「忠犬もちしば」のAIボットを作ろう!

理論物理学(特に素粒子や宇宙関係)をやりたいのですが、どこの大学がベストでしょうか。
たぶん、東大、京大なんかがいいのでしょうが、偏差値的に足りてないのでできればそれより入りやすいところでお願いします。また、東北大学と名古屋大学、大阪大学ではどのような違いがあるでしょうか。それとも、大学院に行くまではさほど違いはないものなのですか。
最後に、大学を選ぶとき、上記のとおり志望しているとき何を見て選ぶべきでしょか。具体的にお願いします。
だらだらと質問を書き連ねていき申し訳ないのですが、ひとつでもいいので何か知っていましたらよろしくお願いします。

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A 回答 (4件)

将来研究者を目指して大学に進学するなら、まず素粒子論か、宇宙論のどちらかに絞ります。


そして理学科、物理学科その他それに順ずる学科のある大学のホームページを検索します。(両方の分野が合体した様な素粒子論的宇宙論、量子宇宙論なんてのもあります)
すると、必ず素粒子論と宇宙系の研究者のHPのリンクが個別にあります。(ちゃんとした研究を行っている教授なら。)
そこに、その教授が研究内容の詳細が載っていますので、それを参考に、自分がこれからどんな研究をしたいのかを考えて選んでいきます。

ただ、大学に入る時に参考にした研究の分野に必ず進まなければならないという訳ではなく、大学院進学時でも研究内容の変更は効きます。
しかし、早い段階で自分が研究したい内容を決めておくと、他人より早く専門分野の勉強に取り掛かる事が出来る等、後々何かと有利になります。


大学のカリキュラムは当てにしてはダメです、近畿大みたいに毎年の様にカリキュラム変更をしている所があるからです。

それと、これが一番重要ですが、
一般の人がよく誤解している様な、私大、国公立での”研究の質”の違いは、理論物理では基本的に全くありません。

大学の授業は、教えてもらうのではなく”自分で学ぶもの”です。

不景気と言う事も相まって、資金的負担の少ない国公立大には希望者が殺到します。ですので偏差値は自ずと上昇します。そしてなにより、上記の様な誤解をした学生達が有名国公立大に行きたがるので、偏差値は高みを極めますw
では、なぜ東大、京大などが私大に比べて有利なのかと言うと、
偏差値の低い私大の場合は、基本、学生のレベルに合わせて授業をします。(そうしないと落第生ばかりになるから)
その為、京大などと比べ学習の進み具合に差が生じます。
私大でただ授業の内容を復習するだけの学生生活を送っていると、4回生の院入試を控えた時にものすごく差を実感します。
は?そんなもん習ってないよ。ってのが、習った物として普通に出題されます。
要は、
京大に進学して難しい授業に追われてその中での勉強を通じて成長していくか、物理学の学べる私大に入学して、授業に頼らず名著(*)を選んで地道にコツコツ自分で勉強して成長していくか、の違いです。

どちらも真面目に勉強すれば、3年ちょっとの期間での勉強量の差なんて殆んどありません。


(*)余談ですが、名著の紹介を。物理学なら、ランダウ=リフシッツ著の「理論物理学教程」や吉岡書店の物理学叢書など、物理数学なら寺沢寛一著の「自然科学者のための数学概論」やジョージ・アルフケン著の「基礎物理数学」シリーズ、B.H.スミルノフ著の「スミルノフ高等数学教程」シリーズ等です。クーラン・ヒルベルトの「数理物理学の方法」も良いですが、完全に絶版です。
高校生からでも学べる比較的容易な物理学の教科書としては、岩波書店の「物理学入門コース」シリーズが有名です。


それから、
大学院は、自分のやりたい研究で最新の研究をする為に、今、一番活発に活動している研究者の所を選んでいきますが(そうしないと研究者として生き残れないから)、必ずしも大学も同じように選ばなければなら無いと言う事はありません。

最終的には、
【【自分のやりたい研究をしている教授が居る所を選んで行く】】のが良いと思います。ただし、その教授が自分が4回生になってゼミ決定の時に定年や移動の時期にならないかどうかも確かめておいた方が確実でしょう。


研究者になる為に絶対必要なのは、”自分で調べる事”です。
これを期に”自分で調べる力”を身につけて、貴方の今後の研究人生の礎となればと願っております。



非常に長くなってしまいました。申し訳ありません。
ここまで読んで頂き有難う御座いました。

最後に、
宇宙限定ですが大学選びの参考になるであろうHPを挙げておきます。(多少古いですので各大学のHPで再確認を)
理論天文学宇宙物理学懇談会HP(http://th.nao.ac.jp/rironkon/)内にある、
「理論天文学、宇宙物理学の研究紹介」(http://th.nao.ac.jp/rironkon/nihon/riron05.pdf)
宇宙を学べる大学・天文学者のいる大学HP(http://phyas.aichi-edu.ac.jp/~sawa/2005.html)
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この回答へのお礼

非常に丁寧な回答ありがとうございます。
僕も名の知れた大学に行かなくてはきちんと勉強できないものかと思っていました。でも、結局は自分で調べることが大切なんですね。僕も日々努力をし、自分で学んでいく姿勢を貫いていきたいです。
それと、丁寧に名著まで紹介していたたき、とても参考になります。ありがとうございます。
また、参考HPまでありがとうございました(訂正してくださった分もここでお礼を申し上げます)。

お礼日時:2009/07/07 17:40

リンク先に")"が含まれて404エラーになってしまうので訂正しますm(__)m



理論天文学宇宙物理学懇談会HP(http://th.nao.ac.jp/rironkon/ )内にある、
「理論天文学、宇宙物理学の研究紹介」(http://th.nao.ac.jp/rironkon/nihon/riron05.pdf )
宇宙を学べる大学・天文学者のいる大学HP(http://phyas.aichi-edu.ac.jp/~sawa/2005.html )
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理論物理学には無縁の人間ですから、傍から見た印象に過ぎませんがご参考までにコメントします。


理論物理をやりたいという志があるならば、やはり偏差値の高い大学にいく必要があると思います。先生、先輩が優秀な人でないと自分も伸びられないからです。
なんでもよく理解できたからと言って新しい結果が出せるとは限りませんが、逆に過去および現在の最先端の成果が理解できないなら新しい結果は到底出せないので、物理、数学の高度な理解力は必要です。
できたら今からでもすこしづつ、あるいは大学1,2年のうちにスタートを切って、線型代数、解析学、関数論その他の物理に必要な数学の道具立てをよく勉強し、量子力学、熱学・統計力学、相対性理論、電磁気学、などについて勉強して身に付け、定評のある教科書で練習問題をやって使いこなせる努力をした方がよいと思います。本当の研究に当っては今度は最新の論文を読みこなさなければなりません。多分、意外と時間がないと思います。(ただし、もし質問者さんが天才ならさほど努力せずとも自然になんとかなると思いますが)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
偏差値の高い大学に入ることを第一目標としてがんばりたいと思います。
また、今はちょっと先のことをやる余裕はないので大学に入ったら自分で努力して力をつけていきたいです。

お礼日時:2009/07/12 10:36

http://seika.nii.ac.jp/
ここで研究分野を下記で絞り込んで、大学別に見てみる。
物理学
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理 物性I 物性II 数理物理・物性基礎 原子・分子・量子エレクトロニクス 生物物理・科学物理

とりあえず、科研費の取れてない理系は、しょうもないような気がする。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
早速調べてみました。参考にしたいと思います。
それと、「科研費」というものがどういうものでどういう仕組みなのかわからないので、もしよろしければ教えてください。

お礼日時:2009/07/07 17:30

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Q物理学で研究職につくには

現在、高3の受験生です。

僕は、将来は物理学で研究職につきたいと思っています。

そもそも、研究職につける人は、かなり限られると思いますし、
物理学という分野でも同じ事が言えると思っています。

それに僕は、そんなに天才的な何かがあるとは思えませんし、
高校時代から物理の難しい本を読んで、
大学レベルの事を勉強しているなんて事もありません。

それでも、やっぱり研究職につきたいと思います。

学校の授業でも物理が一番好きですし、
勉強してて面白いとも思えて、自分には物理があってるのかな~
なんて思っているんですが、
こんなくらいの考えで物理学科なんて行ったら、
痛い目見たりしてしまうでしょうか?

何か質問がよくわからなくなってしまったんですが(笑)

とりあえず、物理学科に行って、研究職につける人というのは、
どれくらいいるもんなんでしょうか?

Aベストアンサー

No.2です。補足です。

No.2で原子核理論と原理核実験を書き忘れるという失態を犯してしまいました。そういう分野もあります。その他、生物物理などもあります。

No.3の方が書かれていますが、物理は実力主義の世界なので、出身大学は関係ないです。
実力主義の結果として東大や京大の特定の大学出身者に偏る傾向があるということになります。
たとえば、東工大は東大出身の教授が多いのですが、それは東工大出身者をコネで採用するということをしていないので、実力で採用した結果そうなってしまうだけです。
しかし、東北大、名古屋大出身の優秀な研究者もたくさんいますので、ご安心ください。
物理学者になることだけが目標であれば、どうせ学部では基礎的な勉強しかしないし、教授と専門分野について語りあうことも一切ないので、旧帝大だろうが地方大だろうがどこでも一緒です。
でも、一般に優秀な者は入試程度でつまづくはずはないです。

さて、宇宙にご興味がおありとのことですが、大きく2つのパターンに分けられると思います。
1.数学が得意で、物事の原理を根本的に突き詰めるのが好き
2.漠然と宇宙が好き
1でしたら、初期宇宙などの宇宙理論、もしくは素粒子論がよいでしょう。
2でしたら、観測的宇宙論や宇宙観測がよいでしょう。

宇宙理論はかなり人気のある分野ですよ。
私は東大出身ですが、同期で宇宙理論に進んだ人は数人いました。
(全員、とても優秀な方でした。)
残念ながら全員、途中でやめていきました。
宇宙理論はそんな感じです。
だいたい、宇宙理論は各大学にポストが2つや3つくらいしかないわけです。
ある大学のポストが2つと仮定して、そのポストについている教授、助教授の年齢が55歳、45歳だったら、(定年が65歳なので)あと10年間はその大学では全く空きがでません。その一方で、毎年数名、大学院に入ってくるわけですから、おのずから競争は厳しくなります。そういう分野は博士課程を終えたあと、世界中を任期が2,3年のポスドクをやりながら転々とします。
たまにポスドクが切れちゃって半年や1年くらい無職になったりする人もいます。
そこまでして続けるというのは、物理が好きというのを通り越していて、物理教の狂信者といった感じですね。
で、諸国を転々として、日本に空きができたら帰ってくるという感じでしょうか。
だから、旧帝大で宇宙理論のポストにつこうと思ったら、それなりの能力と覚悟が必要でしょう。
しかし、基準を下げれば、結構簡単です。
日本には実はたくさん大学があって、地方大学で一般教養の学生に物理を教えるポストや、国際××福祉大学のような聞いたこともないような私立大学で文系の学生にエクセルやワードの使い方を教えるポストもたくさんあり、そういうのは割と簡単になれます。
理論でしたら、お金がもらえて時間があればどこにいようが研究はできるので、そういう手もあります。

ちなみに、宇宙観測に行った同期数人は、ほとんど研究者としてのポストか、JAXAや民間企業などで観測衛星の開発にかかわる仕事についています。宇宙観測も人気があります。

素粒子実験、物性実験は、博士号取得→助手→助教授とかなりスムーズに進むケースが多いです。

生物系では、博士課程の途中で助手になる人もいますし、分野によっていろいろですよ。

今は理系は修士まで行くのが当たり前で、優秀な大学院生も大勢いる一方で、学部の内容さえろくに理解していない本来大学院に来る必要もない大学院生も山ほどいるのが現状です。だから、遠慮することないと思いますよ。(意外かもしれませんが大学より大学院の方が簡単に入れます)
そこそこの大学を出て修士までだったら、希望すれば大抵どこでも就職できるので、とりあえず物理学科に行って勉強したらいいと思いますよ。
理論物理は人間の能力を極限まで鍛えるのに最適です。
物理をやめて今は他の分野の仕事をしている友人が
「場の量子論を経験した以上、他の分野の学問は簡単にしか思えない」
と語っていました。確かに数式には極端に強くなります。

ただし、修士で就職する場合、修士1年の終わり頃から就職活動を開始しなくてはいけないので、大学院に入って1年以内に決断する必要があります。長い間迷っている時間はないです。で、その時期はまだ場の量子論の初歩をかじりかけた段階だと思うので、さしずめ1950年代までくらいの物理しか知らないでしょう。物理の全体像を把握する前に続けるかやめるか決断しなくてはいけないということです。
博士課程まで行って博士号をとるのは簡単なことですが、そこまで行くと27歳なのでそれなりのリスクが伴うことを覚悟しておく必要があります。

最後に、
ノーベル賞を受賞した朝永振一郎(ともながしんいちろう)は、物理学者になると父親に話したときに止められたそうです。そんな道に進んでも高校の教師になるのが成れの果てだぞ、それでもいいのか、と。朝永さんは、好きだからそれでも構わないと思い、物理の道を選びました。
私もこれから進もうとする人に少し怖気づかせることを書いてしまいましたが、kiku511様は朝永さんのようにすごい才能があり、次々と大発見をして歴史に名を残すような学者になるかもしれませんね。

No.2です。補足です。

No.2で原子核理論と原理核実験を書き忘れるという失態を犯してしまいました。そういう分野もあります。その他、生物物理などもあります。

No.3の方が書かれていますが、物理は実力主義の世界なので、出身大学は関係ないです。
実力主義の結果として東大や京大の特定の大学出身者に偏る傾向があるということになります。
たとえば、東工大は東大出身の教授が多いのですが、それは東工大出身者をコネで採用するということをしていないので、実力で採用した結果そうなってしまうだけで...続きを読む

Q有名な素粒子物理学の教授がいる大学

高校3年の理系で、大学は理学部物理学科志望(第一志望は東工大第1類)です。

私は大学で素粒子物理学を学びたいと思っています。
そのことを知りあいに少し話してみたら「素粒子やりたいなら、その道で有名な教授がいる大学に行くと良いよ」と言われました。

しかし、漠然と『有名な教授』と言われても、どう探せば良いのかも分かりません。どの大学に行けば、より良い素粒子物理学が学べますか?

大学院から、その教授の研究室に行けばいいなど、アドバイスなんかも戴ければ幸いです。

どうか、よろしくお願いいたします。

Aベストアンサー

多分まだ素粒子の専門家が誰かとか分かる段階ではないと思うので、
そう汗って考える必要はありませんよ。
大学院からで十分間に合います。
大学で知識を色々蓄えてから、で。

それから、大学は”自分で勉強する所”なのです。勉強を教えてもらう所ではありません。
その道で有名な教授がいる大学に行っても名著を使って自分でしっかりと勉強できなければ落ちこぼれます。
有能な教授というのは大抵自分の研究で忙しいものです。
教えてもらうという気持ちで大学に入ったら失敗しますよ。
特に素粒子論・宇宙論(理論物理の素粒子・宇宙の分野)は、有名大に入ったからといって将来必ず研究者に成れるなんて事は全くありません。
ハッキリ言えば大学はどこ言っても同じ。

とりあえず、今は大学(質問者さんだと東工大第1類ですか)に合格する事だけを考えて勉強に励んでください。
今から先の事ばかり気にして大学に落ちたのでは本末転倒です。


全ては大学に入学してからです。


素粒子論(理論のほう)は、学ぶ事が多く何かと忙しいので、
大学に進学してから、その大学の素粒子論の教授(or学年担任の教授とか)に、”大学院に行く為にやらなければならない事”を質問をしに行く事をお勧めします。
後、「有名な教授」と言っても、その教授のいる研究室に行く事が自分にとって必ずしも有利になるとはいえません。(就職組は別ですが)
今、活発に研究している若手の教授の研究室に行く事が良い場合が多いです。
各教授の研究室のHPを見て決めるのですが、多分質問者さんが見られても何書いてあるかチンプンカンプンだと思います。
なので大学に入ってからそこの教授や院生に色々聞きながら院を探していきます。

実験は、理論ほど難しく考える必要は無く、どこでも意外とすんなり入れます。


とりあえず今は、受験勉強を必死にやる事。
そして合格したらすぐさま大学の勉強に取り掛かる(授業始まるまでは、TOEFL(英語)の勉強かな)。
くらいの意気込みでやらないと素粒子論では食っていけません。

長くなりました。すみません。
まだ分からない事あれば補足してください。

多分まだ素粒子の専門家が誰かとか分かる段階ではないと思うので、
そう汗って考える必要はありませんよ。
大学院からで十分間に合います。
大学で知識を色々蓄えてから、で。

それから、大学は”自分で勉強する所”なのです。勉強を教えてもらう所ではありません。
その道で有名な教授がいる大学に行っても名著を使って自分でしっかりと勉強できなければ落ちこぼれます。
有能な教授というのは大抵自分の研究で忙しいものです。
教えてもらうという気持ちで大学に入ったら失敗しますよ。
特に素粒子論・...続きを読む

Q物理学を学んだ学生の就職について

物理学を学んで修士課程を終えたとして就職でどうのような選択肢がありますか?

Aベストアンサー

buturidaisukiさん、こんにちは。

就職のことはやはり気になりますよね。同じようなことを普段よく尋ねられるので、多くの卒業生を見てきた経験から現実にどうかということを書かせていただきます。

まず、結論から書きますと、ANo.1~ANo.3の皆さんも書かれているように、本人さえしっかりしていれば、大抵の会社は選択肢に入ると思います。

ANo.4さんは、分野は影響は受けると書かれていますが、ある程度、そういうこともあるでしょうが、それほどではないと私は思います。というのは、元々、理学部を卒業する場合には、勉強した「知識」をそのまま使って企業で活躍するというセンスよりも、むしろ、そこで習得した「能力」を生かすというセンスだからです。逆にもし工学部を卒業しても、そこで学習した知識がそのままどんぴしゃで企業でも使えるケースは珍しいようです。

また、物理の中での理論と実験の違いですが、私の知る限り、理論だと実験よりも会社には不利ということはないと思います。それには二つ理由があります。一つは現代の産業の現状は、IT系に重点が移ってきていて、理論系なら殆どの場合コンピューターをかなり使いますので、その面でかえって有利であること。もう一つは測定器や作業機械の使い方などは、実験系だからといって同じ機械を使うとは限りませんし、どちらにしても入社後に勉強するケースのほうが多いと思われるからです。

企業の中で、理学部出身の人が工学部出身の人よりも少ない主な原因は、日本中で工学部の定員が非常に多いことでしょう。私の見る限り、卒業生が就職で苦労するケースは、分野というよりも、むしろ個々人のパーソナリティに依ることが多いように思われます。企業では周りの環境に柔軟に順応してくれる人、しっかり意思疎通の出来る人を好むでしょうし、当然、企業の利益にかなわないことをしたいという人は、どんな学部の卒業生でも取らないでしょう。


次に具体的な現状を書きます。どこの大学とは、もちろんここでは書けませんが、卒業生の就職先はやはりIT係を中心に製造業が多いです。それは元々日本の産業構造自体がIT係に重点が移ってきているためだと思います。一言にIT係といっても、かなり幅が広いですし、IT係以外の製造業も多いです。どんな製造業でも最近はコンピューターはかなり使うと思われます。

製造業の中には当然、民間企業の研究所に就職するケースもあります。民間企業の研究所では、ごく一部の例外を除いて、その企業の利益に直結することを研究します。その内容は、物理学に基礎を置いた研究もありますし、物理学とは直接の関係のない研究をすることもあります。物理の卒業生はどちらの方向にも進んでいます。ただし「直接の関係のない」と言っても、物理はあらゆるものの基礎になりますから、殆どのものは何らかの関係はあります。

次に多いのは、公務員や中学高校教諭だと思います。その場合は、もちろん、公務員試験の勉強や、教員免許をとり教員採用試験の勉強をする必要があります。

製造業に比べれば、数は少なくなりますが、商社や金融関係に就職した人もいます。また特殊な例ではパイロットになった人もいます。


せっかく物理学を勉強したのに、就職した後に直接に関係のないものをやるのは勿体ないとか、しんどいとか思われるかもしれません。しかし、ANo.3さんも書かれているように、物理学というのは、あらゆる学問や科学技術の基礎であり、また、知識そのものを使わなくても、物理学を学ぶ過程で習得した「現実に根ざした論理的思考」というのは、どんな分野にも共通に必要なものなのです。ANo.4さんも書かれているように、「仮説・検証・修正」という物理学の方法は、あらゆることに適用が可能です。

また、「知識の陳腐化」ということがあります。技術というものは日進月歩ですから、大学でどんな分野の学問をした場合でも、どのみち入社後にも勉強をし続けていかないといけません。しかし理学系と工学系の違いは、理学部で勉強したことは、時間が立って成り立たなくなるようなことではないというところです。物理で言えば、力学や電磁気学などの知識が陳腐化することは未来永劫ありません。それらは自然界の法則だからです。ところがある特定の「技術」というものは、多くの場合数年で陳腐化してしまいます。

さらに、逆に基礎的な知識が必要になったときに、技術だけを学んでいた人が基礎に立ち戻って勉強しなおすのは、大変なエネルギーが必要になります。一度でも基礎を十分に勉強したことがある人は、忘れてしまっていても、少し勉強すれば思い出すことができます。基礎をしっかり勉強した上に応用を勉強するほうが、応用だけを勉強しているより安心です。

これは教育関係に進む場合も同様だと思います。やはり理学部でしっかりその分野の内容を勉強しつつ教員免許も取るほうが、教育学部で教員免許をとるよりも好ましいと、個人的には思っています。(両方やるのは確かに大変ですが。)


最後に、修士課程に進むメリットについて付け加えます。学部で、およそ力学、電磁気学、量子力学、熱統計力学を学習するわけですが、それは学問の基礎の部分です。卒業研究~修士課程で、研究(らしきもの)に手を染めることにより、その基礎部分の知識の本当の意味が、より正しく深く理解できます。また、現実の問題を考えることにより、「問題解決能力」も身につけることができます。研究の世界では必要に応じて問題を自分で整理して設定する能力が求められます。誰かがきれいに作った問題を解くだけの話ではなくなってくるのです。そのような能力はどんな分野に就職しても必要とされるものです。大学院ではその部分も学ぶことが出来るはずです。

buturidaisukiさん、こんにちは。

就職のことはやはり気になりますよね。同じようなことを普段よく尋ねられるので、多くの卒業生を見てきた経験から現実にどうかということを書かせていただきます。

まず、結論から書きますと、ANo.1~ANo.3の皆さんも書かれているように、本人さえしっかりしていれば、大抵の会社は選択肢に入ると思います。

ANo.4さんは、分野は影響は受けると書かれていますが、ある程度、そういうこともあるでしょうが、それほどではないと私は思います。というのは、元々、理学部を...続きを読む

Q理学部物理学科の就職先

理学部物理学科に行きたいと思うのですが、将来どんな仕事に就けますか?またどの大学の理学部がオススメですか?教えてください。

Aベストアンサー

私は、私大の物理学科を卒業して、大学院までいき、博士の学位を得、外国で12年、結婚もせず研究生活に明け暮れ、ようやく41歳の年で、日本の某国立大学に就職できました。

振り返ってみると、結構つらかったです。
どの大学がお勧めかといえば、それは、東京大学か京都大学がいいでしょう。でも、そんなところへは、難しくていけない?じゃぁ、いかなくてもいいと思います。他の回答者が述べていたように、結局のところ自分自身の問題です。

物理学や数学は、スケールが問題です。
人生高々100年です。君が遭遇した物理研究問題が解決されるには、どんな天才でも、500年はかかると知っていたならば、自分の人生を投げうってまで、研究を続ける人はほとんどいないでしょう。いたとしても、それは単なる気違いです。

近年、東大の小柴さんがノーベル物理学賞を受賞しました。君は小柴さんのようになりたいのか?
大きな天体観測装置で、遥か宇宙のかなたからやって来たニュートリノと呼ばれる素粒子を観測したのである。次にまたニュートリノを観測するのに、何百年かかるか分からない。小柴さんは、言いました。「ちゃんと準備をしておけば、チャンスはやってくるものだ。」この言葉は、研究者をとても勇気づけたと思います。

だけれども、私はそうは思わない。科学は、帰納法といって、何度も繰り返して確かめられるものでなければ、ならないのだから。小柴さんの観測は、確かに正しかったかもしれないけれども、それを科学と呼ぶには、早すぎた。何千年も早すぎた。

それを、はや合点して、ノーベル賞を出すほうが、奇跡的だとは思わないかい?もっとも、ノーベル賞は生きてる人間にしか与えられないことになっているらしい。

そうそう、相対性理論の産みの親のアインシュタインは、ノーベル賞をいくつかもらっているけど、相対性理論では、とうとうノーベル賞はもらえなかったんだよ。

。。。というわけで、物理学で新しい発見を目指すのであれば、将来どんな仕事に就けるかどうかなんて、ちっちゃな問題です。というか、関係のないことでしょう。でも。。。確かに、食べて行かないと、研究できません。そういう意味では、それは大切だ。それには、自分の研究の妨げにならない仕事を選ぶことだ。

。。。とにかく、何か自力で(そして人に頼らないで)研究できる能力をつけることだ!発見のできる自分作りをする。。。

。。。だけれども、上の意見は、君が天才研究者だったら・・・・の話だ。。。だから、ちょっと裏腹ではあるが、自分の良い理解者に早く巡り会うことも非常に大切だ。自分よがりの研究者は、無駄な人生を送ってしまうからだ。

ん~。。。大体にして、そういうことをここに「質問」して、「はいそうですね。理解できました。そうします」っていう考えになれると思う?

アインシュタインだって、死ぬまで悩んだと思うよ。

私は、私大の物理学科を卒業して、大学院までいき、博士の学位を得、外国で12年、結婚もせず研究生活に明け暮れ、ようやく41歳の年で、日本の某国立大学に就職できました。

振り返ってみると、結構つらかったです。
どの大学がお勧めかといえば、それは、東京大学か京都大学がいいでしょう。でも、そんなところへは、難しくていけない?じゃぁ、いかなくてもいいと思います。他の回答者が述べていたように、結局のところ自分自身の問題です。

物理学や数学は、スケールが問題です。
人生高々100年...続きを読む

Q東大・京大の理学物理学科 物理学者になるには 中三です。

将来、理論物理学者になりたいと考えている中3男子です。物理学者(特に実験物理よりも理論物理学)になるには、京都大学と東京大学のどちらを目指すべきでしょうか。

京大と東大の理学部物理学科の違いなどを教えてください。

Aベストアンサー

はじめまして。貴兄の質問の解答に沿えるか不安ですが、私自身も中学・高校時代、同じような気持ちを抱いていたのでアドバイスさせていただきます。

当方は、京大工学部物理工学科に在籍しており、来年京大院で航空宇宙工学を専攻することになっております。貴兄の目指すところの理学物理専攻ではありませんが、それでもよろしければお付き合いください。

博士号を取得し、ポスドク(ポストドクトラルフェロー)を経て、講師、准教授、教授というアカデミックな階段を登ることで、一般的に言われる物理学者という肩書きを得ることができます。

その際、理論物理学の中のどの分野を責めて行くかは、実際大学に入り、研究室の研究内容や実績を見定めて、徐々に決まっていくと思います。
そこで、興味のある分野の教授を探し出し、必要ならばコンタクトを取ることが最善である!という意見もありますが。
中学3年が、即物的に自分の道を見定めるに上記の方法はいささか無理がある気があります。

東大と京大は、よく引き合いに出されることが多くありますが。
確実に理学物理を勉強できる学科の配属を考えると、京大の方が『確率』的に高くなります。
東大は2年生から3年生進級時に、進学振り分け制度があり。
理科1類・2類の計1500人近い東大生が、工学分野(物理工、化学工学、建築工学、情報工学、電気電子工学、土木工学など)、理学分野(生物学、数学、地学、物理学)、農学、薬学、獣医学などの専攻に希望と成績順に振り分けられるそうです。(理科Iは理工学系、II類は生物薬学系が多いそうですが、詳細は東大在籍者にまかせます)

京大は、理学部(300人)に入学し、同じく2年から3年の時に、大きく分けて数学、物理、生物、地学の専攻に分けられます。その後3年、4年生と京大理学部物理科として過ごした後、大学院入試の際に、もっと細かい研究室(2人~5人ずつ)に分属されます。

東大に入ったあと、東大生1500人と勝負。
京大に入ったあと、京大生300人と勝負。ということになります。
東大・京大のどちらに、どの学部に進学するにせよ。入試を突破してきた者同士の、勝負が残されていることにも留意してください。

世界で5本の指に入る物理学者を目指すなら、東大・京大という肩書き的な違いはあまりないと思います。これから勉強を重ね、大学受験を意識する際に、『旧帝国大学』+東京工業大学という言葉を聞くことがあると思います。
『北海道大学・東北大学・東京大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・九州大学』です。国際レベルの学会や、レビューの多い国内学会に名を連ねる研究者の出身や在籍は、理学分野においては圧倒的に上記の大学です。他にも早稲田大学や慶応大学といった素晴らしい私立大学がありますが、国の助成金、他大学との横繋がりといった、政治的な理由もあり、理系の分野では『旧帝国大学』と東工大がリードしていることが多くあります。この点も、いつか意識されることと思います。

やがて、東大・京大レベルの受験対策をするにつれて、同じような意識を持ったライバルに模試や進学塾で出会うでしょう。
彼ら彼女らと、切磋琢磨し合い、自分の学問のスタイルを模索することも、偉大な物理学者になる上で大切な事かと思います。
大学受験範囲の物理でも、全国に通用するレベルに到達するころには、自分の中に系統立てられた『物理学』が垣間見えてきて、物理が面白くなると思います。
その頃には、自分が『東大型』か『京大型』かがおのずと分かってくるものです。

最後になりますが。
最高峰の大学で研究者志望として物理学に取り組む頃には。
東大・京大といった日本国内での優劣よりも、世界ランクの大学・研究所の中で自分のポジションというレベルになる(と僕の担当教官がおっしゃっています)
驕ることなく、愚直な努力こそが。理論物理学者への王道です。
がんばってください

はじめまして。貴兄の質問の解答に沿えるか不安ですが、私自身も中学・高校時代、同じような気持ちを抱いていたのでアドバイスさせていただきます。

当方は、京大工学部物理工学科に在籍しており、来年京大院で航空宇宙工学を専攻することになっております。貴兄の目指すところの理学物理専攻ではありませんが、それでもよろしければお付き合いください。

博士号を取得し、ポスドク(ポストドクトラルフェロー)を経て、講師、准教授、教授というアカデミックな階段を登ることで、一般的に言われる物理学者と...続きを読む

Q北大,東北大,阪大,神大,九大の物理学科オススメは

私は今受験生で京都大学を志望しています。
先日のセンター試験で900点満点中811点でした。
思ったよりも出来が良かったので、後期では旧帝国大学(理学部物理学科で後期試験のある北海道大学、東北大学、大阪大学、九州大学)、または(関西圏に住んでいるので)神戸大学の理学部物理学科に出願しようと思っています。

そこで質問なのですが、物理学を学ぶならば(特に素粒子や宇宙物理学などの理論物理学に興味があります)以上5つの大学の中ではどこがオススメですか?できればオススメ度合いを「A大>B大=C大≧D大>>E大」のように回答していただきたいです。またそのように判断された理由もお答え願いたいです。

全ての大学の状況が分からない方でも、1つの大学の情報だけでもかまいませんので何か回答いただければ嬉しいです!(特に北海道大学や九州大学に関しては距離的に遠い分、学校のカラーなどもよくわかりません。物理の方でなくてもかまいませんので、学校の雰囲気がどのような感じなのかも教えていただきたいです!)

パンフレットを読んでも各大学の実情まではよくわからなかったので質問させていただきました。
各大学の後期試験の難易度に関しては考慮してくださらなくて結構です。
本当に悩んでいます(>_<)温かい回答お待ちしております!

私は今受験生で京都大学を志望しています。
先日のセンター試験で900点満点中811点でした。
思ったよりも出来が良かったので、後期では旧帝国大学(理学部物理学科で後期試験のある北海道大学、東北大学、大阪大学、九州大学)、または(関西圏に住んでいるので)神戸大学の理学部物理学科に出願しようと思っています。

そこで質問なのですが、物理学を学ぶならば(特に素粒子や宇宙物理学などの理論物理学に興味があります)以上5つの大学の中ではどこがオススメですか?できればオススメ度合いを「A大>B大=C大≧D大...続きを読む

Aベストアンサー

やはりこの中では、物理学総合は阪大が一番でしょう。湯川先生以来の伝統的な強さはあります。
素粒子も阪大でしょうか。しかし宇宙物理だけは東北の方が伝統的に強いです。
近接部門なので、はっきり区分けできないのですが、得意分野がやや違います。
オーソドックスに阪大がいいのではと思いますが、宇宙物理にウエイトを置くなら、東大系の東北の方が厚いという気がします。ご存知のようにこの分野は東大が断トツですから。
一般の理論物理は京大も強いです。

北大と九大は正直よくわかりませんが、近年の排出学者さんを見ていると、九州はちょっと元気がない気がします。というより、名大がすごくいいですね。元気があります。今、ここ、後期がないんですか、残念です。かつては、前期京大、後期名大は定番だったんですけどね。

しかし、旧帝大にしておけばどこでも研究は出来ますよ。

Q理論物理学で生き残るためには 中3

将来、理論物理学者になることを志している現中三生です。

理論物理学で生計をたてる場合、日本で研究するのと海外で研究するのとはどちらが生計を立てやすいのでしょうか。

日本国内では理論物理学者が生き残るのは大変困難であるときいています。これは世界共通のことなのでしょうか。

また、私は将来、日本の大学(京都大学或いは東京大学)に、進学した後に海外の大学院に進学しようとか考えているところなのですが、理論物理学を学ぶ上で(特に宇宙論など)大学卒業後にどのような進路を歩むのがもっともベストなのかが分かりません。

日本の大学から海外の大学院に留学する際の、メリット・デメリット
日本の大学から日本の大学院に留学する際の、メリット・デメリット

も教えてもらいたいです。

政府や大学が理論物理学者を雇う際の雇用倍率はどのくらいまでに膨らむのでしょうか。

また、大学院を卒業した後にどこの大学も政府も自分を雇ってくれない場合、その人たちの人生はどうなってしまうのでしょうか。
日本では博士を大量に生み出されるが、雇用先が保証されないと聞いたことがあります。

http://www.geocities.jp/dondokodon41412002/index.html
↑こうしたことも世界共通の事実なのでしょうか?それとも日本だけなのでしょうか

将来、理論物理学者になることを志している現中三生です。

理論物理学で生計をたてる場合、日本で研究するのと海外で研究するのとはどちらが生計を立てやすいのでしょうか。

日本国内では理論物理学者が生き残るのは大変困難であるときいています。これは世界共通のことなのでしょうか。

また、私は将来、日本の大学(京都大学或いは東京大学)に、進学した後に海外の大学院に進学しようとか考えているところなのですが、理論物理学を学ぶ上で(特に宇宙論など)大学卒業後にどのような進路を歩むのがも...続きを読む

Aベストアンサー

#2です。少し訂正します。

>東大京大の大学院に入れれば、どこかしら(研究関係)で雇ってもらえると思っていいということでしょうか。
>オーバードクター問題などは二流大学を卒業した人たちなどばかりが直面する問題なのですか?

私が言ったのはそういう意味ではありません。
極端なことを言えば、東大生だって落ちこぼれはいるし、2流大卒でも
優秀な理論研究者になっている人もいます。
(2流大というのは単なるたとえです。)
ですが例えば東大の理論の研究室にいる場合、周りの(もしくは他大学の)同級生達の実力と自分の実力の
差がわかってくると思います。その場合に拮抗してる、とかいや俺の方が上だ
とか大体の自分の研究実力がわかってくるものなのです。
それで、今まで頑張ってきたけど明らかに自分には彼らよりも能力がないとか、
自分は受験偏差値があっただけで認めるのは嫌だけど研究能力はあんまりなかったんだな、、、
とか、今後アカデミックでやっていける自信がないなとか思う場合もあるわけです。
客観的に自分を考えられる普通の人ならば。
ですから東大生でもドクターを取って一般就職する人もいるのです。
それはそれできっと幸せな人生になるでしょう。(100人の博士の村でもありますよね)

ですが、「将来ダンボール生活でもいいんだ」「2流大でも理論物理に触れられてるだけで幸せなんだ」
とか格好つけて(?)現実を見ていない人がいるから、そういう人たちが
あぶれているのではないだろうか、と考えています。


私の話で恐縮ですが、私も中学高校時代は宇宙か素粒子理論を京大でやろう、
と考えていました。ですがそれほど偏差値もなく京大理は受けられなかったので
地方旧帝大の理学部へ入学しました。
(あとから思うと学部なんてどこの大学でも一緒でしたけどね。もちろん基礎学力をつける
 意味では東大京大に行くほうがいいです。)
で、その京大でもない大学の学科ですら成績はそれなりに頑張っても真ん中くらい。
4年に上がるときにどこの研究室にしようかと考えるときに、理論に行きたい気持ちもありましたが
地方旧帝大の中ですらトップでもない自分には絶対に無理だと考えて
実験分野を志望しました。もちろん理由はそれだけではなくて、
3年生の学部実験で初めて実験に触れて実験には実験の面白さがあるということにも気づいたからです。
これまでは理論しか知らなかったから、理論を志望してただけなんだな、
ということに気づいたのですね。
そして今に至って実験を志望してよかったとは思っていますが、
やはりそれでも仲のいい同じ分野の同級生の東大生とは研究能力(というかほとんど処理能力)
にもこんなに差があるのか、、、と現実を知って悲しくなる日々を過ごしています。
勝手な外野の意見ですが、その東大の彼はきっと将来この分野を背負って立つ
研究者になるでしょう。対して自分はというと、、、まあどこかの地方大学で
ちまちまと教育者(研究者ではない)をやれれば十分かなという程度です。


というわけなので、今の段階ではアカデミックポストの就職難については
心配しなくていいと思いますし、奇をてらって無理に海外大学院に行く必要もないと思います。
貴方が大学に入って、大学院で研究室に所属して、それから自分の実力を
鑑みて判断しても、遅くはありません。
日本は十分先進国ですし、基礎科学もそれこそ長岡半太郎の100年前から
常に研究の最先端の一端を担っています。
日本で通用しない人が世界で通用するはずがありません。
そりゃあまあ青色ダイオードや南部さんの例があるかもしれませんが、
そんなものはごく稀な例です。そんな心配する必要もないと思います。

#2です。少し訂正します。

>東大京大の大学院に入れれば、どこかしら(研究関係)で雇ってもらえると思っていいということでしょうか。
>オーバードクター問題などは二流大学を卒業した人たちなどばかりが直面する問題なのですか?

私が言ったのはそういう意味ではありません。
極端なことを言えば、東大生だって落ちこぼれはいるし、2流大卒でも
優秀な理論研究者になっている人もいます。
(2流大というのは単なるたとえです。)
ですが例えば東大の理論の研究室にいる場合、周りの(もしくは...続きを読む

Q物理学科と応用物理学科

早稲田大学の理工学部には物理学科と応用物理学科がありますが、公式webサイトの学科紹介の説明を読んでもよく違いが分かりませんし、カリキュラムを見てもあまり大差ないと感じました。二つに分ける必要はあるのでしょうか?また、それなのに物理学科のほうが応用物理学科より入試のレベルが若干高い(予備校の偏差値や合格最低点から判断)ようで、これはたぶん物理学科のほうが受験生から人気が高いのが原因だと思うのですが、物理学科にはどんな魅力があるのですか?ご存知の方がいらしゃれば、是非教えてください。

Aベストアンサー

早稲田の詳細は分かりませんが、一般論として説明します。

「物理」
学問としての純粋な物理。
新たな理論の仮定、実証が主な目的です。
理論物理・実験物理に分かれます。

「応用物理」
物理学で実証された理論をもとに、モノに「応用」する学問。
理学というより、工学寄りで現代技術の根幹を成す。
ほとんどが実験物理です。

といったところであり、かなり別物です。
そこまで考えているか分からないですが、
将来企業への就職を考えているなら応用物理をオススメします。
純粋な物理(特に理論物理)だと就職には非常に困りますので…
(金にならない理論物理を研究する企業などありません)。
受験時はどうしても「純粋な物理」を追い求めてしまいがちなんですが
(私もそうでした)
レベル差など気にしないで、自分の将来を見据えた上で、
選択すればよいかと思います。


…ただ個人的には応用物理がオススメです。

Q宇宙工学に強い大学

このサイトでも宇宙工学について検索してみたりして、いろいろわかることがありました。(自分と同じ考えの人とかもいて嬉しかったです(笑)

宇宙工学に強い大学として、東大、京大、東北大があげられていたんですが、現在(高三)考えていたのが早大の基幹理工や日大だったんですが名前が挙がってこなくて心配になってきました。
今既に学校で私大型の勉強をしていて国立には戻すのが厳しいのですが、(参考までに)気になってしまったので。。

実際に働いてみたいという気持ちはあるのですが、漠然としていてどのような分野で働きたいというのははっきりしていません。。

以上のことを踏まえて、
大学ごとの学ぶことや授業(うちの大学はこんなのあるぞ!的なのもあれば)、外国の大学との留学とかも教えていただけると嬉しいです。

Aベストアンサー

はじめまして。京大の航空宇宙専攻の者です。

航空宇宙工学に興味を持っていただいて、嬉しいです。

『航空宇宙工学』
NASAやアメリカ空軍、航空自衛隊、全日空、日本航空。
僕も高校の時は、上記の職務に就けるのではないか?と漠然とでしたが、航空宇宙工学に大変興味を持っていました。
おそらく京大のオープンキャンパスに足を運んでいただいても、以下の現状を突きつけられるだけなので、少しお話させていただきます。

まず、どうやったら航空宇宙工学を研究する研究室に配属されるに興味があると思うので、ご説明しますねっ。
京大の場合、工学部物理工学科という入試区分で大学合格します。
京大工学部には、物理工・建築・情報・電気電子・地球工・工業化学という6つの学科区分があり。物理工学科は例年合格最低点が6学科中1位か2位です。
大学入学後、1年時の成績で物理工240人を機械、航空、材料、原子核、エネルギーの5コースに分属されます。ここで航空(正式名は宇宙基礎コース)の定員は30名です。
航空は少数精鋭のエリートコースというイメージが学内生にあり、物理工学を志した者なら一度は航空コースに行きたいな。と思うのですが、倍率、カリキュラムの重さを考え妥協する京大生が多いのも現実です。
2回生に上がった時、見事航空コースに在籍できて。航空宇宙工学の専門科目の授業が受けられます。

ここで特筆すべきことなのですが。私は学部で機械コース在学なのですが。大学院入試で航空宇宙工学専攻に受かった。というもう1つの進路選択者なのです。

京大大学院入試規定で学部の機械・航空専攻(2つ)を大学院で機械理工学専攻・マイクロエンジニアリング専攻・航空宇宙工学専攻(3つ)に分けることになっています。つまり、学部で航空選抜に選ばれなくても、大学院入試の時に再チャレンジできるのです。
それでも機械コースは航空に次ぐ人気コースですので、大学に入ってからも上位にいれるよう勉強しなくてはなりません。

東大についても、3年生になる時に進学振り分け制度があり。京大同様、東大生同士の競争で上位に残る必要があるようです。

また学術的には、航空宇宙工学といってもベースは工学です。宇宙物理学(これは理学部)とは違い、4力学(熱力学・流体力学・材料工学・解析力学)という力学的見地から解析・実験をします。この知識は航空宇宙産業だけでなく、自動車、造船、鉄鋼。様々な産業の基礎となっているので、航空宇宙のみんなが先に記述した世界に行くわけではありません。名前こそカッコいい気がしますが、消して物理工学の全てを集めた最先端学術ではなく、1つ1つの現象を解析し、少しでも現実の製造や開発現場の技術革新に繋がればという思いの元、基礎研究が重視されています。

僕は医療工学がしたくて機械システムに学部時代いましたが、夢破れ航空宇宙専攻にいます。多様化複雑化する世の中で、航空宇宙工学を大学で専攻しなくても、同じエンジニアとして職務につけば、航空宇宙工学に関わりを持てることもあるでしょう。

先の話になりますが。工学の専門知識を活かし、ものつくりの現場で研究開発をするスーパーエンジニアになるには。理数の勉強をしっかりすること。そして、英語の勉強も大事にすることです。
あなたの学術探究心を大切に、今の受験勉強をがんばってください

はじめまして。京大の航空宇宙専攻の者です。

航空宇宙工学に興味を持っていただいて、嬉しいです。

『航空宇宙工学』
NASAやアメリカ空軍、航空自衛隊、全日空、日本航空。
僕も高校の時は、上記の職務に就けるのではないか?と漠然とでしたが、航空宇宙工学に大変興味を持っていました。
おそらく京大のオープンキャンパスに足を運んでいただいても、以下の現状を突きつけられるだけなので、少しお話させていただきます。

まず、どうやったら航空宇宙工学を研究する研究室に配属されるに興味が...続きを読む

Q大学で宇宙物理学を専攻したら

宇宙物理学に興味があるので、大学ではそれを勉強したいのですが、はっきり言って、就職でつぶしはきくでしょうか。
唯一それが心配です。できれば、実際に経験者の方にお話が聞きたいです。

Aベストアンサー

文章から察するに、春から大学に入学する高校生でしょうか?宇宙物理学を専攻したわけではありませんが、理系卒(機械・物理系)の者としてアドバイスします。

まず、大学を学士(4年卒)で卒業するか、修士(院卒)までいくか、博士課程まで進むかによって大きく異なります。

学士卒では企業の研究職に就くことはほとんど不可能だと思っていいでしょう。どの大学でもそうだと思いますが、理系の研究職もしくは開発職への就職は院卒以上がメインで、4年卒で就職する場合はメーカーにとどまらず、多くの人が広く多業種に渡って就職します。

次に院卒ですが、院卒の場合でも大学時代の研究内容そのものについては企業側からそれほど限定されることはありません。例えば、熱工学を専攻していたらみんな自動車メーカーや電力会社などに行くのかといったらそれはNOで、熱工学とは全く関係なさそうなメーカーに就職する人もいます。

博士まで行くと就職する場合はほぼ間違いなく自分の専攻内容を活かせる業種を選ぶことになるでしょうが、正直いって博士課程に行く人は全体の割合から考えてもごく一部で、なおかつ博士に行く人は就職を考えて、というよりは、自分の研究内容に本当に興味のある人だけですので、これはちょっと置いておきます。

また、専攻内容がよほど狭い範囲である特殊な場合を除いて、多くの企業は学士卒・院卒の学生には即戦力としての入社を求めているわけではなく、基礎的な知識・学力に加えて、エンジニアとしてのものの考え方や知見・センスなどを有する学生を求めています。

極端な話、(企業が募集要項として学部・学科を限定している場合を除き)何を専攻していようと、様々な業種の企業に就職することは可能です。もちろん、そのためには大学時代に基礎的な知識(数学・力学など)を得ていることが前提ですよ。

さらに言うと、大学入学時に持っていた興味のある分野は、大学生活の中で(ほぼ間違いなく)変化します。研究室に入ればなおさらで、大まかに同じであったとしても少なからず志望の専攻内容は変わることでしょう。入学時点で「これをやる!」と決めるのではなく、まずは好き嫌いをせずに、広く色々な分野の基礎を学んで、自分の適性を見つめることが大事です。

文章から察するに、春から大学に入学する高校生でしょうか?宇宙物理学を専攻したわけではありませんが、理系卒(機械・物理系)の者としてアドバイスします。

まず、大学を学士(4年卒)で卒業するか、修士(院卒)までいくか、博士課程まで進むかによって大きく異なります。

学士卒では企業の研究職に就くことはほとんど不可能だと思っていいでしょう。どの大学でもそうだと思いますが、理系の研究職もしくは開発職への就職は院卒以上がメインで、4年卒で就職する場合はメーカーにとどまらず、多くの人...続きを読む


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