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数年前、新しいPCを買った時、古いPCを予備機としてポリ袋に入れて押入れの中に入れていました。
先日、そのPCを取り出したところ、ゴム足部分がドロドロに溶けてしまっていました。
ゴム以外、プラスチックの底辺は問題は無いようです。

・質問1
何故溶けたのか理由が知りたいです。化学現象ですか?

・質問2
何に入れて、押入れに閉まった方が良いのでしょうか?

・質問3
使用中のノートPCは、地震対策で底辺に地震用のマットを敷いていますが、このゴムも溶けるのでしょうか?

科学に疎い為、不思議だし不安です。

A 回答 (4件)

 そのような用途で使われるゴムは耐水性はあります。

ゴムが湿気で溶けたら困りますからね。
 とりあえずすぐ思いつくのは、その袋は、ポリ袋--ポリエチレンではなく、ビニル袋--PVCポリ塩化ビニル--じゃないですか?。銅線を熱して袋を溶かし付けて、それを炎で熱してみてください。--バイルシュタイン反応---。もし緑色の炎になれば、九分九厘、ビニール(PVC)でしょう。
 PVCは、極めて固い樹脂で、袋にする場合は軟化剤が含まれています。その軟化剤がゴムを溶かしたと考えられます。

 ポリに使われるポリエチレン(低密度・高密度とも)は、基本的に軟化剤は不要ですが、ポリ塩化ビニル--ビニールは軟化剤が含まれています。

 ポリエチレンは燃やすと、ロウのように青っぽい炎で燃え、溶けてポタポタと落ちながら燃え続けます。そのときロウソクが燃えたのと同じ臭いがします。スルスル互いに滑ります。
 ビニルは、燃やすと煤を出して刺激臭(塩化水素)がします。炎を遠ざけると消えます。--自己消火性---。密着しやすい。塩化ビニリデン(サランラップなど)も良く似ています。
 小学校でプラスチックの判別の実験はしなかったのかな???汎用プラスチック(ポリエチレン (PE)、ポリプロピレン (PP)、ポリスチレン (PS)、ポリ塩化ビニル (PVC)、ポリエチレンテレフタラート(PET))くらいは判別できるようになっておかないと・・・。
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1.加硫をしていない天然ゴム、つまり生ゴムを混ぜた「アメゴム」は空気中で劣化して溶けたようになります。


ですが既に出ている「ポリウレタン」の加水分解の可能性が大きいと思います。

2.ウレタンの加水分解は空気中の水分に反応して起こりますので、しまっておいても劣化してしまいます。これを防ぐ方法はありません。
http://www.kyowakg.com/tech/taisui.html

3.よく売っているウレタンのエラストマーの振動防止ゴムなどでしたらやはり同じ事が起こる可能性が大きい。明るいハデな色のつやつやした透明な物などがそうです。
ビニールも可塑剤を多く含む柔らかい物は分解してしまいます。特に暑い部屋に置いていると早くダメになります。

自転車のタイヤチューブなどに使われているブチルゴムは自分が観察している限りでは30年ぐらい前の物が使えそうな状態で残っていますからゴムの中ではかなりもちの良い物ではないかと思います。
ブチルは光に当てたり、有機溶剤の蒸気や油がつくと劣化してしまいます。ウレタンほどではないですが水でも劣化します。(普通のゴムは案外水に弱いのです)。あとタイヤなどは中に入っている成分が移染して、接している床などに色がつく事があります。経年で固くなります。
水道の蛇口の中のゴムパッキンは水に強い物が使われていますがこれもかなり長持ちする物だと思います。
http://www.packing.co.jp/GOMU/epdmvswater1.htm

20年といった長期間置いておくのでしたら、まずは涼しくて埃の少ない収納スペースに、木綿の古布のような素材をクッションに使ってさらに全体を紙や布で包み込んでおくのが変化が少ないようです。昔のブリキの衣裳缶なども威力抜群です。
当然ゴムや特にウレタン・ビニールは取り外して別の缶や瓶に入れておいた方が良いでしょう。保存中に本体を汚さないためです。使える状態では残りませんが元の形を知る手がかりとして使えます。形がわかれば複製を作ることは可能です。

・汎用品のゴム足であれば秋葉原などのパーツ屋でなんでもなく売られていますから、破損や寿命のものは交換すれば良いと思います。
http://www.monotaro.com/k/store/%83S%83%80%91%AB/
・まずはゴムの種類を見極めて、ウレタンであれば時が来れば必ず急に溶ける・割れるものと思っておく事は大事だと思います。
http://chemitech-tc.co.jp/seisitsu.html
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1)何故溶けたのか?


ゴムが空気中の水分と反応して軟化したもので、一種の化学反応と思っていいと思います。この状態を「加水分解」 と言います。 ウレタン系のゴムは加水分解をしやすいそうです。

2)押入れへの仕舞い方
加水分解は空気中の僅かな水分でも反応を起します。(材質が良くないのが原因)長期間水分を通さないポリ系の袋は少ないので乾燥剤を同封したらいいかもしれません。 お菓子を入れている袋に乾燥剤が入っている時がありますね。あの様なイメージです。 あるいは材質を確認して加水分解が起きにくい物に変えた方が正しい解決法かも知れません。(乾燥剤など気にしなくても良い)

3)使用中のノートPCは、地震対策で底辺に地震用のマットを敷いています。
そのゴムもウレタン系以外の加水分解に強いものであれば解けることを気にせずに使えると思います。

最初にゴムのタイヤが出来るまでの道のりも大変なものだったそうです。「出来た!」 と思ったら翌日にはドロドロに溶けていたりあったそうです。 ゴムは加硫の程度や製作過程で色んな種類に分かれます。 ゴムとはその様なもので用途別に沢山あると思っていれば間違いが無いと思います。

参考URL:http://www.yushin-kasei.com/pad.html
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こんばんは



質問1について
これはゴムを製造するときに”加硫”という操作があり、この処理が適切に成されないとゴムが溶ける症状になります。 素人ですので以下を参考に。
昔、地元の企業に小指程度のゴムローラの作成を依頼しましたところ1年で焼き付けたゴムの部分が溶け出しました。試作品でしたが、これと似たようなことが市販の輪ゴムにもありました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E7%A1%AB

質問2について
電子部品は湿気を嫌いますので乾燥剤をいれて袋にしまえばいいと思います。
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