いちばん失敗した人決定戦

こんにちは!

小学校3年生くらいの時に1年だけピアノを習ったとき毎回「ハノン」で指の練習をしていました。

それから海外に引っ越して1年ピアノを習っていた時も「ハノン」を同じように使っていました。
でも、このときは弾き方を細かく指導されました。

例えば
・弾くときは一本ずつ指をあげて弾くようにする。そうすれば速い曲のときも指がよく動く。
・弾くときは腕首を上下に動かさないようにする。(腕の力で弾かない。指で弾く。)
というような事でした。

しかし日本に帰ってきたらなぜか周りのピアノを習ったことがある子(2人)は「ハノン」を知りません。
youtube等をみるとうまい人でも指を上げていなかったり、腕首が思いっきり動いていたりしています。

私が海外で習った2つのことは、日本では言われていないのでしょうか。
みんなどうやって習っているんでしょうか。
また、そんなふうに弾いていて速い曲でも弾けるんでしょうか。疲れないんでしょうか。
実際、真似してみると疲れるし、指が速く動けなくなりそうです。

ピアノの先生、習ったことがある方、ピアノ大好きな方、
どんなに小さな情報でもいいので、教えてください!
私もピアノが大好きです。
でも最近悩んでいて、前へ進めません。
お願いします!

A 回答 (7件)

ピアノ専門畑の者です。

ピアノ大好き、ばりばり弾いていますよ。
ピアノ奏法に関しては、それだけで学問が成立するほど奥の深いものなのです。
kumiさんの画像、参考にさせて頂きました。ちょっと長いですよ~。


ハイフィンガー奏法は、バロックや古典、あるいは音一つ一つを際立たせて弾きたい時に使うテクです。
   (真珠のようなキラキラ音・ころころころがるような音→のだめちゃんのモーツアルト)
それとは別に、デュビッシーなど音を優しく滑らかに聴かせたい時は、指を伸ばします。
   (水の流れるような、ふわっと包み込まれるような音)
要は、その音楽に合わせ、指の形をうまく使い分ければいいのです。その中間型とかね。
kumiさんの画像の自分の指を見てみてください。
フレーズや音に合わせてけっこう指の形を使い分けていますよ。

私の知っているハイフィンガーはkumiさんのよりもっとすごいです。
なにせ、チェンバロを弾くための指の形ですからね。
ポジションを固定するため、もっとカチカチと指を上げないと私は弾けませんでした。


ここで本当に大切なのは、どちらの弾き方でも指の第1・3関節が出ていることです。
へっこんでいたり反っていると、指が自由にコントロールできません。
また、いらない力が入り腱鞘炎や肩こりの原因になり、テクも上達しにくいです。

画像によると、kumiさんの左手の「第3関節」や「手首」が反っているようにお見受けしました。(特に左の和音4つ目を見て下さい。)
速いパッセージを多用したり長時間弾く人ですと、腱鞘炎などの原因になります。
指の形の使い分けと共に、手首や指の第1・3関節を点検しみてください。力は入ってないでしょうか?
休符の時、左手や左腕をプラプラさせ続けて弾いてみてください。
1・2・3 プラプラ、1・2・3 プラプラ。(ちょっとふざけているようで楽しいです。)


外国でも日本でも、ハイフィンガーだけが正しいといまだに主張なさる先生がいらっしゃいます。(ドイツ系の先生が多いかな。)
今は、そんな時代ではないと思っています。
ただ、「ハノン」は「指の神経の独立」を目的としているので、ハイフィンガー奏法でするべきだと考えています。
実際、スケールなどの基本練習時には、私はそのようにしています。


どんなテクでも体に負荷なく瞬時に対応するためには、腕の脱力も必要です。
ut の画像で腕が動いていたとは、腕で指をコントロールしていたかもしれませんね。
それでは、指の独立性の練習になりませんし、音色も思い通りコントロールできません。
それとも、気分がのっていたのでしょうか。(それなら◯)
ある程度腕が動いても、脱力ができていればよろしいんじゃないでしょうか。
同様に、てのひらもパカポコ動いていなければ脱力OKですね。


自分の指や腕で確かめながら、自分のベストポジションを探すことが大切です。
人によって筋肉のつき方も骨格も、手の大きさも腕力も違うからです。
よく研究されている先生は、そこから入るようです。
めんどくさそうだけど、実は一番近道だったりするからです。
大きい鏡で見ながら弾いたり、休符のプラプラだったり、演奏中他の人にパシン!と腕を振り払ってもらい実験するのもよいですね。  
スポーツと同じように、長時間弾いても疲れず、体に負担のかからない弾き方が、良い弾き方といえるでしょう。


最近はピアノコンクールも増え、それに合わせたピアノの級もあるようです。
それ系の先生の中には、最初から「バイエル」や「ハノン」を使わない方がいらっしゃいます。
なぜなら、そのコンクールや級の「決まった教本」があったりするからです。
また、段階を踏んだ教本もよく研究されるようになっています。
これは、最近の傾向なのであまり気になさらないように。何を使っても上達すればいいんですから。


長くなりました。
ピアノを弾く者の前に立ち塞がる壁=ピアノ奏法
これは本当に奥の深~いもので、一言では言い尽くすことができないものなのです。
長時間弾かれるのか、趣味で軽く弾かれるのかでも違うと思いますが、色々試してみて下さい。でha
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この回答へのお礼

ありがとうございました!!

お礼日時:2009/07/15 01:39

 こんなところがありました。

参考まで・・・

http://www.muratapiano.com/technique/weght-playi …
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この回答へのお礼

ありがとうございました!!!

お礼日時:2009/07/15 01:40

私はいい加減のトシになってからピアノ始めましたので、「ハノン」は


やりませんでしたが、私の先生(習いはじめから3人目)は子供さん
には使われるようです。

二つの疑問の件ですが、先生によってやり方が違うように思います。

私がピアノを始めてから、腕前は別として参考書だけは読みましたので、
その中から、ご参考になりそうなことをご紹介します。

ご質問文に書かれた奏法は、中村紘子さんの云われる「ハイフィンガー
奏法」にかなり似ているように思います。
この奏法は、明治の頃に当時の文部省が招聘した音楽教師(ドイツ人)
が伝えたのだそうで、戦後は井口基成氏一派によって広められ
ており(文献1)、当初は中村紘子さんもこの奏法だったそうです。

この奏法は、「非音楽的だが、手っ取り早くしっかり、バリバリ弾ける
ようになる」利点はある一方、国際コンクールなどでは、「正確だが、
機械のように無表情である」印象を与えるとのことです(文献2)。

ハイフィンガー奏法は、現代の重い鍵盤のピアノが出現するに至り、
「音楽的にも、身体的にも百害あって一理なし」などと批判され始め、
ヨーロッパでは20世紀初頭には消滅し、「現代の著名なピアニストで
この弾き方をしている人は一人もおらず」、「総じて指を自然に伸ばし、
あまりそれを持ち上げたりせず”打つ”というよりは、むしろ鍵盤を
”押さえ込む”ようにして弾いている」とのことです(文献3)。

中村さんもジュリアード音楽院に留学後、奏法を直されたそうです。
フランスに留学された安川加寿子さんは、最初から指を自然に伸ばす
奏法だそうです。

このような状況から、最近は一般のピアノ教室からもハイフィンガー
奏法は姿を消したものと思いますが、一部にはまだ生き残っているよう
に思います(現在の私の先生は、どうもハイフィンガー派のようで)。

(文献1)井口基成:上達のための ピアノ奏法の段階:音楽の友社
    (昭和30年=1955年3月 初版)
(文献2)中村紘子:チャイコフスキーコンクール:中央公論社
    (1988年11月 初版)。
(文献3)青柳いずみこ:ピアニストは指先で考える:中央公論社
    (2007年5月 初版)
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この回答へのお礼

ありがとうございました!!

お礼日時:2009/07/15 01:38

ピアノをちゃんと勉強したことはありませんが、”ハノン”のことは


目的を含めて。それなりに知っています。指をそれなりにきっちりと動かすことが出来るようにするための練習だと解釈しています。私の兄弟姉妹で3人もクラッシクの音楽を専攻した者が降りますし、家内も相当真面目にピアノを習ったようです。ピアノを習うのに、バイエル、チェルニー、ハノンは、当時必須でしたよ。それぞれ目的別に分類されますが。

最近は、Y音楽教室などが結構流行っており、独自の教本を使っているようです。従って、ハノンどころか、バイエルさえ使わないかもしれませんね。
あるいは、海外で解発された最近の教本を使う専門の先生も増えているかも知れませんね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!!

お礼日時:2009/07/15 01:36

こんにちは。



ひとつお伺いしますが、この動画はどのような意味でつけていらっしゃるのですか?
質問者様が弾いたもの?
それとも、こういう弾き方がおかしいとおもってらっしゃるのでしょうか?

あと、腕首ってどこですか??手首ではなく??

私もハノンをやりました。
これは、一本一本の指を独立させる、指を鍛える練習です。
バーナムやバイエルとは目的が違います。

指をあげるというのはどの程度まであげるのかにもよりますが、
最近はやらないですね。
海外の先生というのは、おいくつぐらいの方でしょうか?
ちょっと、前時代的な奏法の気がします。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!!

お礼日時:2009/07/15 01:35

こんばんわ。


過去、ピアノを習っていて、最近子供が習い始めたので一緒にやっているものです。
ハノンは、聞いたことがある程度で詳しくわかりませんでした。
調べてみると、簡単にいうと指の準備運動的な要素が強いみたいですね。

知らないのに回答なんてすみませんでした。
でも、私も勉強になりました。
ありがとうございます。
http://piano1001.com/lesson/czerny_hanon/czerny_ …
http://piano-advance.com/book/hanon01.html

この回答への補足

ハノンを弾くときと
曲を弾くときは違うんですかね?
曲を弾くときは手首動かしていいとか・・・。

補足日時:2009/06/07 01:19
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

ハノンを信じ切っていました。
ハノンをやっても必ずしもうまくなれるというわけではないんですね!
やっぱり、指を一本ずつ上げて弾く、手首を上下に動かさない、というのは
合っていたんですね。
安心です。

一緒に頑張りましょう(・u・*)!

お礼日時:2009/06/07 01:01

まず一つ目の質問ですが、日本ではハノンよりもバイエルやバーナムなどの教則本の方が知名度が高いです。

それなのでピアノを習っていてハノンを知らない方がいてもなんら不思議ではありません。

そして二つ目の質問ですが、個人のピアノ教室の先生って資格などが必要ないらしいのです。なので、別に音大を卒業していなくても一般の大学を卒業した人がピアノの先生として生徒を受け持っているケースも多いです。

そのため、そういった先生の下で習っている生徒は、音楽的理論に基づいた正確な演奏法を指導されていない人も多いようです。

この回答への補足

さっそくのご回答ありがとうございます!
感謝です。

バイエル!
聞いたことあります。
なるほど、そうなんですね。

あと、
私が習った2つのことは日本では言われてないんですか?
それでもちゃんと弾けるんですか?
や、その他の質問もできる範囲で教えてほしいです。

みなさん、よろしくお願いします。

補足日時:2009/06/07 00:40
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この回答へのお礼

なんか補足と一緒になってしまいました。
すみません。
ありごとうございました!

お礼日時:2009/06/07 01:02

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