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私は、今年から新採で教師になった者です。
最近、組合の影がちらつき始めました。私のいる地域は日教組率が9割を越えていると言われていて、殆ど全職員が組合に属しています。
このような地域における教職員組合のメリットとデメリットを、教えていただきたいと思い、質問しました。
私なりの考えですが、
メリット
・職場の人間関係が円滑になる。(非組と言われていじめに遭わない)
・ノウハウや経験を勉強する機会がある。(研修会など)
・知り合いが増える。(自分は、そんなにたくさんいなくてもイイと思いますが・・・)

デメリット
・組合費が高い。
・一度入ったら抜けれない。(ある先生はヤクザ制度だと例えられてました)
・組合活動に時間をとられる。
・個人的に日教組の方針や活動には賛同できない。

A 回答 (5件)

現職校長です。


どうするかは最終的に自分で考えればいいことですが、組合に入ると一見人間関係は円滑には進むように見えますが(実はそうでもないですよ派閥や対抗する別の組合員も職員の中にいてけっこう気は遣います)、組合費は生涯で250万円近く払うことになります。また、組合の集会にも順番で動員で行かねばなりません。職員会議などでも、組合寄りの意見を言わねばならなくなります。地域の家庭にチラシ配りもやらねばなりません。また分会会議が夕方からあったりで、けっこう大変です。おまけに校長との分会交渉などでは、言いたくもないのに校長を責めてみせないと組合に操が立てられなくなります。
要は自分の考えが組合の主張に近ければ上のことはなんら気にはならないでしょうけど、はっきり異なる場合には、死ぬほど苦痛です。
私も若い頃、本市が組織率100%といわれた時に、非組合員を一人で通しました。別にいじめは全くなかったですよ。そんなもんです。組合員も本当はやめたいと思っている人が8割はいます。本気でやってるのは2割もないと思います。みんなつきあいで入っているのです。
途中10年ほど日教組に加入したので、内情もよくわかっています。

要は自分の主張がどうなのかということです。
ただ、これほど給料が上がらないときに、5000円とか7000円とかを毎月引かれるのはつらいのではないでしょうか。
最終的には、自分で考えて判断してください。
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日教組に加入していましたが、今は抜けている者です。



僕の基本的な考え方として、労働者として組合は必要と考えます。労働条件を守っていくための労働組合は無くてはならないと考えています。実際に、給料の削減幅が組合の活動によって小さくなるなどの成果は出ています。(だから、組合員と非組の給料に差をつければ良いという組合員もいる)
しかし、日教組が本当にその意味での組合になっているかと考えると、そう言う面もあるけれど、思想的な面も大きいからなぁ……。

いろいろな人に話を聞いて、組合についてよく知ってから加入するかどうかを決めた方が良いでしょう。入ったら抜けられないという組織ではありませんが、気軽に入れても気軽に出られないのは確かです。

>メリット
>・職場の人間関係が円滑になる。(非組と言われていじめに遭わない)

(あなたにわかる範囲で)いじめられることはないだろうなと思います。
しかし、見えないところで不利益を被っている可能性はあります。

とある学校では、校内人事に組合が大きく関与していました。教職員案と校長案を出し合って、調整しながらすすめるやり方をしている学校だったのですが、教職員案を組合員だけの集まりで決めていたのです。教職員案では、組合員の希望が優先され、組合員以外の希望は後回しにされていました。
校長はそれを知っているので、教職員案以外に、組合員以外と直接面談をして希望を聞いていましたが……。

また、組合員の集まりで、そこにいない非組の同僚を悪くいうことは良くあることでした。残念ながら。

>・ノウハウや経験を勉強する機会がある。(研修会など)

それを真剣に求めるのであれば、組合以外の所に求めた方が良いでょう。研修の機会はいろいろあります。
権利について研修したいのであれば、組合の研修がオススメです。

>・知り合いが増える。(自分は、そんなにたくさんいなくてもイイと思いますが・・・)

それはあると思います。組合の集まりが結構ありますから。

>デメリット
>・組合費が高い。

そうですね。その辺は、考え方次第ですから。

>・一度入ったら抜けれない。(ある先生はヤクザ制度だと例えられてました)

そうでもないです。その気になれば抜けられます。

>・組合活動に時間をとられる。

各校ごとの役員、各地区ごとの役員が必要になりますし、組合の学習会のための準備や発表もあります。
その活動に意義を見いだすことができばければ、苦痛でしょう。

>・個人的に日教組の方針や活動には賛同できない。

賛同してないけれどとりあえず入っている組合員もたくさんいます。
ヒノキミの活動には参加しないことにしている組合員なんてのもいました。
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同じような環境(組織率9割近く)の教員です。



まず、質問者さんの書かれたメリットはどれもないですね・・・非組など言われませんよ、私の地域では。
今獲得されている教員の権利(賃金・育児関係)などの多くは、組合が団結して交渉した結果と言えますし、現在も我々の組合費を給料にして、執行部が変わりに様々な交渉をしてくれています。なので、自分にすぐにメリットがあるという考えではなく、今の職場環境を維持・改善するための団体、費用と捉えていました。(確かに組合費は高いですが)
ちなみに私は、採用から3年間は加入を断り続けました。どんな組織かもわからないまま加入するのは嫌だったからです。しつこい勧誘もあると思いますが、「今は自分のことを精一杯やりたい。周りの先生の意見や活動の様子を聞かせてもらって、ある程度自分で学んでから加入を考えたいです。」と話し、切り抜けていました。
地域によって状況が違うので、今すぐ加入せず、ご自分でよく組織の様子や話(いいところも悪いところも)を先輩の方々に聞いて判断されるのが良いと思います。
まだ、採用2ヶ月。組合活動より他にやることは多いはず!がんばって!
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労働組合の問題も、地域性が強いので、全国一律には論じられないということをお断りしておきます。



組織率が高い地域では、労使が癒着していて、組合が管理職出世コースのひとつになっていることがよくあります。
つまり、労働者の権利を組合幹部が「自主規制」という形で制限する側に回り、その見返りとして自分たちは教頭・校長になって行くケースが見られます。

大勢の他人の不幸と引き換えに立身出世を目指せる人なら、そういう「労使協調路線」の組合に入ることも意味があるのでしょう。
そうではない多数の組合員にとって、御用組合への参加は、表面上波風を立たせないというメリットがあり、お金と時間と権利と教育の信念を奪われるデメリットがあると思います。

組合の方針に賛同できないなら、入らないのが良いと思いますし、日教組以外の組合もありますから、組合員を守ってくれる組合があるなら、他組合への参加を検討されるのもひとつの方法と思います。
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元郵便局員です。

学校の先生と同列に比較できませんが、参考まで書かせていただきます。
かつては、旧社会党系の全逓労組、旧民社党系の全郵政労組、共産党系の郵産労の3つの労働組合がありました。民営化されて全逓と全郵政は一つになりました。
学校の先生と違うのは、郵便局の規模にもよりますが、職員や役職者が多いことです。また、管理者側の評価も労働組合に加入しない者は「協調性がない」と判断されていました。ですから、出世したいと思えば、加入して組合の中でも上手に立ち回り、昇進試験を受験するのが第一でした。未加入ですと、最終段階で落とされるとか、噂を聞いたことがあります。
また、「組合に入らなければ仕事を教えない」と堂々と言っていた人もいました。転勤などで郵便局がかわると、「A労組からB労組に代われ」とか言われていました。最後は、「仕事教えないぞ」というのです。
私は、特に労働組合に興味もなければ期待もしていませんでしたが、争いは嫌でしたので、加入していました。組合費は高いと思いましたが、職場の税金だと割り切っていました。
加入しなくても良い職場なら、質問者さんのご自由にされれば結構かと思いますが、先輩の先生に聞きたいことが出来ても、聞けないような雰囲気ならば、加入されたほうがよろしいかと思います。
参考になれば幸いです。
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