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首相公選制についてどう思いますか?

首相公選制はたぶん直接民主制になると思うのですが、みんなに分かるように訴えるとなると、レベルの低い政策説明に終始すると思うのです。

外交や軍事について訴えられて、理解できる有権者の数は、たぶん少ないんじゃないでしょうか?

マスコミやテレビを通じて行われると、色メガネが掛かって偏向報道になる可能性も十分ありえます。

実行されるなら、まずい制度だなあと思うのですが、首相公選制について反対の方、賛成の方はその理由も教えてください。あるいは、首相公選制にするなら、こんな工夫をするといいぞ、というアイデアでもかまいません。

A 回答 (5件)

アイデアとしてはおもしろいけど、アメリカみたいに大統領と議会は大人の関係になるようになってないと意味ない、と言うかむちゃくちゃになるでしょう。


タモリ首相とか、タケシ首相とか。ま、行政トップと言うことだからね。
三権分立がちゃんと機能すればいいわけで。
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この回答へのお礼

う、ないと言い切れないのが怖いです。でも、投票率は上がるかもしれませんね。

お礼日時:2009/12/20 02:18

> 首相公選制についてどう思いますか?


制度設計にもよるでしょうが、首相公選制で私が問題だと思うのは、フランスのコアビタシオンの様に首相の支持政党と議会で多数を占める政党が同じでない場合、政治が機能不全に陥る可能性があることです。
又、戦前の超然内閣を彷彿させる所も嫌なところです。

地方自治体に、ミニモデルがありますよね。大阪、宮崎とかを見れば、ああいう事が現実になって来ます。良く政治は、政党ではなくて人であると言われますが、そんな数分間、演説を聞いただけで、神様でないのだから、人間性を判断出来るわけがない。

その政党がどういう性格でどういう法案に賛成しているか、反対しているか、支持層は、どこか、議会でどういう質問をしているか、良い議員がいるかで大体、私は投票の判断をします。

そうして選ばれた議員が首相を選択する。それは、私達より身近な人間が選択しています。又、今回の選挙の様に党首が政権交代を訴えて選挙になれば、首相になるのは、その政党の党首なのだから、ほぼ首相公選制に近いことが実現出来ています。

つまり現在の議院内閣制でも、民意->政権党->内閣の流れがあれば、米国の大統領制よりも内閣に行政権、立法権が集中する現在の制度の方が、大胆に政策を実施出来るはずです。
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この回答へのお礼

おっしゃるとおりです。頭脳と手足が行動を一にしないと機能不全になりますよね。
演説によって投票先を判断するのは難しいとはご指摘の通りですが、国会答弁を見ていても、話し方がうまくないと支持する気もうせてしまうので、議論のうまさとかは重要なファクターだと思いました。
ご回答に感謝いたします。

お礼日時:2009/12/20 02:42

大統領制にすればいいと思うよ。



そうじゃないかぎり無理。
特に日本の政党みたいに党議拘束が強いとなおさら。
多数派政党から輩出されるから議会がスムーズにいくのであってそうじゃないとうまくいかなくなる。
ただアメリカみたいに大人な議員が多々いるならうまく行くでしょうね。
工夫というか最初に書いたとおり大統領制か地方自治みたいにすればいいと思う。
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この回答へのお礼

大人な議員…うらやましいです。現政党は多数派のはずですが、うまくいっているようには見えませんね。かといって、国会答弁で追求する方も、ぬるいというか、昔日の面影がないというか。まあ、大物政治家が多数落選したのでしょうがないといえば、しょうがないのですが。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/12/20 02:47

 自民党・民主党の二大政党が他の政党を圧する現在、衆議院選挙の勝者の党首が首相になることはほぼ確定的であり、現在でも首相公選制は事実上成立していると考えます。

現行憲法でも首相に与えられている権力を考えると、首相公選制をあえて導入する必然性は感じません。

 もし導入するなら、首相選挙と衆議院選挙が必ず同一日になるようにすべきでしょう。首相と衆議院多数派の属する政党が違っていると、それだけで政治がストップします。同日の場合、両方が同一政党出身者を選ぶ可能性が高いと考えられます。
 もっとも、おそらく国会は少数政党が力を持つようになり、現在の民主党のような巨大勢力は成立しずらいと思います。首相公選制を実際に導入したイスラエルのように。
 それをさける手段の一つは、現在のイタリアの選挙制度です(参考URLの「選挙」を参照)。もっとも、同国の制度でも多党化を阻止できてはいないようですね。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BF% …
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この回答へのお礼

たしかに、「事実上」の首相公選制は成立しているともいえでしょうね。わたしも、導入までしなくていいという考えです。少数政党にキャスティングボードを握られて、右往左往という状態は麻痺そのものなので、導入するなら、首相選挙と衆議院選挙が必ず同一日になるように…というくだりにも膝を打った次第です。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/12/20 02:54

日本での過去のこの種の論議は十分に論理的でないものが多いのではないかという感じがします。

首相公選制や大統領制を主張する場合、現状に不満があるはずですが、どこに不満があるのか、日本の政治をどうしたいのかということ、つまりまず制度改革の目的をはっきりさせるべきでしょう。

首相公選制の目的として考えられるものの1つは、首相の権力ないしリーダーシップの強化で、これについて書きます。もし今の首相の権力ないしリーダーシップが弱いのならその原因を探さなければなりません。まず思いつくのは、鳩山内閣のように連立政権になることです。その主たる原因は、二院制をとっている上、参議院は半数改選なので1つの党が過半数を取ることが90年代以後非常に難しくなっていることです。これは、首相公選制とは一応無関係です。もう1つは、自民党や民主党といった大政党は原則として党首に大きな力を与えなかったということです。小選挙区制導入後に、特に小泉内閣において、党首や幹事長の権力がある程度強まったのは事実ですが(これは小選挙区制導入時に意図されていましたし、事前に合理的に予測可能なことでした)、最近の幾人かの首相はかなり無力です。これは、政党内のインフォーマルな文化に依存するものであって、首相公選制というフォーマルな部分の改変がそれを改善できるという見込みは(首相公選制という制度の細部をどう構想するかによって変わるでしょうが)基本的にありません。

要するに、制度を変える場合、それによってどこが変わるか、どこが変わらないかを予め大まかに見極めた上で、その制度改革案を評価すべきなのですが、一般に、日本の政治改革論議は、そういう分析なしに、制度の変更に過大な期待を持つ傾向があります。

また、既にご指摘があるように、首相公選制になると、首相と議会の多数派の政党が一致しなくなることがありますが、その場合にどうするかということが問題になります。例えば、アメリカのように議員が政党単位でなく個人で法案への態度を決めるというのが1つの方法です(但し、この場合消費税導入のような嫌われる政策は実現しにくくなるかもしれません)。ただ、日本の政治は、与党と野党、政治家と選挙民が親子関係になる傾向が強いのですが、昔から指摘されているのは、地方議会では、議員が行政に色々なものをねだる子供(あるいはお客)のような存在で、国政における与党ほどには、政治に対する責任を持たないということです。

個人的には首相公選制をあまり支持しませんが、どちらかと言うと、上で述べたように、この制度自体よりその議論に問題が多いという風に感じます。
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この回答へのお礼

制度が変われば世の中よくなる! というわけにはいきませんよね。メリット・デメリットを考えて、短所があるなら、どうそれをカバーしていくかということにも議論しなければならないと。まだまだ議論が不十分であると納得しました。

お礼日時:2009/12/21 14:26

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