

現代人の職業にはさまざまなものがあります。
体力を使う職業として大工さんや引越し屋さん等があり、事務職やプログラマ・SE、管理職など
デスクワーク中心であまり運動しない職業もあります。
職業によって1日の消費カロリーは違うと思いますが、程度の差はあれど空腹は必ずやってきます。デスクワーク中心の人でも夜食を食べてしまうこともあります。
なぜ、1日の消費カロリーが少ない人でも夜食を食べてしまうほど空腹になるのでしょうか。
自動車のガソリンのように動いた分だけカロリーを補給できればお金もかからなくていいと思うのですが、必ず空腹がきます。
もしご存知の方がいらっしゃればご回答をお願いいたします。
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
脳は1時間に6gの割合でブドウ糖消費します。
1日では144gを消費します。これは男も女もあまり変わりありません。また、覚醒時と睡眠中では1割ほどしか変わりません。
脳の消費カロリーが基礎代謝に占める割合は20%ほどです。
基礎代謝の大きさは、空腹感とはあまり関係がありません。なぜなら、
心臓や消化器、安静時の骨格筋、体温維持など、脳以外のすべての臓器は
ブドウ糖でも脂肪でも燃やせるからです。
たとえ絶食しても、脳以外の臓器は体脂肪を燃やせるのでまったく問題がありません。
困るのは、脳のエネルギーが足りなくなったときだけです。
すなわち、1日のブドウ糖摂取量が144g以下になったとき、または、
1日の糖摂取量が144gであっても、無酸素運動によって筋肉がブドウ糖を消費したときのみ、
脳のエネルギーが足りなくなるので、お腹がすくのです。

遅くなりましたが、ご回答ありがとうございます。
『脳が糖不足を感じたとき』のみ空腹を感じるのですね。
納得です。
それで、カラダにも不必要なエネルギーが行ってしまうということでしょうか。
ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
基礎代謝が人によって違うのが原因だと思います。
俗に「やせの大食い」というように、基礎代謝が多くて体重を維持するのにたくさん食べなければならない人がいます。
そういう人は、体温が高いとか、若くて筋肉量が多くてエネルギーを大量に必要とするのでしょう。
デスクワーカーが体力勝負の人と同じ量を食べれば、普通はお腹が出てくると思いますが。
事務職やプログラマ・SE、管理職などデスクワーク中心であまり運動しない職業の人はメタボで問題になっています。
ご回答ありがとうございます。
消費した分だけカロリーを補給するようなしくみだったらいいんですけどね・・・。なかなか機械の燃料のようには行かないですね。
No.4
- 回答日時:
食事をすると、血液中にブドウ糖が入ってきますが、私たちの食欲はこのブドウ糖によってのみ
コントロールされています。
血液中のブドウ糖濃度が血糖値ですが、健康な人の場合の食後の血糖値は160mg位に上昇します。
その後、時間が経過して、血糖値が110mg以下に低下すると、
脳が自分のエネルギーが少なくなってきたと感じて空腹信号を出し、次の食事を促します。
脳は、このようにして自分のエネルギーを確保していますが、それが私たちの空腹感と満腹感です。
この脳のエネルギーの供給システムは、1日中安静にしている場合でも、
激しい運動している場合でも、脳のエネルギー消費量は1時間あたり6gでまったく同じです。
それでは、なぜ運動するとお腹がすくかというと、それは次の理由です。
運動をすると、筋肉がパワーを使いますが、筋肉は有酸素運動では脂肪を燃やし、
強いパワーを出すときだけ筋肉内に貯蔵しているグリコーゲンを燃やします。グリコーゲンはブドウ糖でできています。
運動後、食事をすると、人体は筋肉が運動で使ったグリコーゲンを真っ先に回復する仕組みになっています。
そのために、脳のためのブドウ糖が筋肉に横取りされるので、いつもと同じ量の食事をしたのでは、
脳のエネルギーが足りなくなってしまうのです。
これが無酸素運動をしたあとでお腹がすく理由です。したがって、有酸素運動では、有酸素ほどはお腹がすきません。
ご回答ありがとうございます。
無酸素運動と有酸素運動での空腹の違いを解説してくださりありがとうございます。
>激しい運動している場合でも、脳のエネルギー消費量は1時間あたり6gでまったく同じです。
デスクワーカーでもおなかが空く仕組みが分かりました。
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