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屋根にはなぜ瓦が敷き詰められているのですか。

gooドクター

A 回答 (8件)

当たり前のことですが、現代の住宅で瓦を敷かねばならない必然性は少ないです。

ですから、現代住宅では瓦の無い家というのも普通にあります。

瓦が屋根に用いられた理由はたくさんあります。主なものだけでも
1.屋根と壁面の腐食防止(防水)
上から落ちてくる水(雨)を屋根の木材に直接当てず、また、壁面に染み渡らないように地面に誘導する役目です。
2.屋根材の飛散防止(防風、防耐)
屋根を木材で葺く場合、強風で吹き飛ばされることがあります。木材の屋根の上に石が置いてある絵を見たことが有るでしょう。あの役割です。逆に、風で何かが飛んできたときには、屋根が壊れることを防ぎます。
3.火事の防止(防火)
屋根が木材でできていると、降って来る火の粉で延焼しやすくなります。また、火は上に上がりますから、同じく木材でできた屋根は類焼の原因となります。だから、江戸幕府、奉行所は家屋への瓦の使用を推奨しています。

その他に、防振・断熱・防寒などの役割もあります。

で、じゃ、なぜそれが瓦なのかといえば、昔(といっても江戸時代くらいから)は、コストの点で焼き物を用いるのが一番だったからです。焼き物なら形も自由に作れるし、大量生産が可能です。

寺などでは、瓦の替わりに銅板を用いている事例もありますよ。銅は柔らかくて加工がしやすいですし、緑青ができることで、それ以上の腐食が進みませんから屋根材としては良いのですが、何しろ高い。一般の家屋に用いることはできません。

鉄でも防火や防耐・防風は可能ですが、鉄は腐食(錆び)しやすいですし、加工が銅よりも難しい。現代では、様々な建築用材がありますから、一番最初に述べたように、別に焼き物の瓦を用いなければならない必然性はありません。ただ、やはり伝統的な家屋のスタイルを用いたいという人も多いですから、材質は違っても瓦が残っているのでしょうね。

私はアメリカに住んでいますが、こちらではわざわざレンガ模様の外壁をアパートなどに使っています。厚さが5cmくらいのレンガ模様のパネルを貼って、一見レンガ造りのビルのような雰囲気にするのです。そういえば、日本でもプラスチックの材質にわざわざ木目模様をつけたベンチなどがありますよね。現代の日本の家に瓦を用いる意味も、そんなところにあるのでしょうか。
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この回答へのお礼

大変詳しいご回答をありがとうございました。
非常に参考になりました。

お礼日時:2009/04/09 03:25

端的にお答えしますと、


『それが日本の建築文化だからです』
その理由はいろいろな事を書くことが出来ます
しかし
ご質問者様の質問に対してのお答えとしましては『日本古来の伝統文化』というお答えが一番近いと思いますよ。

例えば、北欧諸国は、日本よりお寒い地域なのに『冷たい石造りの家』ですよね
それに対して、日本は木の文化です。
太古の昔は、北欧でも日本でも洞窟の住みかから竪穴式住居と変り、そして北欧は石造りの家へ、この日本では木造の家へと変化して行きました、
もちろん日本だけでなく、東南アジアは木の文化圏ですね。
それに対して、ヨーロッパから移住した米国は木の家です、
この違いは、石よりも手短に木があったからだと言われてています。

ついでに、これは蛇足ですが、私は北海道生まれの北海道育ちで、なぜか大阪で工務店をしています、
北海道が瓦の屋根が非常に少ない理由は、寒冷地だからでは無く
昭和初期に北海道は開発地(屯田兵が開拓した)地ですので、瓦を焼く職人も瓦を焼く釜も無かったからです。
最初は未踏の荒地を開拓する訳ですから、食べること(生き抜くこと)がやっとの時代に瓦職人なんて必要がなかったし、また好き好んで北海道までやってくる瓦職人もいなかったからです。
同じように、実は開拓当初は、お寺すらも無かったようです、
人が亡くなると、近くに住んでいる人たちが共同埋葬して済ませていました、ですから北海だけは私が子供の頃まで土葬の習慣が続いていました。
つまりは、必然性と地域性が織り成した独特の文化と言えますね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
日本の伝統文化ということですね。
大変参考になりました。

お礼日時:2009/04/09 03:32

↓北海道は「極」寒冷地だからでしょう。


瓦は雪に弱いのではなく凍結に弱い。
北日本地方は凍害というのはあまり無く、その代わり積雪量が多いので
雪の重みに耐えられるよう瓦屋根が多いのだと思います。

質問者さんへ
細かいことですが、瓦は「敷く」ではなく「葺く」ですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
大変参考になりました。

お礼日時:2009/04/09 03:30

北海道では瓦はまず見かけません。

雪に弱いからです。
凍結に対して弱いというのもありますが、積もった雪の重量に耐えるため、最初から屋根の重量を少しでも軽くしておくということですね。
雪が落ちやすいように、屋根の勾配をきつくすると、瓦が使えないというのもあるでしょう。

ただ、同様に東北日本海側でも瓦は不利だと思うのですが、けっこう瓦屋根の家も多いようです。なんででしょうね?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
北海道では瓦は見かけないのですか。
貴重な知見をありがとうございました。

お礼日時:2009/04/09 03:29

 NO.3の方が詳細に説明しているので、現代の目的についてはその通りと思います。

私が小学生くらいの時代、周囲にはトタン屋根葺きの家も多くありましたが、瓦は見栄の一つでもありました。「うだつ」に似ています。

 古来は、茅葺や杉皮、檜の皮などを屋根材として利用していました。飛ばないように石を乗せたりして。それが、メンテナンスが楽なものに、寿命が長いものに、燃えにくいものに改良されて、瓦になってきたのです。

 なぜ瓦か?というと、現代はトラック等で、どこへでも重量物は運べますが、その昔は人の背中や馬車でしか運べなかった。だから軽くなければならなかったのですが、瓦は(陶器)は地元の土で焼くことが出来たから、運搬が近距離で済んだのですね。

 最近は瓦以外の屋根材、カラーベスト等が多く出回っていますが、日本家屋に瓦葺・・・といった家が、私には落ち着いて見えます。家の大小、新旧にかかわらず。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
大変参考になりました。

お礼日時:2009/04/09 03:28

No.1です。



絶対に瓦じゃなくちゃ駄目って事はないです。

屋根には雨漏り防止のために何らかの屋根材を使います。

その選択肢の一つに瓦があったというだけの事です。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうござます。
参考になりました。

お礼日時:2009/04/09 03:26

メンテナンスフリーに近く、断熱もよく、遮音もよく、耐火性がある。


私は瓦をお勧めします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
的を射たご回答で参考になりました。

お礼日時:2009/04/09 03:24

雨漏り防止のためです。

この回答への補足

雨漏り防止のためなら、なぜ瓦でなければならないのですか?

補足日時:2009/04/06 20:25
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