



セルロース1.0mmolで3gということは平均分子量は3.0×10^3となります

そして、セルロースはグルコース(分子量180)が脱水縮合しているんですから、例えば10個のグルコースから成っているとすると、分子量は
180*10 - 18*9
となります

平均重合度をXと置いて式を立てればできます、答えは整数になるかと
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