プロが教えるわが家の防犯対策術!

日米の空母同士が始めてやりあった珊瑚海海戦ですが、
日本はレキシントンを撃沈して、ヨークタウンを中破させるなど
戦術的勝利をおさめることはできましたね。
このなかで井上成美長官の判断は妥当だと思いますか?
徹底的に追撃しなかったので
聯合艦隊司令部からぼろくそにこき下ろされましたし、
戦後も本人は
「私は戦争が下手でした」といっていましたね。
井上は本当に戦下手だったのでしょうか?

A 回答 (5件)

論点は、反転し戦場離脱をし、追撃を行わなかった点ではないかと


思います。

真珠湾の南雲中将と同じですが、これ以上の戦果を求めるより、
残った艦艇の保全という意味では、ある意味正しい判断と考えます。

もし、瑞鶴、翔鶴が失われていたら、ミッドウェー後の機動部隊運用
は、破たんしていたいっても過言ではないはず。

ただ、山口多聞や角田覚治だったら……(^O^)/

栗田健男は論外だが(--〆)

戦争に「たられば」は禁句でしたね(^_^;)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございました。
栗田は本当に論外ですね(笑)

お礼日時:2009/11/04 23:16

井上成美長官の判断は、ある程度は妥当でしょうね。


海戦が終了した時点で、空母翔鶴は、中波状態で発着艦不能で使い物になりません。
空母瑞鶴は搭乗員不足で、これも戦力とはなりえません。
ポートモレスビーの航空兵力を、空母瑞鶴の残存航空兵力で破壊するのは、とても無理ですね。
当初の作戦目的のポートモレスビー攻略は、空母艦隊の航空兵力があればこそ成り立つ作戦で、珊瑚海海戦で航空兵力が激減した状態では、止むを得なかったのでしょう。
ポートモレスビーの航空兵力は、無傷ですからね。

また、傷を負ったアメリカ艦隊を追撃するには、敵艦隊との距離がありすぎで、深追い禁物と判断したのではないですかね。
重巡洋艦と駆逐艦の隻数では、アメリカ艦隊が上回っていますよ。
互いの艦隊には、戦艦がありませんしね。

ご参考まで
    • good
    • 0
この回答へのお礼

井上の判断は間違ってはいなかったのがよくわかりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/11/04 23:15

確か翔鶴の搭載機は、翔鶴中破のせいで瑞鶴が無理やり全て回収しませんでしたっけ?1隻だと同時発艦能力・着艦能力が不足して無理がありますし、そもそも過剰収容でまともな作戦行動に支障をきたすと思うのですが。

これでポートモレスビー攻略は無理ですよね。
敵艦隊の徹底撃滅狙ってもよかったですが、虎の子の空母で戦略的勝利が失われた段階でそこまで無理をするのも微妙ですね。
まあ妥当と思いますが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございました。

お礼日時:2009/11/04 23:18

米機動部隊を攻撃後のMO機動部隊の現時点で使用可能な機数は


艦戦 24機
艦爆 9機
艦攻 6機
です。
数日あれば、艦戦1機、艦爆8機、艦攻8機を修理可能だと言っていますが現時点で使用できないことには変わりありません。
この兵力状況から第5航空戦隊は9日の攻撃実施は「見込みなし」と判断しています。

また8日においても「整備中なるも本日の第二次攻撃は見込みなし」としています。
兵力不足もさることながらもしかしたらもう時間がなかったのかもしれませんね。
第一次攻撃隊が帰還した時間が11時~13時前です。
整備などの為、再攻撃には順調にいって2時間かかります。
で、日米の機動部隊の距離は飛行機でだいたい約2時間の距離であり、往復で約4時間かかります。
んでもって、珊瑚海海戦が行われた時期や場所の日没はだいたい16時です。
7日の薄暮攻撃において母艦を飛び立ったのは14時過ぎであり、それに参加した搭乗員は選抜された人達で構成されていました。

つまり、7日に残存機でもって再攻撃をかけるのは時間的と搭乗員の技量的に無理なんじゃないかなと私は考えます。
(時間は全て日本時間)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございました。

お礼日時:2009/11/04 23:14

栗田よりは上手です。

キッパリ^^

あの判断も妥当なものと思います。ただ、それまで連戦連勝であったことから「何やってんだよ」っていう批判ですね、司令部のほうのは。

少し、話しがそれますが。井上と小沢は同期で、それぞれ相手を評価して親交がありましたが、ハンモックナンバー(卒業席次)は井上が主席です。先見性や制度設計、組織運営なんていう幕僚の業務は井上はピカイチでしょう。しかし、前線司令官としての能力は、明らかに小沢のほうが相当に上です。これは実際、本人達もそう思っていたふしがあります。

ところが、海軍の人事というのは非常に官僚的で、適材適所とはほどとおいものです。本省勤務→艦隊勤務→内地勤務(大学校や軍零部)→艦隊勤務→軍令部や本省というように、だんだんと階級と役職があがるように行われ、ハンモックナンバーが生涯ついて回るようになっています。

平時であれば、それでも構いませんが、戦時にこれをしてはいけません。南雲や井上や栗田。失敗や問題のある戦闘の多くがこの適材適所を無視した年功序列人事によるものです。日露戦争のときの人事を見るにつけ、日本海軍の敗因は人事だと言ってもいいかもしれません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

帝国海軍の人事に問題ありは納得です。
ミッドウェーで損傷した重巡洋艦をほったらして
行方をくらますなど逃げてばかりの栗田がなんで
運命のレイテ沖の第一遊撃部隊の司令長官だったか
は疑問ですね。ありがとうございます。

お礼日時:2009/11/04 23:13

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!