No.1ベストアンサー
- 回答日時:
久しぶりのまともな質問なので回答したいと思います。
いきなり例題ですが。
1個150円のりんごと1個120円のなし合わせて10個の値段は1410円であった。りんごとなしをそれぞれ何個を買いましたか。
この問題において、1次方程式で立式すると、
りんごをx個とすると、なしは(10 - y)個なので、
150x + 120(10 - y) = 1410 となります。
また、連立方程式で立式すると、
りんごをx個,なしをy個とすると、
x + y = 10
150x + 120y = 1410
となります。つまり、問題によっては、上記のように、
どちらでも表現することができる場合もあります。(これはあくまでも特別な例です。)
一般的には、問題文に、問われる数量、数値が1つであれば、→1次
問題文に、問われる数量、数値が2つであれば、→連立
が定石でしょう。
しかし、問題文に、問われる数量、数値が1つでも、なかなか解くことが難しい問題もあります。その場合は、問題文に、問われていない数量、数値を2つ目の変数として→連立で解きやすくなります。
私の経験則では、1次と連立を見分けるのはある程度の経験が必要です。そのから、自然と問題文から、1次、連立の見分けが予測できます。
この回答へのお礼
お礼日時:2009/11/12 20:31
どうもありがとうございました。中1でじゃんけんの問題がありました。勝った回数をxとして解きました。1年生だからxだけ使うけど、2年生は連立方程式を習ったのでxとyを使う連立方程式を作るんですか?りんごとなしの問題みたくどっちでもつくれます。習ったすぐは、どっちで解くかわかるけど、時間がたったとき、どっちの問題かわかりませんでした。
No.2
- 回答日時:
onigiri_3さんの回答は非常に分かりやすいと思います。
残念ながら
この問題において、1次方程式で立式すると、
りんごをx個とすると、なしは(10 - y)個なので、
150x + 120(10 - y) = 1410 となります。
ここの部分は
この問題において、1次方程式で立式すると、
りんごをx個とすると、なしは(10 - x)個なので、
150x + 120(10 - x) = 1410 となります。
これが正しい気がします。
すみません。揚げ足取りをしたようで申し訳ありません。
No.3
- 回答日時:
中学2年辺りで習う連立方程式も1次方程式なのです。
正確には多元連立方程式という呼称だったはずです。
n次方程式というのは、n乗まで使用している方程式を指します。
中学を卒業するまでに2次方程式を習うでしょう。
では、「多元」とは何か? それは求めるべき値が複数ある方程式を
指します。x+y=2、x-y=1。例えばこんな感じですね。でも、この場合、
結局は1次方程式であり、区別する必要は全くありません。
問題文を正確に読み取り、そこから式を作成できない事が、質問者様に
とっての問題点ですね。実は、これができるかどうかで、数学ができる
かどうかの分かれ道になります。今後は証明問題もでてきます。
紙と鉛筆をじゃんじゃん使って、問題を解く筋道を作成する能力を
鍛えて下さい。これは場数を踏むしかありませんが、教科書の問題を
丸暗記するような事はしないで下さい。時間の無駄です。
数学は結局のところ、なぞなぞみたいなものです。楽しんで下さい。
No.4
- 回答日時:
1次方程式に対応するのは2次方程式、3次方程式、・・・です。
連立方程式と言うのは未知数が2つ以上ある場合のことですね。
1次方程式の連立もあれば2次方程式の連立もあります。
「文章題の見分け方」という発想がよく分かりません。
問題で~を求めよとなっている量は当然未知数になります。
でもそうだから未知数は1つしかないということではありません。
文章で示された内容、現象に関係する量は全てリストアップします。
それらの量、または量のの間にどういう関係があるのかが分かっていればそれを式に直します。
その現象はどれだけの量で記述されているかが基本です。
運動の問題(速度一定の運動とします)であれば時間と速さと距離が出てきます。3つの量が必要です。運動している人が2人であればそれぞれの人についての時間と速さと距離が必要です。6つの量になります。一人の人が異なる運動を行ったという場合も6つの量になります。これらの量がなければ運動を記述できません。いくつ分からない量があるかとは別の問題です。
これ等の量が決まるということはこれ等の量を決めるだけの数の条件があるということです。1つしか量が出てこないという事はありませんから全て連立です。(2つ以上の量があってはじめて「関係」が出てきます。
未知数の数には任意性があります。
(1)ある量Aの値はすでにわかっているかもしれません。
(2)Bの値はCが分かるとわかるようになっているかもしれません。
(3)Dの値はEとFから分かるようになっているかもしれません。
(1)の場合、Aを未知数ということはないようです。
(2)の場合、B、Cを未知数2つとするかBだけを未知数とするかで分かれるようです。でもBだけを未知数とするというのはB、Cの関係を使っていますからすでに解くという作業に入っているのです。どんな連立方程式でも最後には1変数の式にしてから解きます。したがって解いていく途中で未知数の数は変わって行きます。
#1様の例はこの(2)(3)の場合です。
りんごとなしの個数と値段とが出てきています。
考えられる量は6つです。
りんごの個数、りんご1個の値段、りんご全部の代金
なしの個数、なし1個の値段、なし全部の代金
(運動で考えた時間と速さと距離に対応します。)
分かっている量は1個の値段2つと個数の合計、代金の合計です。
あと2つ必要です。
(個数)×(1個当たりの値段)=(代金)
という関係を使います。
(これは(速さ)×(時間)=(距離)に対応します。)
式を解く段階でいきなり1変数の1次方程式を書くこともできるでしょうが量の間の関係を使って部分的に解いているのです。
6つの量があるということを意識することが大事だと思います。
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