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こんにちは。
色々と調べた結果、自分の中では
「電子なだれ」は電場で加速された電子が他の分子にぶつかってどんどん電子が増えてゆく現象。
「α作用」は電場で加速された電子が他の分子にぶつかってどんどん電子が増えて放電が継続する現象。
という解釈をしています。で、質問は2つあります。
(1)「電子なだれ」と「α作用」の違いは放電してるかどうかという事なのでしょうか?
(2)電子なだれが起こっている時に放電は生じないのでしょうか?どっちの現象も電子が分子にぶつかって電離が起こっている気がするのですが、、、。

宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

「α作用」についてのご解釈が違っているようですので、(1)(2)を含めて全般的に回答します。



電子が分子と衝突して新たな電子が発生することが「α作用」です。衝突の回数は関係ありません。電場が弱ければ、発生した電子が十分なエネルギーを持たずに次のα作用が起きないため、α作用が即放電ということではありません。

電場が強く、発生した電子も十分なエネルギーを持っていれば、さらにα作用が繰り返され、どんどん電子が増えていく状態になります。これが「電子なだれ」です。

「電子なだれ」で発生した電子は陽極へと向かいますので、放電が継続するには陰極を出発する電子が必要になります。電子とともに発生したイオンは陰極と衝突して電子を生み出す(γ作用)ので、「電子なだれ」だけでも放電に至ると考えることもできますが、通常の気体放電では、電子なだれの組み合わせによるストリーマと呼ばれる状態が発生して放電へと至ります。

こちらのページに詳しく書かれています。http://jasosx.ils.uec.ac.jp/JSPF/JSPF_TEXT/jspf1 …

ご参考までに。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
とても分かりやすい解説でした。
紹介していただいたURL先の内容もとても分かりやすかったのでためになりました。

お礼日時:2010/01/02 19:48

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