昔ながらの家の土壁の材料は、ワラスサを入れてねかした方が上部ですが、
化学的にはどういう変化がおきているのですか?
土の元素は、色々な物が混ざっていて、地域によっても違うと思いますが、
主成分は何ですか?他には何が混ざっていることが多いですか?

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A 回答 (4件)

 わらを入れて壁土の強化については他の先輩諸氏がおっしゃる通りです。

ので、土についてのことだけ少々。
 まず、粒度。土の粒子の荒さ・細かさです。細かい粒子がそろっていると、粘土
。ちょっと粒子が大きくなると「シルト」といいます。さらに、「砂」「れき」となるのですが、壁土に使うのは粘土かシルトです。砂は形を作ってもすぐ壊れる。シルトはあるていどその形態を維持できるが、水分を失うと壊れる。粘土は壊れないというのが目安です。「すいひ」した粘土が最上で陶土にも用いられるのですが、カオリナイトだけの成分では高価すぎます。さらに、含水率が多いので仕上げ後の収縮率が大きくひび割れの原因になります。それで、適度な、粘土とシルトの混合を壁土とします。
 わらとの関係では微生物の繁殖が粘土に影響します。わらの微生物の繁殖(腐る)により、粘土の粘性は増加します。これの例は、焼き物の世界でも微生物による発酵粘土がよい素材として使用されます。ねかす=たんに粘土の親和性を持たせるだけではないのです。
 最後に土の成分ですが、日本は変成岩それも、花崗岩や安山岩質のものが風化した土が多いので、シリカ(SiO2)、アルミナ(Al2O3)、酸化鉄(Fe2O3)が主成分です。後は長石の変化した、酸化カリウム、酸化または炭酸カルシウムなどが含まれます。
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土壁に使う赤土はそのまま塗ってもいいくらい、


粘土が高くてそれだけで壁が作れます。
しかし、湿った状態で均一に塗ったとすると、
乾いたときに収縮しひび割れてしまいます。
それを防ぐためにワラを入れているだけです。
だから主成分はただの赤土です。
ねかした方が丈夫になるのは、土とよく馴染むからです。
かわいたワラが濡れた土と馴染むまでには、
時間がかかるからです。
ちなみにワラよりも丈夫な壁を作るときは、
髪の毛を入れたりするそうです。
中国のかまどにそういうのがあったような気がします。
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ほぼ、nozomi500さんのおっしゃるとおりです。

ワラには化学的な効果は実質的にはありません。
ひびわれ(専門的にはき裂)の進展に対し、き裂を開こうとする力の一部を受けることによりねばり(専門的には靭性)を上げる働きをしています。物理的な働きが主ということになります。

このように2種類以上の材料を組み合わせ、互いの性質を補い合って特性を高めた材料を「複合材料」と言います。鉄筋コンクリートや繊維強化プラスチックなどがその例ですね。土にワラを混ぜる方法はそのご先祖様と言えそうです。

この回答への補足

今回はじめて投稿しました。とても親切で感謝しています。

物理的な役割はなんとなくですがわかります。
今まで、寝かすのは、ワラが発酵すると、
まず、粘り気がでて、作業性が良くなる。
ワラと土がよりなじむので、靭性が更に良くなる。
のかな? と思っていました。

でも、あのワラが発酵したせいで黒くなる土自体にはどんな変化が起きているのか知りたいので、化学的に教えて頂けないかと思いました。

補足日時:2001/03/16 14:52
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化学変化が起きているわけでなく、ひび割れ等に対してねばりが出るためだと思います。

(ひびが広がることに対してブレーキをかける)
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