プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

家の中の湿度のバランスを保つ事に困っています。自宅はアパートなのですが、玄関とサロン、寝室(キッチンは1畳くらいのドア付きのものです)で分かれてまして、暖房器具は6畳用の石油ファンヒーターのみです。殆ど6畳のサロンにいるのでヒーターをそこに置いているのですが、サロンの湿度が40%くらいで、適度な湿度の50~60%にするために電気湯沸かし器の蓋を開けて沸騰させて50%まで上げるのですが、30分もしないでまた40%へ下がってしまいます。問題なのは寝室の湿度は70%でいつも窓は水を霧吹きでかけているくらい滴っている状態。キッチンや廊下の窓も同じくです。壁も触ると濡れていて、布団もなんとなく濡れているのです。一度ヒーターを寝室に入れて、サロンとの間のドアを開けっ放しにしてみたのですが、サロンの湿度は変わらず。しかもドアを開けると寒くて寒くてサロンが全然暖まりませんでした。今はサロンの乾燥がとても気になるので、お湯を沸騰させて湿度を上げているのですが、その水分は全て寝室などにいっているんじゃないかと心配です。
物理的にどうしてそうなるのか分からないのです。ただ一つ、寝ている間はヒーターを消しているのですが、朝起きた時だけはサロンの湿度はいい感じです。(寒いですが)サロンを暖めるとサロンの水分は他の寒い部屋へ流れ込むのでしょうか。もしそうならば、どうしたらいいのでしょうか。。30分に一度水を300ccくらい沸騰し続けることは出来るのですが、その水分がすべて寝室へ行くとなると、寝室のすべてがカビていくと思います。どうしたらいいのでしょうか。お知恵をください。

A 回答 (3件)

根本的な原因をお考えになられてみてはいかがですか。



湿度の高低差の原因としては、
日照、壁温、部屋の構造、室内に置いている物、生活スタイル等、多くの問題があると思います。
それを考慮されずに、湿度を統一するのはとても難しい事でしょう。

6畳の部屋で、濡れたバスタオルを5分程度ブンブン振り回すだけで、湿度を5%~10%以上、上げる事は簡単です。
バスタオルでなくても、加湿用のタペストリーや置物等は販売されています。

一般の部屋での加湿であれば、洗濯物でも干しておけば随分違います。

湿度の低い場所に加湿器を用いて、湿度の高い場所にはそれなりの高くなる理由があるのですから除湿機を用いるか、湿度が部屋間で移動しないよう隙間を無くすなどすれば良いでしょう。

それでも、例えば日照の無い部屋とある部屋を同じ湿度にするのは難しいでしょう。

私なら一番簡単な方法をとります。全ての部屋に高性能なエアコンをつけて、湿度と温度を設定して運転させれば良いだけで、手間も気づかいも必要ありませんね。
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まず仕組みを軽く説明します。


空気というのは空気中に水蒸気を確保する事が出来ますが
その空気中に取り込める水蒸気 ※飽和水蒸気量 には法則があり
温度の低い空気には少量しか含めなく、温度の高い空気には大量の水蒸気が含める、という法則があります。
※その為、冬場の屋外の冷たい空気は雨の日でも乾燥しているのです。

そして、温度の高い空気には多くの水蒸気量を取り込めるのですが
その多くの水蒸気を含んだ空気が冷やされると
飽和水蒸気量の限界が起こり、空気中に確保出来なくなった水分が
空気中に留められなくなる為、壁や窓などの冷たい部分で水滴として現れて来るのです。

したがって、結露を無くすには空気の温度低下を起こさない事が重要で
どんな事をしても急激な温度低下を起こせば必ず結露は起こってしまいます。

質問者の場合は一部屋だけ温度と湿度を上げている状態なので
その空気が隣室の冷たい部屋に流れ込めば
急に冷やされた空気の空気中水蒸気が飽和状態となり
空気中に留められなくなった水蒸気が結露として表面化してしまっているのです。

また、湿度に関しても少し誤解があるようで
湿度=空気中の水分量、と思っていませんか?
私達が一般的に湿度と言っているのは相対湿度の事であり
これは大気中の水蒸気量を、そのときの気温で含みうる最大の水蒸気量、
すなわち飽和水蒸気量で割り、それに100を掛けてパーセント(%)で表したものを相対湿度と言い、私達が一般的に湿度として使います。

逆に、空気中に含まれている水蒸気の量を、たとえば1立方メートル中何グラムなどと表す事を ※絶対湿度 と言って表現します。
よって、空気中の水蒸気量を表す絶対湿度と
私達が一般的に使う相対湿度では意味が少し違うのです。

つまり、私達が一般的に使う相対湿度=湿度というのは
単純な空気中の水分量ではなく、その時の気温から想定できる飽和水蒸気量に対して
何%に値するかという表記なので空気中の水分量(絶対湿度)とは違います。

質問者の疑問とされる、暖房している部屋の湿度が40~50%なのに対し
冷たい寝室の部屋は70%になるというのは
簡単に言うと、暖房している部屋は空気温度が上がる為
空気中の飽和水蒸気量も上がって行き、結果として相対湿度の計算が変わり、部屋の温度が上がると逆に湿度が下がるという結果になります。

逆に冷たい寝室の湿度が70%というのは
部屋の温度が低く、空気中に含まれる飽和水蒸気量が少ないという
状況下で計算された相対湿度になるので
隣室(サロン)と同じ空気中水蒸気量でも気温が違う事で相対湿度としては
70%という高い数値になってしまいます。

なんだか難しい感じになってしまいましたが理解出来たでしょうか?
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この回答へのお礼

ご説明ありがとうございます。なんとなく分かりました。要はサロンもキッチンも寝室もみんな同じ温度であればいいのですよね?しかしヒーターが一つで引っ越し予定もあるので買い足すわけにもいかず。。なんとか今あるもので改善したいのですが、何か解決策はないでしょうかね。。サロンを密閉に近い状態にすればなんとか湿度は保てるのでしょうかね。。でも酸欠にもなりますよね。。困った。。 ありがとうございました

お礼日時:2010/01/05 09:28

難しい理屈は抜きにしますが、夏場に冷たい水をグラスに注ぐと、グラスの周りに結露が生じますよね。

それと同じことがあなたのお家でおきているわけです。同じ空気でも冷えれば湿度はあがり、結露になります。逆の言い方をすれば同じ空気でも温めれば湿度は下がります。

結論としては、断熱性がそれほど高いわけではないのに気密性だけが高いアパートで、湿度を上げることに執着するとろくなことはないです。どうしてもというならマスクでもしてすごしているほうがいいですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2010/01/07 06:16

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