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80歳の母の肺がん(肺癌)について、皆様にご助言頂きたい事があります。

60年来の喫煙者(一日20本)で、肺気腫所見はCT上ありますが、呼吸苦などは無し。本年春に脳梗塞を起こし、プラビックス等内服中です。幸い、運動失調などの後遺症も認知症所見等なし。金銭管理も行い、料理・洗濯もこなし、犬の散歩等元気な超高齢者です。

2年前(2007年12月)の高齢者検診にて、右中肺野抹消に9ミリ大のはっきりした腫瘤性陰影が見つかり、CT上でも同じ評価。その半年後(2008年6月)のCTではわずかな増大(10ミリ大)が見られ、東京の某がん専門病院を受診しました。

そこでは、

「肺がんのCTガイド下生検でも小さくて当たらないし、高齢故検査にもリスクがある。様子を観るか、縮小手術をするか…と言う選択しかない。」

と言われ、様子観察していました。

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そして、その半年後(2008年12月)のCTでは12ミリ大と大きくなったため、再度専門医を受診。

「肺がんだと思うが、超高齢である事と、肺気腫所見があるので手術も化学療法もリスクが高い。このまま様子を見て、痛みが出てきたら緩和ケアをしていけば、どうか。

わたしの母だったら、リスクが高い手術や辛い抗がん剤治療はさせない。入院や手術で認知症が出て、QOLが下がる可能性だってある。

積極的治療を望まないなら、もう来なくていいよ。」

との事でした。

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元来病院が嫌いな母は「症状が無いので、注射や痛い事や苦しい事は何もしたくない」の一点張りです。煙草も従来どうり吸っています。今のところ、本当に元気です。

先日、CT(前回から、約一年)を撮影したところ16ミリ大になっています。せっかく早期発見できていて、東京と言う病院に恵まれた地域におり、このまま何もせずがん細胞の増殖を見つつ、転移の恐怖に怯え、最後は痛く苦しい思いをするのを見守る覚悟が、わたしにはありません。

なにか治療を…と言うのは、家族の自己満足になって、しまうのでしょうか?

2センチ以下での生検は、ワイヤーが当たらないものなのでしょうか?

脳梗塞の既往があると、ますます積極的治療は難しいでしょうか?

また、超高齢者がん患者を積極的に受け入れる医療機関や、肺気腫患者への全身麻酔のリスクや定位放射線照射の効果・副作用などをご存じな方がいらしたら、教えていただきたく思います。

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80歳でもわたしのたった一人の尊い母の命なのです…。がん専門医の言う「何もしないのも、延命」と言うのもわかるのですが、まだ受け止めきれません。

A 回答 (8件)

御存じかと 思いますが


定位放射線治療の内ガンマーナイフは頭部のみなので該当しません。

2009年3月1日付 読売新聞 病院の実力 欄に
 肺癌を定位放射線治療の実績有る 全国の病院名がでています。
 病院の実力欄はネットではクローズ(有償)になっていますので
 図書館で調べてください。

それ以外では サイバーナイフを持っている病院(脳神経外科病院)で
体幹部改造済の病院でもできますよ。

出来るだけ早く 病院が見つかる事を願っています。
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この回答へのお礼

図書館で調べてみますね。
日付まで、ありがとうございます。

なかなか実績ってわかりにくいものですよね…。

お礼日時:2009/11/17 21:08

norinori_h様には 釈迦に説法かも知れませんが。

 回答します。
肺癌にも 癌の大きさ5cm以下、転移無し、なら定位放射線治療が
認められました。(残念ながら 健康保険は今の所ききません。)

手術では再発危険のある部署まで大きく切り取り 苦痛も多く
QOLも下がりますが 定位放射線治療では癌の形にピンポイントで
治療し 再発したら又そこだけ定位放射線治療すれば良いという
考えです。
そもそも 普通の放射線治療では不可能な 脳腫瘍の為に開発された
治療法です。
ピンポイント照射なので 副作用は普通の放射線治療と比較すれば
少ないです。

定位放射線治療している病院は まだ限られていますが 肺癌、
癌の大きさ5cm以下、転移無し、の条件に合えば 出来るだけ
早くにとお勧めします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

できるだけ早めに受けたいのですが、なかなか予約が取れなかったりと、大変です。

保険はきかないんですねぇ…。でも、やっぱり命には代えられません。

お礼日時:2009/11/15 21:44

書き忘れましたが、抗がん剤治療にも負担の少ないやり方がありますよ。


今のところ、抗がん剤の必要はないと思うのですが、ご参考までに。

まず、血管内治療といって、カテーテルで病巣にのみ抗がん剤を投与しようとする治療法があります。
ただし、肺がんの場合は、病巣の場所によってはできない場合があるようです。

また、クロノテラピーといって、正常細胞が眠っている夜中に投与することによって副作用を軽減しようとする療法もありますし、ハイパーサーミアも併用すると抗がん剤の副作用が軽減すると言われています。

あるいは、副作用が出ないようにそもそも少量の抗がん剤しか使用しない療法もあります。休眠療法と呼ばれています。
東京でしたら、町田にこの療法で有名なU医師がおられます。この医師は他の治療法もいろいろ教えてくれるそうで、セカンドオピニオン医としても人気があります。お母様の性格をうかがうと、結構、この医師が合っているかも知れません。

いずれにせよ、文面を拝見した限りでは、がん自体の病期は早期に該当し完治も期待できる状態のように思いますので、全くあきらめる必要はないですよ。
とにかく、方々でセカンドオピニオンを受けられて、今のお母様にどのような治療適応があるのか掌握された方がよいと思います。まず、動いて情報収集することが大事です。
なお、セカンドオピニオンはたいていの場合、本人不在でもかまいません。
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この回答へのお礼

町田のU医師のホームページ拝見しました。

ガンを切ったり小さくするために無理な化学療法をするよりも、共存し
て天寿を全うするという考えにも、感銘を受けました。休眠療法いいで
すね。もしも、母が治療を拒否したら、こちらの治療に切り替えたく思
います。

ずっとひとりでクヨクヨしていたので、道が開けてきたように感じま
す。やっぱり、やるだけやりたいし、それでも母がイヤならそれも受け
入れようと思います。

医師からも聞けないような詳しい情報を、本当にありがとうございま
す。わたし自身が以前大学病院に居て、トライアルな化学療法や治療を
見ていたので、消極的だったんだと思います。今はだいぶ進んでいます
ね。

がんばります。

お礼日時:2009/10/16 21:50

まず、癌の診断ですが、サイズの増大だけで確定できるのか?ということがあります。



また、癌だとして数年放置されたわけですから、転移(少なくともリンパ節進展)の可能性があります。
この二つを解決するにはPET-CTがよいかと思います。そして、転移(リンパ節を含む)がなければ
保険診療で定位的放射線治療をうけてみてはいかがでしょう?効果は重粒子のほうが高いのですが、
これらの治療は画像誘導型ではないので、時々はずれます。画像誘導型の定位的放射線治療を行う施設もあるのですが、今度は金の玉を腫瘍内に入れるという手荒い操作が必要となります。
これら全部がいやということになれば外来で受けれる画像誘導下定位的放射線治療としてビルトインCTをもったトモセラピーがあります。GOOでは個別の医療機関の紹介が禁じられていますので、都内東部の区にある病院にトモセラピー施設があるとだけしかお答えできません。ただし、現状ではその施設では前立腺癌に特化しているとのことです。もしそこでだめならさらにちょっと東に移動し隣の県に入るとすぐにプライベートなトモセラピー施設があります。
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この回答へのお礼

CT上では明らかなリンパ節転移・胸水は見られないとの事でした。あく
までも、CT上なので実際はわかりませんが。PETも考えてみます。

わたしも定位的放射線治療を望みます。それにはやはり確定診断として
CTガイド下生検が必要と感じます。が、某がん専門医が「小さいからあ
たりにくい」「何度も何度も刺す」「痛い」と言ったため、元々治療を
する気のない母が元来ハリ嫌いの為、一層拒否反応が強くなってしまい
ました。癌と見込んで放射線治療はやらないですよね…、やはり。

トモセラピー施設も、すぐに検索して見つける事ができました。視野に
入れてみます。

積極的な高齢者しか治療しないと言われ、母の強い拒否もあり一時諦め
たのですが、あまりに元気なので欲が出てしまっています。今度こそ、
万全にレールを敷いて治療に取り組みたいと思います。

詳しく、色々とありがとうございました。

お礼日時:2009/10/16 21:31

私の母も肺がんで闘病中です。


一般に、日本の医師は自分の病院でできる治療しか紹介してくれないようです。
ひどい場合は、自分の科でできる治療しか紹介しない医師もいるようです。
ですから、患者は自分で治療法を勉強する必要があります。
お話からすると、確かに、外科手術は困難なのかも知れません。
しかし、他にも治療法はありますので、セカンドオピニオンを受けてみてはどうでしょう。

まず、放射線治療があります。
画家の安野光雅さんも肺がんなのですが、80過ぎで高齢なため、手術ではなく放射線治療を受けられました。
現在、4年間再発は見られないとのことです。
この場合、できればX線よりも粒子線がよいです。先進医療のため1病巣一括で300万円くらい必要ですが安全でよく効きます。福井県のように治験段階のところで受ければ無料です。

次に、ラジオ波治療というのがあります。こちらは結構多くの大学で行われていますが岡山大がいちばん件数が多いようです。。
似たような療法に、慶応大でしかやってない凍結療法というのもあります。
この治療も手術が無理な人用のものですが、脳梗塞併発のリスクが若干あるそうです。

また、ハイパーサーミアという治療もあります。
こちらは効果は薄いですが安全です。

その他、ワクチン療法もあります。丸山ワクチンから最新のペプチドワクチンまでいろんな種類があります。
こちらも効果が出る人は少ないですが、高齢者でも受けられます。
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この回答へのお礼

安野さんの記事を検索して読みました。元気に生活しておられる姿を拝見して、やはり母にも長生きしてもらいたく、欲が出てきます。

定位放射線治療ばかり調べていたのですが、粒子線やラジオ波など色々とあるのですね。とても勉強になります。

母と一緒に行ったがん専門病院は、切除と化学療法を得意としているようでした。「辛いよ」「苦しいよ」を連発したので、従来痛い事が嫌いな母はビックリしてしまったようです。そして、やる気が無い患者は診ないと言われました。

放射線治療に力を入れている病院へ、もう一度行ってみようと思います。諦めるには、まだ早いと思うので…。

本当にありがとうございました。
お母様も、快方に向かいますように。

お礼日時:2009/10/15 20:44

癌が見つかった時は,78歳でしたね,その時の大きさが2年間,医者の指示に従い,


様子見で,倍の大きさになり,お年が80歳にもなってしまった。

2年間,医者の言うことではなく,質問者さんのおかさまへの愛情で,どうするかは,ご自身で決定するべきではありませんか?

80歳で超お年よりは有りません。

80歳でも,私67歳ですが,私よりも遥かに健康な方は幾らでもおります。そう考えると,超高齢は無いと思います。

死を待つだけではなく,私なら,手術をしてもらえる病院を探しますね,
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この回答へのお礼

わたしも死を待つなんて怖くてできないので、多分地団駄踏んでしまい
ますが、母は好き勝手に暮らしたい事を望みます。娘にはその覚悟がで
きません。

肺がんの手術での全身麻酔や、化学療法のダメージを考えると、やはり
70後半~80代は「超高齢者」という区分に入るようです。治療が寿命を
縮めてしまう可能性も高いとのことです。

自分自身が以前病棟の看護師で、科は違えどトライアルな無理な治療で
亡くなった方や、なれない入院で転倒骨折や認知症になった方を多く診
ているので、余計に躊躇してしまいました。

ご親切な回答、本当にありがとうございます。
まだ時間があるので、じっくり考えてみたいと思います。

お礼日時:2009/10/13 21:56

大切なお母様のご病気を心配されるのは当然のことです。


何もせず放置することは、確かに過酷な「治療」より良い選択なのかもしれません。しかし、だからといって、「老人は死を待てばいい」的な冷たい物言いをされたら、肉親はたまったものではありません。

東京にお住まいでしたら、大学病院に「老年病科」を併設しているところがあります(検索サイトでお調べください)。各科目ごとの専門医療ではなく、総合的に老人の疾患に対処してくれるところです。ご自宅では癌に効果があるという代替療法などをやりながら、このようなところで健康状態などを定期的に相談するという方法もあるかと思います。手術や抗がん剤はやりませんが、各種検査には対応してくれます。また、同じ病院の各科と連携しています。

私の伯父は75歳で癌が発見されて、手術はせず、科学的根拠のない代替療法に励みました。科学者一家ですので、代替療法で治るなどとは微塵も思ってなかったと思いますが、「治療をしない」=「なにもしない」では家族も不安で罪悪感に苛まれます。総合内科で定期的にチェックしてもらいながら、●川温泉に行ったり、サメエキス?を飲んだり、さまざまなことをしたようです。現在83歳ですが、まだ元気でおります。癌といっても部位により、またがん細胞の「顔つき」により違いはあると思いますが、老人の場合、若い人ほど進行せず代替療法で精神的な安定を得て、けっこう長く「水平飛行」ができることもあるようです。癌専門病院で「来なくていい」と言われても、ご家族として、出来る限りのことをしてみるのが、病気のご本人にも、ご家族にも幸せなことだと思います。ただ、病院と縁を切るのではなく、上記のような老人のQoLに配慮してくれる診療科に定期的に通院されるのがいいのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そうなんです。

「なにもしないで、痛みが出たら緩和ケアをすればいいじゃない?」とがん専門医に言われた時、医療者であるわたしが「医者にさじを投げられた」って思い、ショックだったんです。

伯父さまは8年も低空飛行なのですね。やっぱり、進行は遅いのでしょうね。

焦っているのはわたしだけで、当の本人は告知から2年経っても、明るく元気に暮らしているので…。それだけが、救いです。精神的な安定は、重要なのでしょうね。

本人とももう少し話しあって、決めていきたいと思います。
伯父さまも元気で過ごせますように。

お礼日時:2009/10/12 23:43

癌治療の過酷さをご存じでしょうか?


そしてあなたは母親に癌治療を受けさせて命だけの延命をさせたい
のでしょうか?
最期は見ていられないくらい大変ですし、かわいそうです。

80歳という高齢を考えて仮に癌がなかったとしてあと何年が余命
でしょうか?
ご本人が
>「症状が無いので、注射や痛い事や苦しい事は何もしたくない」
と言われており現在のところお元気なようですので煙草も好きな
様にさせてやり余命を全うさせてやるという考えに立つべきです。

専門医の言われている
>わたしの母だったら、リスクが高い手術や辛い抗がん剤治療はさせない
これが子供として考える最良の事と思います。

いたずらに、治療を強いたとして
1.煙草を病院からやめさせられ
2.治療の苦痛を味わう
これがあなたの望んでいる母親へのお気持ちでしょうか?
良く考えましょう。
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この回答へのお礼

ご返答ありがとうございました。

今現在とても元気なので、「もしかしたら、治療でもっと長生きできるかもしれない」と希望を持ってしまいます。

わたしは、検診機関にいる看護師なので、がんが早期に見つかって、早期の治療を受け完治している人達を見ているため、「なぜ、うちの母は…何もできないんだろう」と医療者なりに矛盾を感じてしまっています。

ただ、やっぱり、母の自由奔放な生活を考えると、リスクの高い賭けのような治療を選択するのは、どうかと…。

もう少し考えてみます。本当に、どうもありがとうございます。

お礼日時:2009/10/12 23:30

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