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コーキングの打ち直しに付いて専門の方に質問させて下さい。

施工後5年程度の建物の塗装時に、コーキングの切れが一切無く表面劣化も然程でもない場合も、無理にでもコーキングを剥がして打ち直した方が良いのでしょうか?または、そのまま塗装した方が良いのでしょうか?

恥ずかしながら塗装関係の仕事をしている者ですが、これについては明確に分かる方が知り合いに居らず(シーリング関係の方までも)、一様に自分の意見を言っておられるようで、どれもこれも時事関係がはっきりしません。

私は、お客様の予算の関係もありますが基本的に打ち直しを推奨していました。が、ある工事に於いてコーキングの状態は然程悪くは無かったのですが年数が経っていたので、お値段は高くなりますがいつも通りコーキングの打ち直しの提案をした所、納得し了承されましたので工事に取り掛かりました。
いざコーキングの切除に取り掛かったら、なかなかコーキングが上手く取れません。なんとか、縦目地・サッシ周り等のコーキングをはずし詰め替え致しましたが、その時から自分の考えに疑問が生まれました。
年数が経っているからと、あんなに頑丈に張り付いていたコーキングを無理やり剥がし(とてもコーキングとサイディングの取り合いは綺麗に剥離したとはいえない状態で)、詰め替えした事は本当に良かったのだろうか?コーキングを取らずに塗装工事をしていた方が良かったのではなかったか?

当然今でも、サイディングとコーキングの取り合いが切れていたり表面が劣化している場合は打ち直しは当たり前だと思っていますが、上記のような場合はどちらが建物にとって良いのでしょうか?やはり切り口がボロボロというかグチャグチャになっても、打ち直した方が良いのでしょうか?

長文になりましたが、どうぞそれらに付いて詳しい方が居られましたらアドバイス宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

ごめんなさい、1年以上前の質問に今更ながら答えさせて下さい。


その撤去は、キレイに出来なかったからこそ悩んでいるように思われます。
コーキングが生きていて、撤去に苦労したにも係わらず、キレイに出来ず、仕上げがまたキレイに出来ない状態だったのでしょう。
だからこそ、それで良かったのか?悩んだのではないでしょうか?
私なら、どんな状態であろうが、キレイに撤去する努力します。
そして、品質を守れるように下地に手を掛けて仕上げます。
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シーリング技術アドバイザーの資格を持っています。


私個人の意見では、劣化や切れの無いものは、打ち替えは不要に思います。
この辺は、個人的意見になるかと思いますが、例えば電化製品とかにしても、まだまだ使えるものをそろそろ寿命の時期だからといって交換してお客様に金銭的負担を増やすのはどうかと思います。

どの程度の劣化が打ち替えかという部分は現場判断なので難しい部分ではありますが、例えば、同じ家でも日当たりの良い部分が劣化が早くなりますし、施工の技術、プライマーの塗布状態でも変わります。また、材料の種類でも変わってきます。
一般的に使われる一成分系ウレタンシーリングは年数が経つと痩せがひどく出ますし、一般住宅では少ないでしょうが、二成分系や変成シリコン系の方が寿命が長く感じます。

目視にて切れが有るもの、痩せが激しいもの、カチカチに固くなっているものは打ち替えされた方が良いですね。

また、上に塗装をすると、直射日光に当たりませんし、呼吸出来なくなるので、劣化も遅らせますので、状態が良ければ打ち替えは不要かと思います。

一成分系のシーリング材は湿式硬化で、空気に触れるとアルコール系の成分が気化蒸発し、変わりに空気中の湿気を吸って硬化します。
この湿気が蒸発してしまう事で固くなったり、痩せて来るなどの経年劣化が出てきます。
塗装などでコーティングし、シーリングに呼吸をさせないと、湿気が蒸発せず劣化を遅らせる事が出来ます。

逆に、シーリングの内部まで硬化する期間をおかずに塗装してしまうと、呼吸出来ずに硬化不良を起こす原因となりますので、要注意です。
特に一成分系のウレタンシーリングは、内部まで硬化するのに2~3週間掛かる事もありますので、特に注意が必要です。

塗装をするのであれば、色合わせも必要ないでしょうし、2日程で乾く変成シリコン系をオススメします。
質問外の話で長文になってしまい、申し訳ありませんが、参考までに。
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この回答へのお礼

早速の回答有難うございます。

大変勉強になりました。

私は、自分なりには良かれと思うことが時には裏目に出ることが有ります。また我々の工事は、場所・自然環境・他自分たちの想像の付かない状況により、同じことを同じようにしているにも拘らず結果は絶えず変わってきます。
その中で褒められた時には大変嬉しいのですが、手を抜いたわけではないのに同じ結果にならず、それどころかクレームに発展する事も有ります(当然あやまり手直しをするしかないのですが)。

その答えがはっきりしている時(時には金額的にまたは忙しさの余り自分の手抜きだったり他諸々)は自分の行いを反省するのみなのですが、答えが見つからない事が一番困ります。次も同じ過ちを繰り返してしまいますから。

私は、自分が自信を持って行った事で結果が裏目に出ても(お客様には関係ないのですが自分自身の中ではこちらに落ち度が一切無いと思えるときは仕方が無い事と思い)、言い訳はせず誠意を持って手直しするだけと思ってやっております。要するに天災は防ぎようは無いかも知れなしが人災は防げる。人災を防ぐための技術・知識はこれからも勉強の毎日です。結果がどうあれ今の知識の中で一番良い事をこれからもまじめに取り組もうと思います。

迷っていた気持ちが少し自信を持って取り組めそうです。
有難うございました。

お礼日時:2009/08/03 00:15

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