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シリコーンって、どうやってつくるのでしょうか?

経済的、エコ、とかうたっている商品もありますが…エコロジーな物体なのでしょうか??
作るときに発生する熱、作り方、シリコーンに関してご存知でしたら教えてください。
エコロジーなのかどうかも教えていただけると嬉しいです。

A 回答 (1件)

シリコン樹脂(ケイ素樹脂)って、普通の樹脂が炭素Cの化合物なのに対し、ケイ素Siの化合物で作られた樹脂のことです。

いずれも同族元素なので、似た性質のモノを作れます。液状のモノはシリコンオイルと呼びます。
生物の体は炭素の化合物でできていますが、シリコン樹脂には炭素が含まれていないため、生体への影響がとても少ない物質と言われています。
作り方は普通の樹脂(プラスチック)とあまり変わりません。

ところで、「エコ」の定義ってなんですか?
今流行っている洗い箸をやめて「割りばし」にもどすことで、洗剤を川に流すことも減りますし、間伐材を換金できる機会を作るコトで森林を取り戻せる可能性があります。
割りばしを洗い箸に変えることで、川は汚れますが、木の使用量は減ります。
ご質問者のいう「エコ」ってなんでしょうか?

さて、経済的の定義は簡単かもしれません。本来は1回で捨てないといけないモノを、洗って、何度も繰り返し使えるということですよね。
この点で、シリコン樹脂は耐久性があるように作られているモノが多いので、何度も使用できるかと思います。また、もともと炭素が含まれないので、廃棄しても二酸化炭素とかとも無縁です。
蒸発したり、酸素と結合して燃えるということもないので、耐熱性もあり、機械油としても優秀です。
ただ、自然界に普通にあるモノではないので、生態系からは外れたモノですし、リサイクルにも不向きとされています。先に書いたようにもともと生体への影響が少ないので、生態系にも関係しない、毒にも薬にもならないモノです。
エコロジーというのは、「生態(系)」という意味だと思うんですが、もし、そういう意味合いなら、生態系には関与しない物質です。
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この回答へのお礼

丁寧な回答、ありがとうございました。
とても助かりました!!

お礼日時:2009/08/19 11:25

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