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民主党は政権交代して特亜属国の日本を作りたいようですが、台湾に対してはどのような姿勢をとるつもりなのでしょうか?

台湾人の友人が気にしていたので、どうなのかと思いまして…
旧日本軍として戦った台湾人に補償をするということはネットでちらっと見たのですが。(個人的にはその点に関しては構わないと思っています)
友人は本省人で台湾独立派なので、あからさまに中国の一部という扱いをされるのは嫌だと感じているようです。現在でも日本政府は台湾を国として認めていませんが、自分たちが中国の一部と思われているとも感じないので、できれば今のままがいいと言っています。しかし民主党が台湾独立を支持してくれるなら歓迎するそうです。

どなたか詳しい方、教えてください。

A 回答 (3件)

入管法の改正はご存知ですか?


外交人登録証がなくなって、入管と住民票管理を一体化したうえで在留カードになるそうです。この改正と同時に、国籍欄には日本政府が認めるパスポートが発行された地域を書くことも可能になります。
こういう法改正がある以上、台湾を中国の一部と法的に扱う恐れは少なくなっています。

民主党の台湾に対する姿勢は、分かりません。
民主党そのものの謎と同じく、右派と左派の意見相違が大きいと思います。
小沢一郎その人も自民時代に「日米安保における周辺事態とは、台湾海峡での自体も含む」と暴露したことがあります。前原元代表あるいは、民社系などは明らかに親台湾派です。鳩山代表も、以前に代表だったときに李登輝訪日を認めるべきだと声明を出しています。
でも旧社会党系の人たちは不明です。まぁ、台湾の方が中国と関係改善を始めたので、具体的動きも見せにくいと思います。

そもそも、日本政府は台湾を中国の一部と認めているわけではありません。実際に中国に帰属もしてません。一昨年には、アメリカ政府も「台湾問題は未解決」と述べました。台湾の現状は、蒋介石が「中国の正統政府」を標榜したため、日米も北京と台北のどっちかを選ぶしかなくなったためなんです。国連総会のアルバニア決議も「蒋介石の代表を追放する」といっただけで、台湾住民を代表する政府を追放したわけじゃありません。むしろ、従来の中国が「台湾は中国の一部」と主張し、、途上国をそそのかして、本来の法解釈を捻じ曲げてきたのが現状です。

でも、実は「一つの中国、二つの国家」という妥協をして、旧東西ドイツや北朝鮮・韓国のように、互いの地位を認める可能性が絶対にあり得ないわけでもありません。台湾与党の中国国民党が主張し、中国の民主派もこれを認める人がいます。民主派や趙紫陽のブレーンなどが作った90年代の中華連邦共和国憲法草案のほか、08年の08憲章も類似する部分があります。
連邦って、連邦そのものが国家でしょと思うでしょう。確かにその通りです。でも、90年代の連邦中国の議論では、「国家連合に近い連邦」という言葉が出てきます。なぜかというと、中国語でも連邦は連邦ですが、国家連合は「邦連」なんです。中国語では文字をひっくり変えずだけで、連邦が国家連合になっちゃうので、あまり厳密に考えてない気がします。
台湾独立派の人は、中国の「大一統」思想つまり、中華としての漢民族の凝集力を、帝国主義を重ねることがあります。たしかに、近代以降、蒋介石や中国共産党にはその傾向がありました。ただし、浜下武先生のいう柔軟な中華世界の観念も、中国の政治学者には残っているようです。なので、連邦と国家連合の錯綜は間違いというより、かなり意図的なものかもしれません。そもそも、上に書いたドイツや朝鮮半島での統一構想だって、そうですよね。
そもそも、鄧小平もこれに近い考えだった可能性もあります。アメリカの中国系政治学者が香港の雑誌に鄧小平との会談を投稿し、そう述べたと言っています。(ただし、鄧小平から口止めされたのをあえて公開したものであり、鄧小平は内容を否定しました。とはいえ、その学者がうそを言っているとは思えません。)
1992年コンセンサスも、中国国民党は「一つの中国、各自が表術」と言いましたが、これも上の議論につながる可能性があります。いずれ、中国が台湾を認めざるを得なくなる可能性、ゼロではないかもしれません。
これを妨げているのは、中国政府や多くの中国人、親中派ら自身が国際法のみならず、本当の台湾の歴史や中華世界の秩序についてすら無視してきた、あるいは無知だったからです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

入管法は私も以前署名に協力したのである程度知っています。

民主党内でも右派と左派がいるから、まずは内部でもめるということですね。
台湾では馬政権が生まれた時から馬総統に不満を持つ人もいましたし、今回の台風の災害への対処でさらなる不満が持ち上がっているそうです。
今後のあちらの動きによって日本も変化する可能性がなきにしもあらず、ですね。

素人目に見て、日本は台湾をはっきりと中国の一部と扱っているようにも見えず、かといって独立国家として認めているようにも見えず、のらりくらりとやりすごしてきた感があったのですが、今後もなるべく台湾問題には口を挟まないというのを基本姿勢とするようですね。

少し前にうっかり口を挟んで台湾から抗議をうけた某氏もいましたし、台中関係が微妙な位置に動いている今は特に傍観しておくべきなのでしょうけれど…でも台湾政府には政府としての意見だけではなく台湾に住む人々の意見にもきちんと耳を傾けて、多くの台湾人が納得できる結果へ導いてほしいと思います。

お礼日時:2009/08/17 09:54

 台湾問題に関しては、対中国がポイントになるのは言うまでもありませんが、既存路線を踏襲するしかありません。



 なにせ、日中間の相互補完関係は深く、抜き差しならない関係である以上は、ヘタに相互に刺激したい状況ではありません。
 従って、台湾の独立などは当然支持しません。

 そもそも、台湾の独立などはありえません。国家の構成要件を満たせない上に、国際法上の台湾の中国帰属が明確化しているからです。
 日本は国際法を尊重する国家でありますから、民主党で大きく変わるようなことはありえないでしょう。

 台湾問題は、単なる国内問題ではなく、国際法という法理が統制し、それによって国際秩序が出来あがっているのであって、政権が変わって大きく変わるような性質のものではありません。

そこらの常識を知らない人が、外交的大変革を考えて暴論していますが、それは無知ゆえの妄想と処断するのが妥当でしょう。
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この回答へのお礼

友人は熱狂的な独立派というわけではなく、中国人と一緒にしてほしくない、というレベルの意識です。本当に独立国家として世界に認めてもらえることはないと理解はしているような感じでした。一緒にされたくないから独立派寄りの意見だそうです。

特に民主政権になったからといって日本の姿勢に変化があるわけではないということを伝えておきます。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/12 16:56

中国との関係を強化したいんだから、独立は支持しないでしょう。



中国側は教科書に台湾を中国とは別の国として載せただけでも抗議してきたわけですから、中国や韓国と仲良く方針を守るため放置でしょうね。

台湾独立支持じゃ中国に弓引くのと同じです。民主だろうが自民だろうが、やってくれないでしょう。
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この回答へのお礼

そういわれてみれば、確かにそうですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/12 16:48

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