アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

「有機EL」という技術が最近話題になっています。


有機ELとは、
『電圧を加えると発光する有機物を用いたディスプレイ』
らしいのですが・・・

有機物と聞いて連想するのは、生命体などの肉質、野菜などの植物などを構成する物質などです。



【有機EL素子の構造】
ガラス基板上にアノード(陽極)、HTL(正孔輸送層)、EML(発光層)、ETL(電子輸送層)、カソード(陰極)を積層したもので陰極から陽極のエネルギーギャップを発光層の蛍光、もしくは燐光に変換する仕組みです。

と、一見した限りでは有機物質を使っているようには見えません。


一体どういう事なんでしょうか?

A 回答 (3件)

>有機物と聞いて連想するのは、生命体などの肉質、野菜などの植物などを構成する物質などです。



 おっしゃるとおりで、もともとは有機物とは生命体を構成する、もしくは生命体が作り出す物質のことで、無機物とは区別されていたのです。
 ところが1828年にドイツのウエーラーが、無機物のシアン酸アンモニウムから有機物の尿素を合成できることを発見して以来
生命体が作り出す物質に限らなくなり、
今日では炭素を含む化合物が有機物であると定義されているのです。
 ただし、炭素を含む化合物でも、一酸化炭素、二酸化炭素、シアン化合物、炭酸塩などは無機物として扱われています。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます。

>今日では炭素を含む化合物が有機物であると定義されているのです。ただし、炭素を含む化合物でも、一酸化炭素、二酸化炭素、シアン化合物、炭酸塩などは無機物として扱われています。

何となく、「C(炭素)、H(水素)、O(酸素)」を含むものが有機物質である、みたいなイメージがありますよね。
そこの違いなんでしょうね・・・

お礼日時:2009/08/06 21:01

特許庁の報告書 

http://www.jpo.go.jp/shiryou/pdf/gidou-houkoku/1 …

を見ると、その1ページに原理が示され、

>【有機EL素子の構造】
>ガラス基板上にアノード(陽極)、HTL(正孔輸送層)、EML(発光層)、ETL(電子輸送層)、カソード(陰極)を積層したもの・・

 この中の「EML(発光層)」が、有機化合物(低分子系、高分子系)でできているようです。
 具体的な材料については、34、35ページの「出願年表」に載っています。

そもそも、「有機物」とは?となりますが(私だけ?)、

 ・有機体すなわち動植物体を構成している物質。
 ・炭素を含む化合物の総称。

有機EL素子については、後者のようです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

高校の化学で嫌という程やった有機の分野を思い出しました。

嫌という程「C(炭素)」を見ました。

必ずと言っていい程、有機には炭素が含まれているんですよね。
すっかり忘れていました。

お礼日時:2009/08/06 20:59

発光層が「有機材料を蒸着により薄膜化・積層化することによりデバイスを作成されている。


http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E6%9C%89%E6%A9%9F% …

有機物は、石油系やプラスティックなどの高分子も入ります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

なるほど、確かに有機物はC(炭素)によっても構成されてますもんね。

お礼日時:2009/08/06 20:56

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!