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日本の企業は現在、人件費の安い中国、韓国、台湾などのアジア諸国に工場を移し、製品を生産しています。
ではなぜ、これらアジア諸国の賃金は日本より安いのでしょうか。
私の考える原因は、
1.人口が多いから
2.経済力が低いから
の二つです。皆様のご意見をお聞かせ下さい。

A 回答 (2件)

こんにちは。


意見を・・・ということなので、思うところを。いろんな意見があつまるといいですね。

直接の原因は、通貨が弱いからだと思います。つまり、日本円との交換比率が生活の実態と合っていないのが原因です。例えば、日本で100円くらいの食料品だったら、韓国では100ウォンくらいで買えます。でも、円とウォンの交換比率は100円=100ウォンではなく、10円とかそれ以下で100ウォンと交換するような比率になっています。これは各国の国内における生活の実態とは関係なく、経済状態が安定していて基盤のしっかりした企業が多くインフレなどが起こりにくい国の通貨を投資家や銀行が欲しがるために起きる現象かなーっと思っています。どうせ貯金するなら、インフレしにくい国の通貨で貯金した方がいいですよね。そういうわけで、日本円は世界的に人気が高いのです。だから有利な比率で他国の通貨と交換できる。結果的には、他国の労働力や商品を安く買えるということに繋がるわけです。言い換えると、賃金の安いアジア諸国と言いますが、日本円との交換比率を考えれば、相対的に日本人にとって安く感じるだけで、彼らはそれぞれの国内で暮らすには充分な賃金を得ているということです。

このように日本円の人気が高いのは、日本の経済力が高い(何を以って高いというかは謎ですが)ことと、深い関係があります。

人口はむしろ多い方が有利な気がします。

この回答への補足

ご意見ありがとうございます。
当方小学生を対象とした塾の講師をしているのですが、小学5年生にわかるような説明の仕方はないものでしょうか・・・。
何分難しい範囲ですので苦心中です・・・。

補足日時:2009/07/01 00:21
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ざっくり言ってしまうと「各国のGDPを当該国の人口で割ったら一人あたりはこんなに少ないでしょ」というのを視覚的に分からせるという方法が良いかと思います。


具体的には図表で説明してしまうのがこのような種類のことは一番分かりやすいかと個人的には思います。

世界各国のGDP
http://www.iti.or.jp/stat/4-001.pdf

例えば上記URLの各国のGDPを円グラフのような円の大きさで表現し、「この量のお金をこんなに多くの人で分け合っているんだよ」のような説明をしながら円グラフに目立つ色の画鋲を刺していくなどすれば視覚的に分かりやすい説明になるかと思います。画鋲の数はおよその人口比でいいでしょう。

10倍以上の大きさの米国の円に余裕を持って刺さっている画鋲と、中国を初めとした小さな円に密集して刺さっている画鋲を見ればなんとなく説得感が出るかと思います。

少し面倒ですが、ご参考になれば(笑)
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この回答へのお礼

視覚的に教えることは非常に効果的です。
参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2009/07/01 20:34

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