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競合企業や取引先企業の損益分岐点を算出したいのですが、
企業全般でなく、特定の事業セグメントについて行いたいです。
それにあたり、
○固定費と変動費の特定(推察)が必要になるかと思いますが、どのような方法を取ればよろしいでしょうか?

有価証券報告書では、セグメント情報としてその事業の「売上高」、「営業費用」、「資本的支出」、「営業利益」あたりまでは開示されていることを見受けます。
・資本的支出は固定費と考えて良いものなのでしょうか?
・営業費用の中には、売上原価や販管費が含まれると思われますが、
これらの中で「変動費」と「固定費」を算出する方法はございますでしょうか?
・もしくは、全社の財務諸表を見て、それらから特定の事業セグメントの固定費や変動費を案分するといった方法はありますでしょうか?
・案分する場合は、売上をベースにしたらよいのでしょうか?それとも
営業利益をベースに考えたら良いのでしょうか?

質問項目が多そうですが、一番上の「特定事業セグメントにおける変動費と固定費の特定」のやり方をご教授いただきたいです。

お忙しいところ誠に恐縮ではございますが、よろしくお願いいたします。仕事で考えなければならず、少々急ぎで困っています。。。。

A 回答 (1件)

個別の費用を変動費と固定費に分解するには企業内部の詳しい情報が必要です。



例えば、従業員の給与は、基本給は固定費ですが、残業をしてたくさん売った場合の残業手当は変動費になります。また、パートを雇って販売をするとこれも変動費になります。競合企業のこういった情報は入手不可能です。

そこで、個別の費用を分解することは断念して、2年分の損益計算書を使って、費用全体を変動費と固定費に分けます。

Yを総費用
Xを売上高
aを変動費率
bを固定費

とすると、変動費は aX となりますから、総費用Yは

Y=aX+b

となります。

Y=総費用=売上高ー営業利益

ですから、開示されている情報からXとYが得られます。
2年分の数値を使って連立方程式を作りこれを解くことで、変動費率 a と固定費 b を求めることができます。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり誠に申し訳ございません。大変分かりやすく、実践的に使えそうなので本当に助かります。誠にありがとうございました。

お礼日時:2010/02/23 22:13

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