単二電池

先日、彼女にパーソナリティ障害だと聞かされました。
どうやら「見捨てられ不安」という事な様です。

そこで気になったのが、以前メールで
「あたしの事が好きで、ある程度優先してくれる人」が良いと言っていた事です。

彼女は割とモテるので、それに当てはまる人は他にもいます。

そう考えると、単純に寂しいから?その条件に合うから?
付き合ってるのかなと不安になります。

その・・・何と言えばいいか良く分からないのですが、
私個人が必要とされてるのではなく、
傍にいてくれる人が欲しいだけなのでしょうか?

実際にパーソナリティ障害をお持ちの方や、
詳しい方などいらっしゃいましたら教えてください。

A 回答 (2件)

実によくまとまったhamakkotarouさんの回答の後に、自分が長文をアゲるのは心苦しいです。

言っていることは殆どhamakkotarouと同じことだと思います。
但し私は自己の体験から、質問者様そのものが心配です。もしかしたら質問者様自身が、先々大変苦しむことになるかも知れない。
だからその点だけ付け加えさせていただいた内容となっています。

"パーソナリティ障害がわかる本" にて、著者の岡田 尊司さんは
「結局パーソナリティ障害が発生する一番大きな理由は、親子関係である」と述べています。
理論的・分析的・統計的なことだけではなく、恐らく日本では一番数多くパーソナリティ障害の人と関わった
岡田さんがいうのですから、間違いないと思います。大変に重くて決定的な言葉だと思います。

"男が女を愛する時" という映画がありましたよね。メグ・ライアンがアルコール依存症の女性を演じていました。
それである場面で相手役のアンディ・ガルシアに
「貴方のような健全な心に育てられた人には、私のことなんて分かるはずがないのよ」と絶叫してました。
リンゴと梨の味の違いを、食べたことのない人に説明できますか?
言葉とは体験を音にしただけのものです。その大元は体験です。だから同じ体験をしていないと分からない。
リンゴも梨も食べたことのある人同士なら
「リンゴはサクっとしてて、梨の方はもっみずみずしいというか…」
「そーそー そーだよねー」みたいなコミュニケーシヨンができますが。

苦しんでいる本人ではない方からのご質問なので、くどい前置きをつけました。
つまり言葉で説明しても、分かるかどうか…。
なんだか分からないような気がします。「見捨てられ」という言葉で何かがピーンときませんでしたか?
ご自分の幼児体験やら何かをパッと思い出して心当たりを感じたりしませんでしたか?

"嫌われ松子の一生" という映画もありましたよね。松子もパーソナリティ障害です。
パーソナリティ障害を抱えた人の誰もが、松子のような世間でいう転落人生を歩むわけではありませんが、
結構うまく表現された映画だと思います。

親から愛情をもらえなかった。
しかるべき年齢で愛情をもらえないと、一生その愛情を求めようとするのです。
溺れている人を助けようとすると、凄い力でつかまってくるので、助けに行った人まで溺れそうになる。
相手を愛しているというよりも、自分で自分を愛せないので、その空虚さを埋めようとするのです、必死で。
自分で自分を愛せなくてどうして人から愛されるだろうか、という言い古された言葉がありますが、まさしくそれです。
愛しているのではなく、寄りかかっているだけです。しがみついているだけです。

だからこういう人は、悪い人に騙される。いつの世にもこういう人はいるし、それと同じ数だけいつの世にも
こういう人間の弱さを嗅ぎつける嗅覚をもった悪人がいる。そして弱い人から骨までしゃぶりつくす。

貴方はそういう悪人ではないですよね? きっとそうだと思います。
だとしたら、貴方の方もメチャクチャ傷付くことも、往々にしてあると思います。私も過去に死にそうになりました。
<彼女は結構モテる… うーんヤバいカモです。下手をすると岡村 靖幸です。

彼女に対して、どれ位本気ですか? 
覚悟はできていますか? と問いたいです。

こういう場所でチョチョイとアドバイスを貰って簡単に分かるようなことではないと思います。
ネットでお手軽に、というわけにはいかないと思います。
まずはパーソナリティ障害というキーワードで専門書を買って、がっちり読むことです。
彼女に対して本気なら、それ位の金と労力は惜しまないですよね?

本当に超本気なら、かなり難しい本ですが、
カレン・ホルナイ(ホーナイ)の「自己分析」という本もあります。他の回答でも言いましたが。
この本にクレアという実在の女性の話が出てきます。私の知る限りでは、これが最高のバイブルです。

以上脅かしてしまいましたが、何しろ貴方がどれ位彼女に近い人なのかとか、質問文だけでは分かりません。
だから最悪の場合というか、まぁ貴方が彼女と正反対の人だった場合を考えてお話させていただきましたので、
実際はこんな私が大げさに言うほどの世界は展開しないかも知れませんが。
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この回答へのお礼

そうですね、私も聞いた知識だけでなく、
少し調べて勉強しつつ、長いスパンで様子を見て行きたいと思います。

合わせて、もし悪い結果と分かった際にすべき事についても、
覚悟を決めていきたいと思います…。

お礼日時:2009/05/05 15:22

おそらくあなたが考えている通りのようなことだと思います。



自分の安心は誰かが与えてくれていると信じているのでしょう。
だから不安になることを極度に恐れているはずです。

何故そうなっているかは過去に切っ掛けがあると思います。
しかし、その切っ掛けが分かった所で何かが改善するわけではありません。
ただいまの自分を自分で育てようと思わない限り良くなることはないでしょう。
つまり成長が止まったままになっているのです。
だからいつまでも誰かに守ってもらわなければならないと思ってしまう
わけです。

何らかの形で自分で成長をはじめたいという切っ掛けを持てるように
できればいいですが、それはとても難しいことになると思います。
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この回答へのお礼

そうですか…。
正直、「そんな事無いですよ!」といった回答を期待して質問していただけに、
複雑な心境です。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/05/05 15:19

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