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フタロシアニンの構造の中心の4つのNにCoを配位結合するときCoの配位数は4です。
別の配位化合物ではCoが6つのH2OかNH3と結合していた記憶があります。そのため、Coの配位数が異なっていてもいいのかというのが疑問です。
Coがとれる配位数は4,6以外にもあるが、とれる数は限られているのでしょうか?極端な話Coに100個何かが配位するということはないのでしょうか?
配位の概念があまり分かっていないんだと思います。よろしくお願いします。

ウィキペディア:フタロシアニン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%BF% …

A 回答 (1件)

>Coに100個何かが配位する


それは無理です。
第一遷移金属の場合六配位が最高でしょう。フタロシアニンやポルフィリンのような極めて安定な平面四配位の配位子がある場合、上下の配位子(apical位と言う、axial(軸)位ともいう)は比較的外れやすくなります。
銅やニッケルの場合平面四配位が主になり、ヤン・テラー効果が現われます。
中心原子と配位子の「距離」は正8面体「オクタヘドラル」の場合六つとも等しく、平面四配位が強いと四角形両錐「テトラゴナルバイミラミダル」になり、平面内の四つが近く、軸方向の二つが遠くなります。
なぜ、百の配位子が無理なのかは単純に結合長とそれを半径とする球の表面上に幾つの配位子が並べるかという問題に帰着します。まあ、結晶構造と同じ現象ですね。
但し、配位子が水の場合、六つの配位水は「分極」しているので、その外にも水が配位することが出来ます。この様に「第一配位圏」「第二配位圏」が存在し「第三配位圏」辺りが配位の限界になり、小さなエネルギーで容易に交換します。
結晶場による発色については、良いサイトが「手持ち」に無いので、鉱物サイトの説明をご覧下さい。↓
http://homepage3.nifty.com/such/shumi/shumi2/col …
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この回答へのお礼

参考になります。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/29 20:39

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