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銀行が買う国債について質問です。

先日、銀行が購入した国債が111兆円に上ったという記事を見かけました。

素朴な疑問なのですが、銀行はそんなに投資をしたらお金が無くならないのでしょうか?
たとえば、私が明日銀行に行って100万円を下ろそうとしたら「国債買いすぎてお金無いです」なんて事にならないのでしょうか?

私のイメージでは、10年とかの国債を買ったら、10年間はそのお金は他に使えないですよね?その間に急にお金が必要になったらどうやって調達するのでしょうか?

飲み屋で友達と話してて不思議に思った次第です。

A 回答 (3件)

 話は逆です。

過剰な預金を抱えた銀行が運用先に困って国債を買っているというのが現実です。銀行が資金不足になれば国債を市場で売却すればいいだけです。国債は株式と同じようにいつでも売却できます。郵便貯金やセブン銀行などは、国債が償還されるまで所有する予定のようです。

 このような状況になったのはバブル崩壊がきっかけです。多くの企業が、土地の値段が下がって担保割れになって、一斉に借金返済に走りお金を借りる企業が減ってしまいました。この状況は現在でも続いています。
 中小企業に対する貸し渋りなどは件数としては多いかも知れませんが、金額的には全部足しても大きな金額にはなりません。大きな投資、すなわち製鉄所を作るとか工場を作るとかの投資が減ったのが大きいです。

 もし、国全体で資金が不足すれば金利は上がるでしょう。現在、日本の長期金利は1~2%で低いままです。資金過剰な状態はこれからも当分続くでしょう。
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この回答へのお礼

投資が少ないのは、貸し渋りというわけではなかったのですか!?
頭にビビンときました。ちょっと調べてみます。
・・・でも多分、すぐに質問しちゃうんだろうなぁ。

びっくりしました。テレビの印象と全然違うんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/01/08 01:34

銀行の預金残高は111兆よりはるかに大きい。



預金総額は573兆円。これでも2年ほど前と比べて40兆円くらい増えている。

国民がどんどん銀行にお金を預けるせいで、銀行には預金が集まりすぎて困っている。しかし、貸出先が無い。仕方ないから国債を買っている。
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この回答へのお礼

具体的な数字は強いですね。
少し検索してみたのですが、金額が大きすぎて、遠い国の話のようです。

ただ、貸出先が無いというのは、具体的にどういう事なのでしょう?
もう少し調べて、また質問してみます。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/01/08 01:32

簡単にいうと、


・支払準備金といって銀行はある程度引き落としに対応できるお金を持っている。
・国債の取引はできる。(将来価値より低い価格を付ければ売れる。)
・至急必要になれば、他金融機関から借りてくる。
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この回答へのお礼

おお!解りやすいです!
こういうの、「三行でOK」とか言うんですよね?
ありがとうございました!

お礼日時:2010/01/08 01:30

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