アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

残留農薬分析をこれからやっていこうと思っています。
素人ですので、本などを見て勉強していますが、
操作の意味などを教えてください。

残留農薬分析のクリンアップにおいて、
極性溶媒の抽出液をヘキサン等で精製する場合、
食塩水を加える理由は何ですか?

また、液液分配の操作にでてくる塩析とはどいうった原理・現象ですか?

A 回答 (1件)

塩析は水層にNaClなどの塩を加えることによって、有機物が水層に溶けづらい状態、すなわち、有機層へ”より”移動する状態を作ってやる操作です。



抽出は、目的物の有機層と水層への溶け易さの差を利用しているので、水層へも目的物が溶けています。
抽出効果を上げるために、溶けづらくさせるために塩析させている訳です。
また、塩析させた方が有機層と水層の境界線がはっきりして、分離の際に楽になることが多いです。

飽和NaCl等を用いた方が、ただの水よりもものが溶けづらくなるので抽出効果を上げているとイメージすれば、大丈夫だと思うのですが...。

クリーンアップはご自身で指摘しているとおり、塩析効果で目的物の回収率をあげている作業になります。

この回答への補足

ありがとうございます。非常によくわかりました!

もう少し聞きたいのですが、
そもそも、塩析とは何なのでしょうか?
塩を析出させる???ですか?

補足日時:2009/03/22 21:05
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!