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3次方程式 x^3-3x+1=0 において,判別式より異なる3つの実数解を持つ。(微分して極大値極小値の積が負になることからも明らか)
ここで x=u+v とおいてカルダノの解法を適用すると、自分のやり方では xに虚数解(i)がはいってしまい、条件に適しません。

カルダノの解法を使って、実数解を求めるプロセスを教えていただくのが最良ですが、実数解の値だけでもお教えていただきたい所存です。

A 回答 (7件)

まずは、きまじめに解いてみます。



t=(-1±√3i)/2より、u^3=(-1+√3i)/2、v^3(-1-√3i)/2としても一般性を失わない。

 さて、(-1+√3i)/2の3乗根は、絶対値が(-1+√3i)/2の絶対値の3乗根、偏角は(-1+√3i)/2の偏角の1/3。(-1+√3i)/2の絶対値は1なので3乗根の絶対値も1。(-1+√3i)/2の偏角θはcosθ=-1/2、sinθ=√3/2なので、θ=120+360n。これの1/3だから40+120n。(普通、偏角の単位はradだけど、分かりやすいので、ここでは度とした。下図も参照)。

つまりu=cos(40+120n)+isin(40+120n)
 nは整数だから、3乗根が無数にあるように見えるけど、nが3の倍数になると一周するので、実質3個。
 u=cos40+isin40、cos160+isin160、cos280+isin280 

 同様にして v=cos40-isin40、cos160-isin160、cos280-isin280 
 
 で、カルダノの公式において、どのuが,どのvに対応するかだけど、
 
>  u^3+v^3=-1 uv=1
 が必要なので、u,vは共役でなければならない。

 よってu=cos40+isin40のとき、v=cos40-isin40。
 u=cos160+isin160のとき、v=cos160-isin160。
 u=cos280+isin280のとき、v=cos280-isin280。

 x=u+vだから x=2cos40、2cos160、2cos280が答え(単位は度)。
 具体的には、x=1.53208・・・、-1.87935・・・、0.347296・・・
 となるようです。
 
 横着な方法:上の解法から分かるように、u^3,v^3が実数にならないことが分かった時点で、絶対値と偏角さえ分かれば、虚部はどうでもいいことが分かります。
つまり解は、2×絶対値の3乗根×cos(偏角/3)と2×絶対値の3乗根×cos(偏角/3+120)と2×絶対値の3乗根×cos(偏角/3+240)と分かります(角度の単位は度)。
「カルダノの解法で困っています」の回答画像5
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この回答へのお礼

今まで分からなかった解を明示していただき、本当にありがとうございました。
1/3乗すると偏角が1/3になることでだいたいつかめました。

uv=1 から共役になることも頷けます。
貴重な時間をお割きいただき、ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/14 23:23

>x^3-1=0 からu^3 は立方根の複素数解ですね。


>極形式であらわすと2π/3 or 4π/3 ですね。

もうNo5さんが答えを出されていますが、なんとなく整理がつかない気持ちになったので書き足します。uv=1でu^3が1の立方根の複素数解であることはO.K.ですね。だからuの絶対値は1で、その逆数であるvも絶対値は1ですね。
v=1/uでu=a+biとすれば、v=1/(a+bi)=(a-bi)/(a^2+b^2)=a-biですからu+vは必ず実数になりますね。
1の立方根の複素数解の角度は120と240ですね。(今度は度数法にします。)
u=cosθ+isinθ
とすれば
u^3=cos3θ+isin3θ
となり、この3θが120+360n, 240+360nに対応するわけですね。そしてvはその複素共役です。だからu+v=2cosθです。
この時点でNo5さんほどスマートでないですが、
θ=40+120n, 80+120nをn=0,1,2について当てはめて計算すると、0.3473、1.532、-1.8794が出てきます。
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この回答へのお礼

当初 u=(a+bi)^(1/3),v=(a-bi)^(1/3) となってたのでxは虚数解かとか思ってましたが極形式の考え方とド・モアヴルの公式の利用でよく分かりました。
なんかまんねりですが、ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/15 00:00

#5です。

訂正と補足。
  訂正(2行目):(誤)v^3(-1-√3i)/2としても  (正)v^3=(-1-√3i)/2としても
  
  補足:カルダノの公式では、3乗根の前にωの何とか乗が掛かっていると思いますが、これが前回投稿の+120や-120に相当します(-120は明示なし)。この部分を「共役でなければならない~~」で片付けました。
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#2 のさらに補足:


分解方程式が
・2つの異なる実解を持つ→1実解+2虚解
・重解→(実の) 重解を持つ
・虚解→3つの異なる実解
となることがわかります.
実際「2+11i の 3乗根ってなんやねん」とかやってたらしいですし.
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/07/14 09:25

最初のステップで


u^6+u^3+1=0
からu^3が複素数になって出てくるから諦めたただけではないですか?
u^3は1の立方根の複素数解ですね。複素平面でθ=2π/3とθ=4π/3の角度です。それを知った上でv^3=1/u^3と合せてu+vをこつこつ計算すると複素数の部分は消えるとおもいます。
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この回答へのお礼

x^3-1=0 からu^3 は立方根の複素数解ですね。
極形式であらわすと2π/3 or 4π/3 ですね。

お礼日時:2009/07/14 18:52

←No.1 補足



それでよい。
カルダノの方法は、方程式が3実解を持つとき、
補助方程式の解が虚数になる。
u, v が実数であれば、もとの方程式には虚数解
がある。

この話から、虚数は世間に受け入れられていった。
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この回答へのお礼

この話から虚数は世間に受け入れられていった。

ですよねぇ。そう本にも書いてあったんですが、、、
解は何なのですか?虚数が入った(複素数っていうんですかね)を1/3乗するわけで、計算してみたら整数解はもたないみたいです。皆さんの回答嬉しいんですが、答(解)を教えてください。

お礼日時:2009/07/14 09:21

あなたの解法プロセスを詳細に補則に書いてください。


そうすれば誰かが答えはともかく間違いを指摘してくれるでしょう。

この回答への補足

ありがとうございます。
x^3-3x+1=0
x=u+v とおいて変形すると u^3+v^3+1+3(u+v)(uv-1)=0 u+v≠0
★u^3+v^3+1=0 uv-1=0 を満たすu,v は解足り得る。←ここよく分からないが暗記するぐらいまでは考え覚えた。
u^3+v^3=-1 uv=1 u^3v^3=1
u^3,v^3 を解とする2次方程式 t^2+t+1=0 を解くと t=(-1±√3i)/2

って感じですけど。。。

補足日時:2009/07/13 22:24
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