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期末換算法を採用している場合の決算時評価についてお伺いします。

期中の換算レートは取引時のレートを適用、期末に期末時レートにて評価替えして評価差損益(為替差損益)を計上、翌期首に期末に計上した評価差損益を戻す(洗い替え)するものを理解しております。
まずは、この理解で正しいでしょうか?

次に、前述の通りである場合、以下のような仕訳でよいのでしょうか?
決算期間は1/1~12/31とします。

・・・第1期
4/1 外貨預金開設と同時に、外貨売上10ドル入金、レート@100
(外貨預金)1,000 (売上)1,000

6/1 外貨売上10ドル入金、レート@90
(外貨預金)900 (売上)900

この時点で、外貨預金残高は1,900、ドル建て残高20ドル、平均単価@95

12/31 決算評価替え、レート@85
(為替差損)200 (外貨預金)200

・・・第2期
1/1 前期末に計上した為替差損を、期首に為替差益として戻す(洗替)。
(外貨預金)200 (為替差益)200

この時点でレートは前期末の評価替え前のレートに戻る(@95)。

12/31 期中の外貨預金取引はなし。ドル残高20ドル、期末レート@100
(外貨預金)100 (為替差益)100


・・・第3期
1/1 前期末計上の差益を戻す(洗替)。前期末の評価替え前のレートに戻る。
(為替差損)100 (外貨預金)100



洗替の効果がよく理解できないのです。
期末のレートで換算し、差損益を出す理屈は分かるのですが、なぜ戻すのか。
その仕訳にどういう意味があるのかについても解説を頂きたくお願い申し上げます。

A 回答 (1件)

全て合ってます。

ただし、
期首洗替処理はしなくとも、期末に再度時価換算すれば問題ないです。
期末外貨換算の意味は、【期末日では日本円でいくらなのか明らかにする】という、広い意味での時価会計の一部です。
従って、上記第2期1/1の仕訳は必須ではなく、12/31に【20ドルを@100円で換算する】だけでOKです。帳簿価額との差額が為替差損益となります。
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この回答へのお礼

お返事が遅れて申し訳ございません。
ご回答ありがとうございます。

洗替してもしなくても、結局期末の為替差損益は相殺されて同じ額になるのだから面倒なだけだろうと思ってました。

できるだけ面倒の無い方法で処理したいので洗い替せずに期末評価のみで対応したいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/12/15 15:11

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