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彼の打ち合いを避けて、徹底的に自分の距離で闘おうとする
姿勢には豪快さが感じられない為、観ている側としては
「つまらない」という声が多くて、少なくとも私の
知る限りでは彼を応援している人は聞いたことが無いのです。
先日も彼は4回めのGP王者になりましたが、
テレビを観ているとキャスターによるバダ・ハリの声援が目立ち
(本来キャスターというものは応援する際は平等でなくては
ならないはずなので、この一方的な声援はどうかと思うのですが)
シュルトを評価するような言葉はあまりなかったと記憶してます。

ただ、面白いとか面白くないかはさておいて、
私の考えとしては格闘技というものは、「いかにして自分は
傷つかずに相手に勝つか?」というのがテーマだと思ってます。
それを考えた場合、シュルトの徹底的にジャブと前蹴りで
距離を取る姿勢は、極めて実戦的だと言えます。
逆に、無理に接近戦で打ち合おうとすると手足が長いぶんだけ
パンチの回転のスピードに欠けますから、一気に彼は不利に
なり負ける危険性が高くなります。
もし私がシュルトの立場でしたら前者のファイトスタイルを
選びますね。
無理に打ち合いをして万が一ダメージを残すようなことがあったら
今後の格闘家人生に支障をきたしますから。

K1の楽しみは豪快なKOであると言う人は多いと思います。
それは否定しません。ですが、打ち合いをするだけが
ファイトではありません。シュルトのように自分の長所を
活かした実戦的なファイトも個性として認めてくれる人が
もう少しいても良いのではないか?と思ってます。
もちろんK1も人気商売ですから、マニア向けだけでは
やっていけないことは承知してますが、
強いのに応援が少ないのは気の毒ですね。
(母国では子供達から好かれる好漢ですから)

私が申し上げたいことは以上ですが、皆さんはどう思いますか?
ご意見をお待ちしております。

A 回答 (5件)

やはり一番の理由はあの大きさでしょう。


大きければかならずしも有利とは言えませんが、今回の大会でもバンナやレミーが明らかに上向きにパンチを打たないと顔面に当たらなかったり、逆にシュルトからは膝が余裕で顔面近くまで届いたり、ミドルキックのはずなのに膝が腹に決まるというのはやはり異常です。
無差別級とはいえ、ここまで体格差があるとやはり応援が少なくなるのも当然でしょう。

あとは強すぎることでしょうか。
K1GPは1DAYでやることもあって、波乱の要素を大きく含みます。
それを期待している人達にとっては、あの安定感はつまらないと感じてしまうのもあると思います。

セーム・シュルトは近年のK1選手の中でも間違いなく1番強く、かつ安定している選手です。しかし、強い選手が必ずしも人気があるわけではないというのは格闘技に限らずよくあることです。格闘技を1スポーツとして見て凄い選手だと感じるのか、1エンターテイメントとして見て面白い選手だと感じるのかは人それぞれですから仕方ありません。

>セーム・シュルトは認められない王者なのでしょうか?
認められています。
誰が何を言おうとルール上は彼が4回もチャンピオンに君臨した事実は変えようがありません。
世間の100%の人が認めていなくても、チャンピオンです。

ちなみに私自身はセーム・シュルトのことは好きではありません。
やはりあの大きさは好きになれませんね。
ボブサップも嫌いでしたね。
やはり無差別級とはいえ限度があります。
ただ、決勝戦に限ってはシュルトを応援していました。
シュルト以上にバダハリは嫌いなんですよ。
去年の決勝でのあの行為は一生許せません。
とっとと格闘技界から消えて欲しいです。

>テレビを観ているとキャスターによるバダ・ハリの声援が目立ち
>(本来キャスターというものは応援する際は平等でなくては
>ならないはずなので、この一方的な声援はどうかと思うのですが)
>シュルトを評価するような言葉はあまりなかったと記憶してます。
まあ、あのキャスター陣に常識を求める方が無理というものです。
試合中にワーワーキャーキャーうるさいだけですからね。
ただ、それでもせめてアナウンサーは常識的な対処をしてほしかったですけどね。
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あくまでも個人的な感覚ですが、どうもシュルトは戦い方が美しくないと感じてしまいます。

他の回答者さんも書いていますが、面白みがない。K1目線での技術を見たら、決してうまくないので、勝つために大きな体を利用しているだけに見えちゃいます。実際にボクシングをやっている方の話しを聞くと、体重が一キロ違うだけで軽量級だとパンチ力が倍位になるらしく、それを考えるとやはり無差別級の体格は有利。そういう意味で、チェ・ホンマンも格闘家としては面白く無いです(人間的には面白いので好きです)。私自身も格闘技の経験ありですが、体重(体格)というのは、絶対的に有利な条件になります。

また体格の割に、意外に打たれ弱いのも事実、いつぞやのGPでも、遥かに軽量の選手のパンチで崩れたりする。まあ、それが分かっているから今のファイトスタイルを作ったのでしょうね。数年前のシュルトは、もっと攻めるファイトスタイルでしたが、逆にやられてしまう場面が多かったです。

確かにチャンピオン4回は間違いのない事実ですが、これはホーストの4回とは全く内容が違うと思います。

昔、ボブ・サップとシリル・アビディが試合をした時ですが、打撃のうまくないサップのパンチはアビディに全くダメージを与えていなくても、圧倒的な重さで、アビディが倒れてします。結局、ラウンド内の2ダウンでアビディのKO負け。はっきり言って面白くないです。

やはり前代のファイター達の方が、技術的に面白かった(美しかった)です。ホースト、フグ、アーツ、ベルナルド、みんな個性的な選手でしたね。最近の選手では、バダ・ハリ、ボンヤスキー、オーフレイムが、見てて綺麗だと思いますね。
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この回答へのお礼

皆さんご回答ありがとうございました

お礼日時:2009/12/14 15:19

上手いタイプの選手は、派手な打ち合いを望む層からは好まれないかもしれませんね。


素人と玄人では着眼点や期待していることに大きな隔たりがありますから、仕方のないことです。

それはK-1に限らず総合でもボクシングでもそうです。
スポーツの垣根を越えて言えば野球だって同じようなことが言えます。
素人ほど投手戦より大味な乱打戦を好む。
特に現地観戦なら尚更。
格闘技ならリングサイド、野球ならネット裏、余程近いポジションに居ないと細かいことは解りません。
防御テクニックに感動するより、打ち合いを見る方が解りやすい。
プロのスポーツを見る爽快感は、ストレス発散・代償行為である部分が大きいですから、チマチマしたものでは物足りないという気持ち自体は理解できます。
体が大きいのは大きなメリットですが、それだけ負担も大きいし、近距離での攻防にはむしろ技術が必要だったりする訳で。
そのあたりもある程度の見る目や知識がないと解らないことです。

また、強すぎる安定感のある選手より、番狂わせを起こす不安定な選手の方が人気は出やすいこともあります。
そういう意味ではホーストやレミーは人気が出にくく、バンナやハリのようなタイプの方が人気が出やすかったりする訳です。
爽快感もそうでしょうし、バカな子ほど可愛いとか、判官贔屓なんかもあるのでしょうね。

K-1GP優勝者に安定感タイプが多いのは、1DAYトーナメントであることが大きい。
1DAYこそがK-1ならではという味方がある反面、しょっぱい試合が増える、ファンが喜ぶ王者は生まれにくいという側面はあるかもしれませんね。
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 ご尤も。

日本のボクシング界もかつては ノーガードで打ち合う
ファイトが好まれ、白井義男のような 徹底したガードとフットワークは
なかなか評価されなかったと言われています。
 ただ、K1はテレビに特化した興行ですよね。膠着した判定より、派手なKO劇の方が好まれます。ダメージと格闘家人生の短縮は 高額なギャラと相殺でしょう。
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K-1は無差別級なので体格差による優劣を論じるのはおかしいですが、シュルトは規格外と言えます。

勿論、あれだけ大きくて動けるというのは凄い事ですが、もし同じ体格だったらと考えれば、身体能力・技術等は他選手の方が優れていると感じます。

シュルトの存在は、K-1 MAXに武蔵選手が入っているようなもので、技術だけではカバーできない程の体格差ゆえに、好感が持てないと思われます。

他の選手なら、牽制に出した前蹴りやジャブですら、相手に取っては致命傷になりかねない威力があります。今年のGP決勝ではガムシャラに突っ込んでいくバダ・ハリを応援したくなるのは致し方無い事でしょう。
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