dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

20年ほど前に高校生だった頃に教師から聞いた話について教えてください。

ホームルームで校則について話し合っていたとき、担任(倫理社会担当)が「学校と生徒の間には特別権力関係がある。たとえ法律に違反しない行為であっても校則に違反するときは学校は生徒を処罰できる。特別権力関係は学校と生徒の間や、労働組合と組合員の間にもある。」といいました。

この意見は現在、法律の専門家のあいだで広く受け入れられているものですか。

なぜこんな質問をするかというと、甥っ子の中学生がこの夏休み以来ピアスは開けるわ髪は染めるはで親も手を焼いていて、おじさんのところに校則に違反するとなぜいけないのか説教してやってくれと頼まれたのです。(親には反抗的でも叔父の僕にならなついているのでそのほうがいいだろうというのです。)

説得するからにはこちらも知恵をしぼらないといけないとおもい、ふと思い出した上述の教師の言葉の背景が知りたいので投稿しました。ウィキの「特別権力関係論」の項は見ましたが、現行の法理論ではないような書き方でした。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

○この意見は現在、法律の専門家のあいだで広く受け入れられているものですか。



現在は「部分社会の法理」という名前の法理を使います。特別権力関係というのは国と公務員の間の関係のような場合に使うので、学校と生徒という場合に使うのは適当ではないと考えられるからです。

(参考)
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kaisunao/seminar/704 …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%A8%E5%88%86% …

なお、厳密に言えば、「部分社会の法理」は、学校内における処分のような問題については裁判所は判断しない、という趣旨の理論であって、「学校は生徒を処罰できる」ことを積極的に認めるものではないといえます(結論的には同じかもしれませんが)。


ただ、これで甥っ子が納得するかどうかは分かりませんが。。。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

質問でも「ウィキペディアの特別権力関係論の項は見ました」と書いたのですが…
上のサイトも大学生の学生運動とかで無関係です。問題点がうまく伝わっていないようですので閉めます。

回答者さんはお時間ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/15 08:34

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!