プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

先日72歳の父が胸部大動脈溜の手術を受けました。術後通常ですと、1日で目覚めるはずが意識が戻らなく、10日ほど経ってからようやく意識が戻りました。
最初は呼吸をするのも大変そうでしたので徐々に回復していくのだと思っていましたが、ICU(CCU)を出てから2週間ほど経つのですが、いまだに起き上がれず
手術前は行動的ではっきりと喋っていたのですが、喋りも一応会話は出来るのですがぼんやりとしています。泣き出しそうな表情をする時もあります。他の患者さんが塗り絵や文字を書いている時も1人でぼおっとして、やる気がなくなってしまったようです。看護師の方が入れ歯を付け忘れると、母が午後にお見舞いに行くまで、入れ歯をしていません。(その間に食事を1人で取っているのですが、どうやって食べたのか心配です。付けるという事自体を忘れてしまったようです)父はぼけてしまったのでしょうか?母も高齢で、私も遠くに住んで仕事もあるので週末にしかお見舞いに行けません。手術前好きだった音楽を流してもあまり効果がないようです。。今の父に何かちょっとでも効果的なぼけ防止のグッズややる気を起こさせる方法などございましたら、どんな事でも結構ですので、アドバイスお願い致します。

A 回答 (1件)

72歳になります私の母も8年程前にCCUに入った際に睡眠剤の抜けが悪く予定よりも4,5日オーバーしてから意識が覚醒しました。


その後一般病棟に移るまで2週間近く掛ったのですが、それまでの間に何やらおかしな発言があったり、日時の記憶が曖昧になったりしたので看護師さんに尋ねると、「おそらく集中治療室症候群なのでは・・・」との説明を受けました。これは痴呆とは違い一過性の痴呆に似た症状であり大概一般病棟に移ると元に戻るとの事だったのですが、結局戻らずにそのままの症状が続いております。最終的な医師の診断として本来ならば数年後に発症するであろう痴呆が集中治療室症候群が引き金となり早い段階で発症してしまった・・・、現在の状態としてはノーマルでも無く、アブノーマルでも無く、サブノーマル状態にあると思われるという事でした。

そもそも集中治療室症候群とは無機質な真白は空間に医療機器が並ぶ集中治療室特有の空間に長期入院する事により発症する可能性があるそうで、その対策として看護師による頻繁な声掛けや、TVやラジカセなどをつけたり、時計やカレンダーを患者の視界に入るところに設置したりして脳に刺激を与えるようにするそうです。

退院後には少しでも脳を活性化させようと小学生が用いるような百マス計算ドリルや大人の塗り絵、またカラオケなどもやっていたのですが思うような変化は得られず、最終的には老人医療センター内の“もの忘れ外来”なるところで処方されたアディセプト(痴呆の進行速度を遅らせる薬剤)というお薬を服用するようになりました。

痴呆にとって良くないとされる“独りでボ~っとする”時間を作らないように周囲が配慮しTVや音楽だけでなく対話する事が大切なように私は感じています。TVや音楽は観る、そして聴くといった具合にあくまで受動的です。そうではなく会話をしながら散歩をしたり、何か日曜大工だったり料理だったり自身が頭と身体を使い他者と会話しながら作業が出来るような環境作りをするのが望ましいように思います。(なかなか難しい事かもしれませんが。)

質問者さんが求められている回答とは程遠い回答である事御許しください。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございます!
同様の体験をお話し頂きとても参考になりました。
回復を望みつつ、受動的な事だけではなくアドバイス頂いたような
環境作りを考えて行きたいと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/07/03 16:22

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